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レッサーパンダの赤ちゃんの死亡について

ページ番号169203

2014年6月29日

お知らせ

平成26年6月27日

文化市民局動物園総務課(TEL:771-0210)

レッサーパンダの赤ちゃんの死亡について

 京都市動物園で平成26年6月24日(火曜日)に誕生したレッサーパンダ「コト」が出産した赤ちゃん1頭が,6月27日に死亡したことを確認しましたのでお知らせします。

 なお,平成26年6月19日(木曜日)に別個体「ジャスミン」が出産したレッサーパンダの赤ちゃん2頭については,順調に成育しています。

1 死亡した個体について

 ⑴ 性別及び数  メス 1頭

 ⑵ 死亡年月日  平成26年6月27日(金曜) 午後0時40分ごろ

 ⑶ 死   因  衰弱

 ⑷ 出生年月日  平成26年6月24日(火曜) 

 ※ 出生した2頭のうち1頭については当日に死亡を確認

 ⑸ その他  父親「ウーロン」平成23年6月5日生

          母親「コト」平成21年7月9日生

2 経過

6月27日(金曜) 午前8時     授乳の様子と赤ちゃんの泣き声を確認。

            午前11時    赤ちゃんの泣き声を確認できず。

            午後0時20分  赤ちゃんの動きが見られなくなったため取りあげたところ,

                     心停止しており蘇生処置を行う。

            午後0時40分  死亡を確認。

(参考)レッサーパンダ(食肉目アライグマ科 英名:Lesser Panda 学名:Ailurus fulgens )

 中国南部からヒマラヤ・ミャンマー北部の標高1,000~3,500mの森林や竹林に生息しています。主食は竹の葉やタケノコで,ごくわずかですが果実・小動物・鳥の卵なども食べます。木登りが得意で樹上でよく昼寝をしています。

 レッサーパンダは公益社団法人日本動物園水族館協会に加盟している施設において,平成25年12月31日現在,53施設で265頭が飼育されています。

 また,レッサーパンダは生息地により,中国系とヒマラヤ系の2亜種に分類され,当園を含め,52施設で240頭の中国系の亜種シセンレッサーパンダ(Ailurus fulgens styani)が飼育されています。

 また,国際自然保護連合(IUCN)におけるレッドリストで危急種(Vulnerable species)に指定されています。

お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室動物園

電話:075-771-0210

ファックス:075-752-1974

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