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人権情報誌「あい・ゆーKYOTO」52号と企業向け人権情報誌「ベーシック」64号の合併号(HTML版)

ページ番号164864

2014年4月17日

人権情報誌「あい・ゆーきょうと」52号と企業向け人権情報誌「ベーシック」64号の合併号

わたしとあなた…。それぞれが「愛」と「優」の心をいつも大切に。おたがいを認め,支え合うまち・京都を。

輝きピープル  第69代横綱 白鵬 翔さん

様々な努力がかみ合ったとき運は開ける

 大相撲の幕内優勝28回を数える第69代横綱の白鵬翔さん。15歳でモンゴルから日本に来られて13年がたちますが,この間,厳しい稽古に加え,言葉や習慣が異なる国で生活していくために努力を重ねてこられました。文化の違いを乗り越えて横綱として活躍されるまでの経験などを伺いました。

 初めは軽い気持ちで来日

 15歳の時に初めて日本に来ました。父がモンゴル相撲の横綱だったこともあって,知人から息子を日本へ相撲研修に行かせないかという話があったのです。モンゴル出身の旭鷲山関らが活躍している姿を中継放送で見ていましたから大相撲に興味はあったのですが,長年やっていたスポーツはバスケット。即座に「行きたい」と答えたものの,日本を見てみたいという軽い気持ちが先立っていただけで,2箇月間の研修が終われば帰国するつもりでした。

 ところが,帰国前日の送別パーティーの最中に,旭鷲山関のお父さんから,宮城野部屋から誘いの声が掛かっていると知らされました。モンゴルから一緒に来た7人の研修生のうち何人かは既に部屋入りしていたのですが,自分には声が掛からなかったのでこのまま帰国するつもりでしたが,それでは大横綱と言われた父の名に傷を付けることになるとの気持ちがあったのかもしれません。帰国を急きょ取りやめ,翌日東京の宮城野部屋に向かいました。

 

 父のような横綱目指す

 

 最初の頃は,先輩に相撲の相手をしてもらったらいつも跳ね飛ばされていました。「道を間違ったかなあ」と思いましたが,相撲史上,親子で横綱になったケースはないことを知り,自分も父と同様に横綱になろうという夢に賭けることにしました。

 そう決意したものの言葉が分からないし,習慣も違う。稽古が終わった後で先輩たちが話していることが理解できず,一人でポツンといることが多かったです。敬語も使えず親方や先輩に怒られる。幸い食べ物は刺し身以外,大丈夫でしたけれどね。一人になるのは本当に寂しく孤独でした。ホームシックになり,夜になるとモンゴルに通じている空を見上げていました。

 でも,私は恵まれていたと思います。同じ部屋にモンゴル出身で2歳年上の龍皇さんがいて,何でも相談できました。それに親方やおかみさん,先輩たちもよくしてくれました。日本語が分からないと話にならないので先輩からもらった夏川りみさんのCD「涙そうそう」の歌詞を全部見よう見まねで書き写して,分からない漢字は意味を教えてもらいながら勉強しました。そのうち番付表も読めるようになりましたし,親方や先輩たちともコミュニケーションが取れるようになりました。

 稽古は厳しかったです。十両に昇進し関取になるまでに3年掛かりましたが,この3年間は自分にとって深く濃い,涙と血と汗を流し続けた時期でした。この頃は1日に3回は泣いていました。ぶつかり稽古で先輩にいつも押し切られ,くやしくて苦しくて涙が出る。稽古が終わって先輩に「大変だろうけど,お前のためなんだからな」とポンと肩をたたかれると,うれしくて泣いてしまう。夜,布団の中に入って明日またしんどい稽古が始まるのかと思うと,また涙がこぼれるのです。

 

 土俵以外の場でも活動

 

 日本に来るまでは両親と一緒に寝ていたような少年が,ここまで成長できたのは「心・技・体」を重んじる相撲道のおかげです。特に大事なのが「心」です。心は「運」に通じています。運は努力した人間にしかやってこない。しかも1つの努力では駄目です。色々な努力を重ねてこそ人は頂点に立てる。様々な努力がかみ合ったとき大きな流れとなって自分自身を大きくし,自分で運を切り開くことができるようになると信じています。ですから私は土俵に立つために稽古を積むことはもちろんですが,「白鵬杯」を設けて各国の子どもたちに相撲の素晴らしさを教える活動を広げたり,福祉施設を訪れてお年寄りと交流するなど,土俵以外の場でも様々な取組を広げようと思っています。東日本大震災の日がちょうど私の誕生日だったこともあって,その後被災地を何度も訪問したり,東京や大阪で募金活動を行ったのもその一環です。

 こうした考えの原点の1つには少年時代の大草原での生活があると思います。体が弱かったので,毎年夏休みになると田舎の親戚のところへ1箇月くらい預けられたのですが,ここでは羊の番や水汲みをして,狼の声を聞きながら自然と共に暮らすのです。青い空と大草原の下で多くの命と共に生きるという実感は,今の私の考え方にも色濃く影響していると思っています。ちなみに専門家の話では,草原での生活でヨーグルトのような食事が多かったのも,その後の体作りにプラスになっているそうです。

 

 頑張れば道は開ける

 

 どんな人間も同じ目線で

 

 日本には私と同様に多くの外国人が来て働きながら暮らしています。色々な考え方があると思いますが,結局は自分で道を切り開いていくしかないのではないでしょうか。相撲の世界では真面目に頑張っていれば周りが認めてくれる。だから頑張るしかないのです。

 それから私はどんな人でも同じ目線で見ることを心掛けています。上下はありません。人を立てる。相手に嫌な思いをさせない。それが回り回って私も支えてもらえることにつながると思っているからです。

 ジェット・リーの映画で主人公が闘う前に相手と茶を飲み,茶と武術について語る場面があります。その中で,「茶は茶であればよい。みんな自然の中で育ったものだから優劣は不要です。同様に,あらゆる武術に優劣はありません。競う意味は試合を通じて自分と向き合うことにあるのです。なぜなら,本当の敵は自分自身だからです。」という内容の台詞が出てきます。闘う人間にも技量の差はあるけれども人間としての優劣はないことをこの場面は教えてくれます。勝負も相手がいるからこそ勝つことができるのです。

 私事ですが,結婚していなければこれだけの回数,優勝できなかったと思います。守るものがあるという気持ちがパワーになっているのです。子どもは3人いますが,いずれモンゴルと日本の両方の国を愛するように育ってくれればよいと思っています。

 

 

 

プレゼント サイン入り手形を差し上げます!

 

白鵬さんのサイン入り手形を3名様にプレゼントします。

どしどしご応募ください。

 

応募方法:巻末のハガキに新しい人権情報誌の名称案等を漏れなくご記入のうえ,ご応募ください。

締切り/平成26年6月30日月曜日(当日消印有効)

 

新しい情報誌の名称を募集中!

ご応募お待ちしています!

 

抽選結果の発表は発送をもって代えさせていただきます。

 

プロフィール 

白鵬 翔(はくほう しょう)さん

 本名ムンフバト・ダヴァジャルガル。1985年3月11日モンゴル・ウランバートル市生まれ。父はモンゴル相撲の元横綱。2000年12月宮城野部屋に入門。01年3月場所で初土俵。04年1月場所新十両。同年5月場所で新入幕を果たした。大関に昇進した06年夏場所で初優勝。07年5月第69代横綱になり現在に至る。幕内優勝回数は28回で大鵬,千代の富士に次いで現在歴代3位。うち全勝優勝は10回で歴代1位。連勝記録は双葉山に次ぐ歴代2位の63連勝を持つ。

 

「京都市国際化推進プラン~多文化が息づくまちを目指して~」を改訂しました。

 京都市では,市民や来訪者がより心豊かに暮らせる社会を築き,平和で持続可能な世界の実現に貢献することを目的に,様々な取組を進めてきました。

 平成20年(2008年)12月に策定した「京都市国際化推進プラン~多文化が息づくまちを目指して~」が,平成25年に計画期間(平成20年度~平成29年度)の中間点を迎えたことから,この度,プラン策定後の社会状況の変化等を踏まえ,内容の見直し・充実を図りました。

 今後とも,市民の皆様との共汗の下,互いの個性を尊重しあい,一人一人が大切にされるまちづくりを進めていきますのでご協力をよろしくお願いします。

 

 目標と主な取組

 

世界がときめくまち・京都

世界の人々をひきよせる「おもてなし」のまち・京都の魅力の向上と発信

119番通報時の多言語通訳など,海外からの観光客や外国籍市民などへの安心・安全の確保

海外の研究者や企業人,芸術家などの受け入れ環境の整備

海外市場の需要を踏まえた商品開発,販路開拓の支援

首都圏から世界に向けた京都情報の受発信

 

世界とつながるまち・京都

市民主体の国際交流・国際協力の推進

友好交流都市にちなんだ市内の「ゆかりの名所づくり」

短期留学の受入れなど,留学生誘致の強化

地域交流事業での留学生と市民との交流推進

大学などが開催する海外留学説明会による留学促進

情報発信技術を活用した留学生同士のつながりの構築

 

多文化が息づくまち・京都

外国籍市民をはじめとするすべての人々が暮らしやすく,活躍できるまちづくりの推進

防災・危機管理情報を外国籍市民などに確実に届けるための仕組みづくり

留学生に対する就職支援の充実

外国籍市民などと地域をつなぎ,地域での多文化共生を促進する人材の育成・活用

就学前の多文化共生教育の推進

 

関連推進項目

 

民族や国籍による差別を許さないまちづくり

 特に最近問題となっている「ヘイトスピーチ」や,ウェブサイトでの悪質な表現等については,他の関係機関等と緊密に連携し,適正に対応します。さらに,(公財)京都市国際交流協会をはじめとする関係機関・団体と連携して,外国籍市民等への理解を深めるイベント・講座の実施や,市民しんぶん・ラジオ・情報誌等の広報を活用した人権啓発に関する様々な取組をより一層進めていきます。

 

ヘイトスピーチとは

 ある個人や集団を,人種(民族)・国籍・性といった先天的な属性,あるいは民族的文化などの準先天的な属性,あるいは宗教などのように人格との結び付きが密接な特別の属性で分類し,それを有することを理由に,差別・排除の意図を持って,おとしめたり,暴力や誹謗中傷,差別的行為をあおるような言動のこと。

 

 詳細は,市役所案内所,区役所・支所などで配布の冊子やホームページ(https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000164035.html)で紹介しています。

 

イベント情報

京都市国際交流会館開館25周年記念講演会

大ヒットマンガ「テルマエ・ロマエ」の作者・漫画家ヤマザキマリ氏をパネリストに迎え,外国における多文化共生の現状を紹介します。

講師 ヤマザキマリ(漫画家)ほか

テーマ 異なる文化背景を持つ人々がお互いを尊重しながら暮らす社会の構築について

日時 9月13日 土曜日 13時から15時まで

場所 京都市国際交流会館イベントホール

定員 220名

 

kokoka(ココカ) オープンデイ 2014

内容 世界の料理が味わえる屋台村や,外国の音楽や踊りのステージ,外国の生活や文化を知る企画や,民族衣装を着るコーナーなど

日時 11月3日 月曜日・祝日 10時から16時まで

場所 kokoka京都市国際交流会館

定員 なし

イベントホールでの催し物は定員あり(220名)

一部有料

 

 

イベントの問合せは公益財団法人京都市国際交流協会 電話752ー3511 ファックス752ー3510までお願いします。

 

 

この特集についての問合せ先 京都市総合企画局 国際化推進室 電話222−3072 ファックス222-3055

社会的責任(我ら,企業市民)

京都府警察の場合

 

 

 「男社会」とされてきた警察組織に女性の進出が目立っています。

京都府警察では平成26年3月11日現在,警察官の8・1%が女性で,今後さらに増やしていく方針だそうです。女性の視点を警察業務にいかすことで府民の多様なニーズに応えられるなど組織がしなやかさを増し,府民の生命・財産を守ることに,より貢献できるとしています。職場も女性が働きやすい環境に変わりつつあります。

 京都市上京区の京都府警察本部で人事・服務の責任者である津田隆好警務部長と第一線で働く3人の女性警察官にお話を伺いました。

 

 

京都府警察本部警務部長 津田隆好警視長の話

 

人権意識を高める原動力に

 

 

 今,全国警察においても,女性の力が求められています。京都府警察では警察官6493人(平成26年3月11日)のうち524人が女性です。採用人数も年を追うごとに増え,平成21年度の17人から25年度では49人となりました。警察本部の各部や府内25警察署の全てに女性警察官を配置しています。そのうち85人が係長級である警部補以上です。鉄道警察隊長,生活安全対策課子どもと女性を守る対策室長と生活安全企画課犯罪抑止対策室長の警視も3人います。

 女性警察官を増やす狙いは,優秀な女性をどんどん採用していった方が,男性だけの組織である事に比べ多様性に富んだ,しなやかで強い組織ができるのは自明であるからです。警察への相談の4割は女性です。そして,犯罪被害者の3割,被疑者の2割を女性が占めています。女性警察官の視点と細やかな対応が不可欠なのです。実際に女性警察官は,市民の相談や少年への事情聴取,捜査の協力要請など,地域の人々とのコミュニケーションによく活躍し,それが犯罪抑止や市民の安心安全につながっていると思います。

 かつては志半ばで退職する女性が相当数あったことは事実です。結婚,出産,育児を理由にしたケースが目立っていました。女性警察官は限られた部署しか配置されなかったため,当人たちは能力を十分に発揮できないという意識を持っていたようです。そういう意識を払拭するためにも,男性も女性も意欲的に働き続けることのできる環境に整えることが何より必要でした。産休や育児休業の取得は当然ながら,熱意ある優秀な女性警察官を積極的に幹部に登用。昇任時に必要だった泊まり込みの研修も自宅から通うことを認めるようにし,一度退職しても再び採用できる制度も設けました。ハード面では仮眠室,更衣室,トイレの整備を女性の意見を取り入れて進めています。働きやすい職場環境への取組を総合的かつ着実に進めるための計画も策定し,推進しているところです。

 今後も女性警察官は増やしていきます。警察庁が行った有識者の提言では諸外国の警察機関などを参考に女性警察官の割合は約10%程度が目安としていますが,私個人は優秀な女性がどんどん京都府警察を目指してくれるのであればもっと多くてもよいと思っています。警察は市民の生命・財産を守る,人権を守る組織です。日々の活動はもちろん,職場でも男女の区別なく人権が大切にされなければなりません。女性警察官はその意識を高めていく原動力になると期待しています。

 

 

 

 

 

 

出産・育児を理解する職場

 

 実際に女性警察官は,自身の仕事や職場についてどう思っておられるのでしょうか。

 お聞きしたのは生活安全企画課犯罪抑止対策室長の村上真喜子警視(51),要人警護担当係長(SP)の山本聡美警部補(39),交番勤務の小林加奈子巡査(22)です。

 村上さんが警察官になられたのは33年前。そのころは女性が警察官になること自体,珍しかったのですが,「男性が頑張れる職場なら女性も頑張れる。正しいことを正しいと言える職場だ」とあえて警察官の道を選んだそうです。しかし仕事に就くと,色々と難しい壁にぶつかったようです。今では「すごくやりがいのある職場。努力した分,いずれ実が結ぶ仕事です」と言われます。

 山本さんは父が警察官だったことで,小学生のころから警察官志望。警察官になる時,「男性がする仕事」と実感していた父から考え直したらどうかと言われたそうです。警察に入るとやはり当時は多くがそうだったと。しかし「男性でも女性でも積極的にやればできる」と心に決め,機会あるごとに「やらせてください」と言い続け,希望したSPの仕事に就いておられます。「仕事はそん色なくできているかなあ」と控え目に話されています。

 小林さんは後輩の父が刑事であったことから,その家族と親しくするうちに「警察の仕事は困っている人を助けることができる」と知り,警察官を目指したそうです。それにマラソンで先導する女性の白バイ隊員の姿に憧れたのも動機の一つとか。現場に出てみると,柔らかく話すことでトラブルが収まったり,事情聴取も女性警察官だからこそスムーズにいくケースも。「女性が活躍できる場面は多い」とやりがいを実感しておられます。

 女性が仕事を続けるうえで,かつては大きな壁になった出産と育児。2児の母でもある村上さんと山本さんは,そのときどうだったのでしょうか。

 村上さんは育児休暇制度が導入される前後に2人出産されました。「ありがたかったのは職場の対応でした」。1人目の出産は薬物捜査担当の時。ベテランの係長が「村上君の前ではタバコ吸わんといてや」と言ってくれたり,みんなが協力して仕事をカバーしたりしてくれたそうです。山本さんが出産の時は,仕事と育児の両立のための各種支援制度も導入されていて,職場復帰後も育児時間制度を利用するなどして仕事と育児をこなされました。そして「上司や周りの人が理解してくれる。だからやってこられた」と話されます。かつての男性職場も女性が共に働くことで着実に変わってきているといえそうです。もちろん2人とも警察の仕事を続けていかれます。若い小林さんにとってはこれからの問題ですが,「仕事と家庭は両立していけると思います」ときっぱり。

 先輩の村上さんは後輩達への言葉として「現実に助けがないと仕事はできない。助けが必要なときは助けてと言う。自分に余力のあるときは助ける側に回る。男性も女性も互いに助け合える職場であり続けることが大切。そうでないと府民に優しい組織にはなれないと思う」と実感をこめて話されました。

 

 

事前登録型本人通知制度を開始します!

  平成23年から平成24年にかけて,全国で1万件以上の戸籍謄本等が身元調査の目的で不正に取得される事件が相次いで発覚しました。

 そこで,京都市では,住民票の写しや戸籍謄本等を不正に取得された方に対して通知を行い,適切な対応に努めてきましたが,今回新たに第三者が住民票の写し等を不正に取得することによる個人の権利・利益の侵害を防止し,住民票の写し等が第三者に交付された事実を知る権利を保障することを目的として,平成26年6月2日月曜日から事前登録型本人通知制度を実施します。

 

事前登録型本人通知制度とは

 あらかじめ登録をされた方に対して,その方の住民票の写しや戸籍謄本等を第三者の請求に基づき交付した場合,交付の事実を通知する制度です。登録は無料です。

 第三者からの請求があった場合に交付を拒否したり,交付の可否をご本人に確認する制度ではありません。

 登録の受付は6月2日月曜日から,通知は 証明書交付日から30日を経過する日以降に行います(最短で7月2日から通知します。)。

 登録できる方は,京都市に住民登録がある方又は本籍がある方です。

 登録場所は,区役所・支所の市民窓口課又は出張所です。

 登録の有効期間の定めはなく,登録者本人が死亡,失踪宣告,海外転出するまで継続します。住所異動等で登録内容が変更となる場合は,変更届の提出をお願いします。

 通知の対象となる証明書は,住民票の写し,戸籍謄抄本,戸籍の附票の写し などです。

 通知の対象となる請求は,本人の代理人による請求,本人以外の第三者による請求(個人,法人,特定事務受任者によるもの)です。

 特定事務受任者とは,弁護士,司法書士,土地 家屋調査士,税理士,社会保険労務士,弁理士,海事代理士及び行政書士のことです。

 通知の内容は,交付年月日,交付した証明書の種別及び通数,請求者の区分(本人の代理人による請求,個人の第三者による請求,法人の第三者による請求,特定事務受任者による職務上請求)です。

 通知書には請求者の氏名や住所などの個人 情報は記載されません。

 

 詳細につきましては,地域自治推進室へお問い合わせください。

 問合せ先

 京都市文化市民局地域自治推進室 電話 222―3085 ファックス 213―0321

 

人権に関する市民意識調査の結果がまとまりました!

京都市では,市民の皆さんの人権に関する意識や関心,具体的な施策のニーズ,人権相談の現状などを把握し,今後の施策に反映していくため,人権に関する市民意識調査を昨年11月に実施しました。多数の市民の皆様のご協力ありがとうございました。

 

調査方法

調査対象 京都市内に居住する20歳以上の市民3000人(外国籍市民を含む。)抽出方法 住民基本台帳から無作為抽出(平成25年9月1日現在)

調査方法 郵送法(調査票を郵送し,回答内容を返信してもらう。),無記名

調査期間 平成25年11月1日から11月15日まで 

有効回収 1219件(40・6%)

 

9割近くの人が人権を全ての市民の問題と認識

 

 「人権問題は,一部の人の問題ではなく,全ての市民の問題である」と考える人(87.8%)は9割近くに上りましたが,「数年前と比べて市民の人権への関心は高くなってきている」と感じる人(44.5%)は半数を下回っており,現状では人権が尊重されているという実感は十分とは言えない状況にあります。引き続き,広く市民に関心を持ってもらえるような取組が必要だと考えます。

 

研修会に参加したことがある人は2割程度

 

 「市役所や学校が開催する講演会,研修会」に参加したことがある人(22.1%)は,2割程度にとどまっています。しかし,参加経験のある人は,人権に関する取組について力を入れるべきと感じている人が多くなっていることから,今後とも啓発事業等への参加の機会を提供していくことが必要だと考えます。

 

企業も人権尊重の責任を担っていると考える人が8割を超える

 

 この5年間で人権侵害を受けた経験がある人(10.3%)が1割程度となっており,その内容は,パワハラ,セクハラなど,職場での人権侵害(46.4%)が最も多くなっています。

 また,企業に対して人権尊重の取組(84.6%)や,育児・介護のための労働環境の整備(92.9%)を求める意見の割合が8割以上に上っていることから,企業が人権尊重の視点を大切にし,その社会的責任を果たしていくことが求められていると言えます。

 

人権侵害を受けたときに誰にも相談しなかった人が5割を超える

 

 人権侵害を受けたときに,家族や親戚に相談した人(35.2%)が3割を超える一方で,黙って我慢する(31.2%),自分で対処するなど,誰にも相談しなかった人(22.4%)となっています。また,相談先として,法務局(0.0%)や専門機関(2.4%),人権擁護委員(0.8%)等に相談する人は少なくなっており,これらの機関が十分に活用されるよう,一層の周知を図っていくことが必要だと考えます。

 

何か人権上のことでお困りのことがある場合は,法務局の人権相談 みんなの人権110番まで,お気軽にご相談ください。

電話番号は 0570-003-110です。

 

 詳細については,京都市人権文化推進課のホームページ(https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/soshiki/6-2-3-0-0.html)に掲載しているほか,京都市情報公開コーナー等でも報告書を閲覧できます。

 京都市では,今回の結果を踏まえ,より多くの方が人権について考える機会を設けるとともに,一人一人の人権が尊重されるまちづくりを進めていきますので,今後ともご協力をよろしくお願いします。

 

問合せ先

京都市文化市民局市民生活部人権文化推進課 電話:366-0322 ファックス:366-0139

 

 

イベント情報・お知らせ

参加費は無料です。

各会場などにお越しの際は公共交通機関をご利用ください。

 

講演会

伏見区人権啓発講座

講師 谷口和大(トキワ法律事務所 代表弁護士)

テーマ 「反社会的勢力からの不当要求対策」

日時 5月28日水曜日 14時から16時まで

場所 伏見区総合庁舎 4階大会議室

定員 200名

問合せ 伏見区役所地域力推進室

電話611ー1144 ファックス 611ー0634

 

展示

小・中学生人権作品展

日時 5月1日木曜日から30日金曜日 8時半から17時まで

場所 東山区総合庁舎1階展示ホール

問合せ 東山区役所地域力推進室 

電話561ー9114 ファックス 541ー7755

 

「四字熟語人権マンガ」・「世界人権宣言」パネル展

日時 5月1日木曜日から16日金曜日まで

場所 中京区総合庁舎1階区民ロビー

問合せ 中京区役所地域力推進室 

電話812ー2426 ファックス 841ー8182

 

人権啓発パネル展

日時 5月1日木曜日から30日金曜日まで

場所 伏見区総合庁舎1階ロビー

問合せ 伏見区役所地域力推進室 

電話611ー1144 ファックス 611ー0634

 

憲法月間  人権啓発パネル展

日時 5月1日木曜日から30日金曜日8時半から17時まで

場所 深草総合庁舎1階コミュニティホール

問合せ 深草支所地域力推進室 

電話642ー3203 ファックス 641ー0672

 

人権啓発書道展

日時 5月1日木曜日から30日金曜日まで

場所 醍醐総合庁舎2階ロビー

問合せ 醍醐支所地域力推進室

電話571ー6135 ファックス 571ー2673

 

「四字熟語人権マンガ」パネル展

日時 8月1日金曜日から15日金曜日8時半から21時まで

(土・日曜日は9時から17時まで,最終日は8時半から17時まで)

場所 左京区総合庁舎1階ロビー

問合せ 左京区役所地域力推進室

電話702ー1029 ファックス 702ー1303

 

小・中学生による人権啓発ポスター展

日時 9月6日土曜日から15日月曜日8時から21時まで

(土日祝は8時半から)

場所 サンサ右京(右京区役所)1階 区民ロビー

問合せ 右京区役所地域力推進室 

電話861ー1264 ファックス 871ー0501

 

「犯罪被害者週間」における啓発パネル展

日時 11月25日火曜日から12月1日月曜日まで

場所 京都市役所本庁舎1階正面玄関ほか

問合せ くらし安全推進課 

電話222ー3193 ファックス 213ー5539

 

 

映画上映

上京区憲法月間「映画のつどい」

内容 講演「高齢者,障害者と東日本大震災」

講師 立木 茂雄(同志社大学社会学部教授)

パソコン要約筆記あり

講演は第1部のみ

映画「遺体ー明日への十日間ー」

日本語字幕・音声ガイド(クローズ方式)付き

日時 5月22日木曜日〈開場・上映時刻は予定〉

第1部  14時から(13時半開場) 

第2部  18時半から(18時開場)

場所 同志社大学寒梅館ハーディーホール

定員 各部800名(先着順)

申込み 不要

音声ガイドイヤホンをご用意しています(30台・先着順)。使用を希望される方は,当日スタッフにお申し出ください。

問合せ 上京区役所地域力推進室 

電話441ー5040 ファックス 441ー2895

 

西京区民映画のつどい「最強のふたり」

日時 5月24日土曜日 13時半から15時45分まで(13時開場)

場所 ホテル京都エミナース 明治アニバーサリーホール

定員 約400名

申込多数の際は抽選。参加可能な方には入場券を代表の方に送付

申込み 「京都いつでもコール」(年中無休/8時から21時まで)

電話661ー3755 ファックス 661ー5855又は「京都いつでもコール」のホームページ「申込受付中のイベント」から。

日本語字幕,音声ガイド付き

視覚・聴覚障害者,車椅子専用スペースご利用の方は,申込時にお申し出ください。

問合せ 洛西支所地域力推進室 

電話332ー9318 ファックス 332ー8187

 

 

講座開催のご案内

京都市主催 平成26年度 企業向け人権啓発講座 第1回から第5回までの情報です。

参加費無料は無料です。

各会場などにお越しの際は公共の交通機関をご利用ください。

 

第1回 講演

企業と人権 から同和問題を改めて考える,いま大切なことから

日時 平成26年5月27日火曜日 14時半から16時半まで

場所 京都平安ホテル白河の間(2階)(上京区烏丸通上長者町上ル)

講師 馬場 周一郎(西日本新聞企画委員)

定員 100名(先着順)

申込期間:平成26年4月17日木曜日から平成26年5月20日火曜日まで

(中小企業庁委託事業)

 

第2回 講演

インターネット社会における企業と人権【アンコール講座】

  昨年度多くの方々から強い再講演の要望を受けて開催します。

日時 平成26年6月26日木曜日 14時半から16時半まで

場所 京都市勧業館みやこめっせ大会議室(地下1階)(左京区岡崎成勝寺町9番地の1)

講師 牧野 二郎(牧野総合法律事務所弁護士法人所長 弁護士)

定員 100名(先着順)

申込期間 平成26年4月17日木曜日から平成26年6月19日木曜日まで

(中小企業庁委託事業です。)

 

第3回 講演

ブラック企業 閉ざされる若者の未来からホワイトな企業であるためにから

日時 平成26年7月29日火曜日 14時から16時半まで

場所 京都私学会館大会議室(地下1階)(下京区室町通高辻上る山王町561)

講師 菅森 英高(京都労働局労働基準部監督課長),京都産業大学,京都橘大学の就職支援担当ほか

定員 100名(先着順)

申込期間 平成26年4月17日木曜日から平成26年7月22日火曜日まで

共催 京都CSR推進協議会

(中小企業庁委託事業です。)

第4回 講演及び事例発表

刑を終えて出所した人の人権 から社会を明るくする運動への企業の理解から

日時 平成26年8月27日水曜日 14時から16時まで

場所 京都市勧業館みやこめっせ大会議室(地下1階)

(左京区岡崎成勝寺町9番地の1)

講 演 京都保護観察所

事例発表 株式会社ケーエム工業,株式会社輝コーポレーション

定員 100名(先着順)

申込期間 平成26年4月17日木曜日から平成26年8月20日水曜日まで

(中小企業庁委託事業です。)

 

第5回 講演

ハラスメント対策と企業の責任 からいきいきとした職場を保つためにから

日時 平成26年9月24日水曜日 14時半から16時半まで

場所 京都平安ホテル白河の間(2階)(上京区烏丸通上長者町上ル)

講師 水島 郁子(大阪大学大学院高等司法研究科教授)

定員 100名(先着順)

申込期間 平成26年4月17日木曜日から平成26年9月17日水曜日まで

(中小企業庁委託事業です。)

 

対象は,京都市内に事業所を持つ企業等の経営者層,人事・総務責任者,人権研修推進者等です。 詳細につきましては,京都市人権文化推進課のホームページから企業啓発担当をご覧ください。

また,「企業向け人権啓発講座」の講演録等を京都市人権文化推進課ホームページにて公開していますので,ご参照ください。

 

申込方法

京都市人権文化推進課又はそのホームページ

(企業啓発担当)から入手した申込書に

必要事項をご記入のうえ,ファックスで申し込んでください。

ファックス 366-0139(お問合せは電話366-0322へ)

 

手話通訳・要約筆記を必要とされる方は事前にお申し込みください。

ご来場の際は,公共交通機関をご利用ください。自家用車での来場を必要とさる方は, 京都市人権文化推進課までご連絡をお願いいたします。

なお,定員を超えた場合は,その旨をホームページに掲載し受付を終了しますので,あらかじめご了承ください。

 

お申込みの際に頂いた個人情報は,京都市個人情報保護条例に基づき,他の目的に使用しないとともに厳重に管理します。 

 

あい・ゆーKYOTOvol.52と企業向け人権情報誌ベーシックvol.64の合併号

(発行日 平成26年4月17日) 憲法月間の5月は,合併号として発行します。

発行 京都市文化市民局市民生活部人権文化推進課

 

この冊子はホームページでもご覧いただけます。

また,市役所案内所,区役所・支所地域力推進室ほかで配布しています。

 

新しい人権情報誌の名称を募集します!

 この度,京都市では人権情報誌「あい・ゆーKYOTO」と企業向け人権情報誌「ベーシック」を統合し,新たな人権情報誌を発行することとなりました。

 つきましては,新しい人権情報誌の名称を募集しますので,是非ご応募ください!

 

募集期間:平成26年5月1日から6月30日まで

 

応募方法:巻末のはがき,人権文化推進課のHP(https://www.city.kyoto.lg.jp/menu1/category/19-3-2-0-0-0-0-0-0-0.html)又は

ファックス(366-0139)からご応募ください。

ファックスの場合は,任意の様式に1新しい人権情報誌の名称と名称にこめた意味,2氏名,3住所,4電話番号,5年齢,6新しい人権情報誌で採り上げてほしい特集記事を明記してください。

また,5月14日から23日にかけて,ゼスト御池市役所前広場に応募箱を設置します。

 

賞品は,採用された方1名様には,ゼスト御池お買物券1万円分を,次点に選ばれた3名の方にはゼスト御池お買物券5千円分を進呈。また,応募者全員の中から抽選で10名の方に,ゼスト御池お買物券500円分を差し上げます。

 

同じ名称を複数の方が応募された場合は,抽選で当選者を決定します。

当選者の発表は,賞品の発送をもって代えさせていただきます。

お問い合わせ先

京都市 文化市民局共生社会推進室人権文化推進担当

電話:075-222-3096

ファックス:075-366-0139

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