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京都市消防局

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24代目消防局長 杉本 栄一 就任

ページ番号207780

2017年2月22日


 平成26年4月をもって,京都市消防局第24代局長に就任いたしました。

 京都消防が産声を上げてから66年が経ち,人々の暮らしぶりも随分と変わってまいりましたが,市民の「いのち」と「くらし」を守る消防の使命に変わりはありません。今後とも市民ニーズを的確にとらえた消防行政を着実に遂行してまいります。

 さて,昨年9月15日の未明から降り始めた雨は徐々に勢いを増し,翌16日5時5分には京都,滋賀,福井に全国で初めての大雨特別警報が発表されました。

 この水害では,京都市内11万世帯27万人に避難指示が出され,1400件の浸水被害が発生しました。しかし,一人の犠牲者も出すことなく,尊い「いのち」を守りきることができたのは,消防職員,消防団員の懸命な活動と,自主防災会をはじめ各地域の皆様が,優れた「地域力」「市民力」を発揮された成果です。この災害を契機として,今後あらゆる災害に的確,果敢に立ち向かう「力強い消防」を一層推進することの決意を新たにしました。

 一方,露店に対する防火指導の強化,旅館・ホテルへの新たな防火基準適合表示制度の導入など,予防行政は転換点を迎えています。また,増加を続ける救急需要への対応など,市民の消防への期待はますます高まっています。

 これらの課題を克服するためには,一部の職員が知恵を絞るのではなく,全職員の英知を結集し,市民の理解を得ながら取組を進める必要があります。

 また,消防行政は,いまや防災,まちづくり,観光,福祉,教育など,京都市政のあらゆる分野と密接に関わっており,消防局が単独で成果を挙げるという時代は,過去のものとなりました。

 今後,私たちは消防職員としてだけでなく,京都市政の一翼を担う京都市職員として,常に関係局や区役所と緊密に連携して業務を進めていかなければなりません。

 消防行政を取り巻く厳しい環境は続きますが,全職員が知恵と力を合わせ,他部局との横断的な業務推進を図ることにより,難局を必ず乗り切ることができると確信しております。

 最後になりましたが,皆さんの御健康と御多幸を祈念して,就任の挨拶といたします。

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お問い合わせ先

京都市 消防局総務部総務課

電話:075-231-5311

ファックス:075-251-0062