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腸管出血性大腸菌感染症(O157等)予防対策について

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2016年6月10日

 腸管出血性大腸菌感染症(O157等)は腹痛,下痢,血便等を主症状とする疾病で,春から秋にかけて多く発生します。

 京都市では,毎年約30件の発生があります。

 平成28年6月3日,市内の医療機関から本年度最初の腸管出血性大腸菌感染症患者発生の報告がありました。

市内の発生状況



 H28年度 4件(6月9日時点)

過去5年間の発生件数
 H27年度 25件
 H26年度 35件
 H25年度 47件
 H24年度 27件
 H23年度 30件

腸管出血性大腸菌予防啓発チラシ


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感染経路について

 腸管出血性大腸菌(O157等)は牛等の腸に棲息しているので,それらの腸内容物によって汚染された食べ物や水を口にすることで感染します。生の牛肉や生レバーは腸管出血性大腸菌に汚染されている可能性があります。十分に加熱して食べましょう。

 また,患者や保菌者の便に汚染されたものを介して感染することもあります。例えばタオルや,お風呂のお湯,トイレのドアノブ等が患者や保菌者の便に汚染されていた場合,それらを介して感染することがあります。

 なお,腸管出血性大腸菌は非常に少ない菌量でも感染します。

潜伏期間について

 O157等の潜伏期間は平均3~5日と長く,原因が特定しにくいため,感染が広まる危険があります。

症状について

 腹痛,下痢,血便が主な症状です。嘔吐や38℃台の高熱がでることもあります。さらに腸管出血性大腸菌(O157等)が産生するベロ毒素の作用により,溶血性貧血や急性腎不全を来たし,溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすことがあります。小児や高齢者では痙攣,昏睡,脳症などによって致命症となることがあります。

予防方法について

1 食品は十分加熱(75℃で1分以上)して食べましょう。

2 焼き肉やバーベキューをするときは,生肉を扱う箸と食べる箸を区別しましょう。

3 石鹸や消毒液で十分に手洗いしましょう。(帰宅時,食事前,調理前等)

4 次の食中毒予防の三原則を守りましょう。

 

食中毒予防の三原則

1.菌をつけない   《清潔》

  • 食器・器具類は洗浄・消毒・乾燥を十分行いましょう。  

2.菌を増やさない  《迅速・冷却》

  • 調理後は速やかに食べ,食品は10度以下で保存しましょう。

3.菌をやっつける  《加熱》

  • 食品は中心部まで十分(75℃で1分以上)加熱しましょう。

 

二次感染の予防

(家庭内に患者が出たときは,二次感染に注意しましょう。)

  • トイレの後は,手を洗いましょう。
  • 患者と乳幼児の混浴は控えましょう。
  • 風呂の水は毎日とりかえましょう。
  • 衣服に患者の糞便が付いたときは煮沸や薬剤で消毒し,家族のものとは別に洗濯し,天日で十分乾かしましょう。
  • 手に患者の糞便が付いたときは消毒しましょう。

生食用食肉の規格基準と生食用牛肝臓の販売提供禁止について

 平成23年5月初め,富山県等で生牛肉等を食べた5名が,腸管出血性大腸菌O111に感染し,死亡するという痛ましい事件が発生しました。

 これを受けて,国において,食品衛生法に基づく「生食用食肉の規格基準」が設定され,平成23年10月1日から適用されています。

 基準に適合した肉であっても,一般的に食肉の生食は食中毒のリスクがあることから,特に子どもや高齢者などの抵抗力の弱い方は,生肉を食べないように注意し,肉等の加熱(中心温度75℃1分間)を十分行ってください。

 また,食品衛生法に基づいて,平成24年7月1日から生食用牛肝臓(レバー)の販売が禁止されています(詳しくは,厚生労働省ホームページ外部サイトへリンクしますをご覧ください。)。

 牛レバーは生で食べず,中心部まで十分に加熱して食べましょう。

食中毒予防啓発チラシ


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市内各保健センター一覧

感染症に関するお問い合わせはこちらのホームページの成人・保健医療担当にお問い合わせください。

食品衛生に関するお問い合わせはこちらのホームページの衛生課食品衛生担当にお問い合わせください。

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お問い合わせ先

京都市 保健福祉局保健衛生推進室保健医療課(京都市保健所)

電話:075-222-3411

ファックス:075-222-3416