路地・まちの安全を高めるための「防災まちづくり活動団体」及び「路地・まち防災まちづくり計画」の認定証授与式について

　京都市では、平成24年7月に「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」を策定（令和3年3月改定）し、京都らしさを生かしつつ、市民が安心・安全に住み続けられる災害に強い路地やまちの実現に向け、地域の皆様とともに、防災まちづくりの活動を通して、密集市街地及び細街路（幅員4m未満の狭い道）の防災性向上の取組を進めています。

　乾隆学区（上京区）では、地域住民の組織する団体が主体となって、令和3年度から防災まちづくりの活動を開始され、これまで3年間の活動成果として、防災まちづくりの将来像、目標、方針、具体的な取組を定めた「路地・まち防災まちづくり計画」を作成されました。

　この度、「京都市密集市街地・細街路における防災まちづくり推進制度実施要綱」に基づき、乾隆学区自主防災会を「防災まちづくり活動団体」、乾隆学区防災まちづくり計画を「路地・まち防災まちづくり計画」として認定し、認定証授与式を開催します。

令和6年9月4日水曜日　午前11時～

京都市役所　本庁舎4階　正庁の間

組織名称：乾隆学区自主防災会

計画名称：乾隆学区防災まちづくり計画

(1)　防災まちづくり計画の目標

　「世代を超えて　地域がつながり　安心・安全に　ずっと暮らせる　乾隆のまち」

(2)　取組の特徴

　　　防災マップの作成や防災倉庫の設置など、かねてより自主的に進めてきた防災の取組を、令和3年度からの防災まちづくりの取組を契機にさらに深め、防災まちあるきなどの活動で、住民相互の防災意識の向上に取り組んでまいりました。その際、地域で実施した防災まちづくりアンケートでは、回答率が50％に上るほどです。

　　「防災まちづくりニュース」の発行や総合防災訓練でのブース設置、地域住民の多くが運営、参加する乾隆まつりなどでの周知活動を積極的に行っています。