管理不全空き家等に対する指導等の状況について
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2020年6月26日
管理不全空き家等に対する指導等の状況について
空き家の管理は,所有者の責任です。
本市では,所有者に適正な管理を行っていただくよう,所有者への助言や支援,指導等を行っています。
令和2年3月末までに通報いただいた件数は,累計3,280件で,現在も1,041件について調査,指導等を行っています。
通報総数(累計) | 3,280件 | |
要対応案件(累計) | 2,233件 | |
うち | 助言・指導中 | 642件 |
調査中 | 399件 | |
解決済み | 1,192件 |
管理不全空き家に対する対応の流れ
本市では,適正な管理が行われていない管理不全空き家に対して,専門家等とも連携して,以下のとおり,取り組んでいます。
通報受理 | 皆様から区役所等にご連絡いただいた内容を基に,現地での建物調査や所有者の所在調査を手配します。 |
現地調査 | 調査員が,建物の状態や周辺への影響を調べます。 調査の際には,更に詳しいお話を伺うため,皆様のお宅等を調査員が訪問することもあります。 調査期間の目安は,通報受理から2週間~1箇月程度です。 |
所有者調査 | 登記簿や住民票,戸籍等を確認して所有者の氏名や住所を調べます。 調査期間の目安は,通報受理から早ければ1箇月程度ですが,多くの場合で相続や登記情報の未更新等が発生しており,複雑さに応じて3箇月~半年以上の期間が必要となっています。 |
専門的相談 | 通常の方法で所有者は判明しなかった場合は,司法書士に相談して,特別な調査方法等を検討し,更に調査を行います。 |
所有者への 助言・指導 | 所有者(相続人等を含む)全員に文書を送付し,管理不全空き家の適正な管理に向けて助言や指導を行います。 また,所有者の希望に応じて建築士や宅建士など専門家の派遣も行っています。 |
緊急安全措置 | 今にも大きな看板が通学路に落下しそうになっているなど,特に危険が切迫し,所有者による早期対応が見込 めない場合には,市が専門業者を手配し,危険箇所の撤去等を行います。 |
現地再調査 | 管理不全空き家は,状態の変化(悪化)を把握するため,年に1度,建築士等が再調査を行います。 |
行政代執行 | 建物が倒壊して道路や公共交通機関に被害や影響が出そうになっているなど,著しく危険で周辺への影響が 大きく,他の方法で対処できない場合には,命令等を経て,市が解体など抜本的な対応を行います。 |
皆様からの取組状況のお尋ねについて
そのため,市の取組状況について,皆様からお尋ねをいただく場合がありますが,所有者の個人的な情報に深く関わるため,公務員の職務上の守秘義務等からお知らせできないことがあります。
そのうえで,皆様に少しでもご安心いただくため,お問合せをいただいた方には,取組状況を次の4段階でお答えしています。
1 所有者を調査中である。
2 所有者を特定した。
3 所有者からの連絡待ちである。
4 所有者と連絡が取れている。
お問い合わせ先
京都市 都市計画局住宅室住宅政策課
電話:(代表)075-222-3666、(空き家対策担当)075-222-3667
ファックス:075-222-3526