スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

京都市代表団の姉妹都市フィレンツェ市等への訪問結果

ページ番号343157

2025年7月3日

今年度、京都市とイタリア・フィレンツェ市は、1965年(昭和40年)に姉妹都市提携を締結してから60周年という節目を迎えました。

この節目の年を契機とし、両市の更なる友好親善や発展につなげるため、松井孝治京都市長、下村あきら京都市会議長をはじめとする京都市代表団をフィレンツェ市へ派遣し、両市の様々な交流事業に参加するとともに、京都の伝統産業の魅力を発信するイベントを実施しました。

また、フィレンツェ市への訪問に先立ち、イタリア・ローマ市において、在イタリア日本国大使館を訪問しました。

6月18日(水曜日)

在イタリア日本国大使館訪問

在イタリア日本国大使館の鈴木哲大使を表敬訪問しました。京都とフィレンツェの交流経過や今回の記念事業についてお伝えするとともに、引き続き、今後の両市の交流への支援をお願いしました。


 


 

6月19日(木曜日)

サラ・フナロ フィレンツェ市長との懇談(ヴェッキオ宮殿)

京都・フィレンツェ姉妹都市提携60周年記念式典の開催に先立ち、松井市長、下村議長、サラ・フナロ フィレンツェ市長、コジモ・グッチョーネ フィレンツェ市議長による懇談を行いました。松井市長から、今回の訪問団の受入れに関して感謝を述べるとともに、京都とフィレンツェはともに長い歴史を持ち、共通点が多く、今後とも交流の輪を更に広げ、絆をより強固にしていきたい旨を伝えました。フナロ市長は、滞在中にフィレンツェのまちをよく観察していただきたいと述べられました。


 


 

京都・フィレンツェ姉妹都市提携60周年記念式典(ヴェッキオ宮殿)

京都・フィレンツェ姉妹都市提携60周年を記念して、フィレンツェ市の主催により式典が催されました。両市の関係者のほか、京都からの市民訪問団や両市の交流に関わる方々など、100名を超える方々に出席いただきました。フナロ市長によるウェルカムスピーチののち、松井市長、鈴木大使、ラウドミア・プッチ在フィレンツェ日本国名誉総領事から挨拶が行われ、両市長によるゲストブックへの署名を行いました。また、式典のオープニングとクロージングでは、オペラ歌手によるミュージカルパフォーマンスが行われ、荘厳な雰囲気の中、感動的な式典となりました。




 

フィレンツェ市内視察

スタンフォード大学フィレンツェ校

同校と交流のある松山大耕・妙心寺退蔵院副住職の紹介により、校内の視察を行うとともに、学生が国を離れて、歴史と文化が豊かなフィレンツェの地でプログラムを学ぶ意義や、学生を受け入れることによる都市へのプラスの効果などについて説明を受け、意見交換を行いました。


 


 

ウフィツィ美術館

フィレンツェ市の招待により、ウフィツィ美術館を訪問し、ルネサンス美術、そしてフィレンツェの歴史について説明を受けました。


 


 

ムラーテ・アート・ディストリクト

かつて修道院や刑務所として使われていた建物を活用した、フィレンツェ市が所有する現代アートの施設である「ムラーテ・アート・ディストリクト」を視察しました。同施設が実施するアーティスト・イン・レジデンスの取組について説明を受けるとともに、展示作品やワークショップの会場、刑務所時代からそのまま保存され、アートスペースとして活用されている独房などを視察しました。


 


 

6月20日(金曜日)

市場間交流イベント視察(サン・ロレンツォ中央市場)

錦市場と友好協定を結んでいるサン・ロレンツォ中央市場において、両市場が共同で実施されたイベントに参加しました。イベントでは両市の食文化がPRされ、錦市場からは、清酒や京漬物、湯葉などの京都の食材を使ったお菓子が振る舞われました




 

京都伝統産業フェア(フィレンツェ商工会議所)

京都市と在日イタリア商工会議所の共催で、京都の伝統産業品の魅力を紹介・発信するイベント「京都伝統産業フェア」を開催しました。(開催期間:6月20日~6月23日、京都の伝統産業に携わる14の企業・団体・個人が出展)20日は、フィレンツェ商工会議所において現地のビジネス関係者を対象として開催し、多くの方々に参加いただきました。オープニングでは、フィレンツェ商工会議所のマッシモ・マネッティ会頭から「京都の素晴らしい伝統、職人の技をこの会場で披露できることを嬉しく思う」と挨拶いただきました。松井市長からはイベント開催への協力についてお礼を述べ、現地メディアにも取材いただきました。




 

フィレンツェ市内視察

ナザレ保育園

みちはた弘之議員をはじめ、京都市の保育園関係者が視察されたことをきっかけに、モンテッソーリ教育を取り入れている私立保育園であるナザレ保育園を訪問し、同園における幼児教育について説明を受けたほか、教室や食堂、園庭などを見学しました。


 


 

第3地区「京都通り」

フィレンツェ第3地区を訪問し、ロレンツォ・アンドレアッジ副地区長から旧市街とは異なる地区の特色や歴史について説明を受けました。その後、アンドレアッジ副地区長から第3地区内にある「京都通り」を案内いただきました。


 


 

ヤンマーR&Dヨーロッパ

ヤンマーの欧州研究開発拠点であるヤンマーR&Dヨーロッパを訪問しました。エネルギー・デジタルソリューション部門のグループリーダーから、拠点の役割やヤンマーが取り組む研究内容について説明を受けました。


 


 

観光政策に関するフィレンツェ市との意見交換(ヴェッキオ宮殿)

フィレンツェ市のヤコポ・ビチーニ副市長と、両市の観光課題や観光政策等に関する情報共有、意見交換を行いました。フィレンツェ市で実施されている車両の流入規制の取組等について伺うとともに、本市が実施している観光客の分散化やマナー啓発の取組、宿泊税の導入やスマートごみ箱の設置等について説明しました。


 


 

ロムアルド・デル・ビアンコ財団訪問(コッピーニ館)

2013年に京都市と文化財の保護や観光促進についての相互協力覚書を締結したロムアルド・デル・ビアンコ財団を訪問しました。パオロ・デル・ビアンコ名誉会長をはじめ、カルロッタ・デル・ビアンコ会長、辻星野日本代表理事など財団幹部の方々と懇談したのち、財団本部兼ギャラリーとなっているコッピーニ館を見学しました。


 


 

6月21日(土曜日)

真如寺訪問

京都の壬生寺と長年にわたり交流が続いてきた真如寺において、アンナ・マリア・マッラーディ住職、壬生寺の松浦俊昭貫主のほか、お集りいただいた皆様とともに、世界平和と両市の友好親善を願った数珠回し行事に参加しました。


 


 

京都伝統産業フェア(オーディトリウム・アル・ドゥオーモ)

6月21日からは、オーディトリウム・アル・ドゥオーモに会場を移し、一般市民向けの京都伝統産業フェアを開催しました(22日、23日も同会場)。3日間の開催期間中、フィレンツェ市民をはじめ約300名の方々に来場いただき、京都の伝統産業の魅力を発信するとともに、伝統産業品を通じた交流が進みました。




 

報道発表資料

発表日

令和7年7月3日

担当課

総合企画局国際都市共創推進室国際担当(電話:075-222-3072)

報道発表資料

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は、今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 総合企画局国際都市共創推進室 国際担当

電話:075-222-3072

ファックス:075-222-3055

フッターナビゲーション