学区について

居住する地区内において指定された小学校が自宅から距離があり、登下校には相当の時間を要します。

学区の変更や選択制の導入が容易ではないことは承知しておりますが、指定校までの通学距離が1．5km以上である場合など、一定の客観的要件を満たす場合には、近隣学区への変更を認める柔軟な運用を導入いただけないでしょうか。

本市では、学校・家庭・地域が「よりよい学校教育を通じて、よりよい社会を創る」という目標を共有し、子どもとともに育む当事者としての認識を深め、相互に高め合う、「地域に開かれた学校づくり」を理念としていることから、学校選択制は導入しておらず、本市が定める通学区域に基づき就学すべき小学校及び中学校を決定しております。

一方で、通学区域外の学校に通うことがやむを得ないとして通学区域外就学の基準を定めることで、上記の理念と各家庭のご事情の両立を図っているところです。

学校の位置は必ずしも当該校の通学区域の中心部にあるとは限らず、通学区域の範囲も異なるため、結果的に就学すべき学校よりも他に近い学校がある地域はありますが、個別に就学すべき学校を変更することは行っておりませんので、ご理解のほどお願いいたします。

なお、登下校時の安全対策については、学校安全ボランティアの皆様に通学路での交通誘導等の見守り活動をいただくとともに、警察署等の関係機関とも連携し、通学路におけるハード・ソフト両面からの対策に取り組んでいるところです。

（回答日：令和7年5月15日）

京都市教育委員会事務局

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