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子育て支援について

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2024年5月1日

ご意見要旨

 私は京都生まれ京都育ちの30代母親であり、京都が大好きで、主人を説得して兵庫から京都に引っ越した。

 しかし、他の都道府県と比べて、子どもの遊べる場所、母親の居場所が少ないと感じるようになった。大型ショッピングセンターなどは京都らしさがなくなるのでいらないが、赤ちゃんと母親が気軽に行ける場所がもっと増えたらいいなと感じている。

 また、大阪が高校大学の無償化を始めたが、京都でもいずれ導入できるだろうか?

 経済的なことを考えると、現状では子どもは1人が限界。お金の心配がなく、子育てしやすい市であれば、2人でも3人でも産み育てたいと思っている。

回答要旨

〈子育て支援について〉

 京都市では、安心して妊娠・出産・子育てできる環境や、子どもが健やかに希望を持って成長できる環境づくりに向けて、妊娠前から子ども・若者まで切れ目のない支援を推進しています。

 子育て支援の中核施設である「こどもみらい館」をはじめ、乳幼児親子が気軽に集まり交流できる「乳幼児親子のつどいの広場」や、地域のさまざまな年齢の子どもたちが自由に来館して遊ぶことができる「児童館」などを約180か所設置しております。

 また、子育て家庭の皆様の経済的な負担の軽減につきましては、例えば昨年、子ども医療費の助成制度について、3歳から小学生までの通院医療費の自己負担を一か月1500円から、政令指定都市の中でもトップレベルとなる、一か月一医療機関200円へ大幅な引き下げを実施したところです。

 今後とも、多くの方々に、「京都で育ってよかった」「京都で子育てしたい」と感じていただけるよう子育て環境の充実に努めてまいります。

 なお、本市の事業や子育て施設に関する情報については、はぐくーもKYOTO(https://kyoto-city.mamafre.jp/)で紹介しています。

子育てにお役立ていただける情報をまとめて発信しておりますので、是非、ご活用ください。


〈高校・大学の無償化について〉

 現在、市立高校を含む公立高校の授業料については、国の「高等学校等就学支援金」制度により、一定所得以上の世帯を除き、授業料の負担はございません。また、京都府の所管である私立高等学校等につきましては、府内の私立高等学校在学の方を対象として、「高等学校等就学支援金」に上乗せして支給する「あんしん修学支援事業」を設けられておりますが、現状、授業料の無償化には至っておりません。

 本市が独自に無償化を実施することは、現時点では、財政状況から困難でありますが、財政状況によって、各ご家庭の負担に格差が生じることのないよう、全国一律の制度の創設を国に要望するなど、検討してまいります。


 大学無償化については、依然として物価高騰等の影響が続く中、大学の入学費用や授業料が、学生さんや保護者の方の負担になっていると認識しており、学生さんが安心して学ぶことができる環境を維持・充実させていくことは不可欠であると考えています。

 京都市における学生さんの状況としては、約15万人のうち、4分の3が全国から来られており、一方、京都の高校生の半数は、京都府外の大学に進学されるなど、全国規模で動きがある状況となっています。

 こうしたことから、奨学金や給付金等、学生生活を支える直接的な経済支援については、公平性やその規模の観点から、国において統一的に対応する必要があると考えており、本市では、この間、国に対して支援の充実を重ねて要望してきているところです。

 その上で、本市独自の施策としては、ふるさと納税を活用し、大学が実施する学生支援の後押しを行っております。令和6年度も、能登半島地震において被災された学生を対象とした給付型奨学金の実施や、経済的理由により授業料の納付が困難な方を対象にした授業料減免の実施などといった支援にご活用いただく予定です。

 引き続き、国に対して、支援の拡充を強く要望するとともに、国や関係機関と連携・補完しながら、学生支援の取組を進めてまいります。


(回答日:令和6年4月19日)

担当課

子ども若者はぐくみ局はぐくみ創造推進室育成推進課

電話:075-746-7610

(高校無償化について)

教育委員会事務局総務課

電話:075-222-3767

(大学無償化について)

総合企画局総合政策室大学政策担当

電話:075-222-3103

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お問い合わせ先

京都市 総合企画局市長公室広報担当

電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

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