高校等授業料無償化制度を京都市でも実施してほしい
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2024年5月1日
ご意見要旨
京都市内の高校生の間で、居住地により、経済的な支援格差が生じているのは問題ではないか。大阪府では授業料無償化制度が実施され、授業料の負担のない世帯と授業料を全額負担する世帯が混在する場合がある。京都市内の私立高等学校では年間100万円近くになる学校もある。家庭の経済的格差により、チャレンジする機会が失われないように、公平な環境を整えていただきたい。
回答要旨
現在、市立高校を含む公立高校の授業料については、国の「高等学校等就学支援金」制度により、一定所得以上の世帯を除き、授業料の負担はございません。また、京都府の所管である私立高等学校等につきましては、府内の私立高等学校在学の方を対象として、「高等学校等就学支援金」に上乗せして支給する「あんしん修学支援事業」を設けられておりますが、現状、授業料の無償化には至っておりません。
本市が独自に無償化を実施することは、財政状況から困難でありますが、地方自治体の財政状況によって、各ご家庭の負担に格差が生じることのないよう、全国一律の制度の創設を国に要望するなど、検討してまいります。
ご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
(回答日:令和6年4月16日)
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