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市長記者会見(2024年1月4日)

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2023年4月12日

市長記者会見(2024年1月4日)

ピックアップ動画(記者会見のポイントを紹介)

令和6年1月4日市長記者会見の動画にリンクする画像

記者会見内容

「年頭の抱負」及び「子育て支援ポータルサイト、京都はぐくみアプリの刷新」について、京都市長が記者会見を実施しました。

 ※発表内容は、令和6年1月4日時点の情報です。

市長冒頭発言

能登半島地震について

(門川市長)

 明けましておめでとうございます。と申しましても、元旦から能登半島において、厳しい地震が起こり、多くの方々の尊い命が失われました。謹んで哀悼の誠を捧げ、また被災された方々にお見舞いを申し上げます。救援・救助活動に全力を挙げて市民の皆様と共に取り組んでいきたいと考えております。

 既に京都市では、発災直後から現地情報を収集し、まず、1日の夜にヘリが(現地に向かいました)。京都市のヘリは西日本で実質、深夜も飛べるほぼ唯一のヘリです。今も現地に行っております。また、救急・消防隊をまず第一弾として90名(派遣し)、今朝新たに83名派遣し、珠洲市等で活動しております。昨日、珠洲市で瓦礫の中の79歳のお年寄りの方を救助することができたとニュースで流れていましたが、現地で懸命な救助活動を行っております。また市立病院の医療チーム、あるいは給水車、給水チーム、上下水道局から行っております。厚生労働省等から、救援のために医療班、あるいは健康危機についてのチームを立ち上げるという要請もあるので、全庁を挙げて、いつどういう要請が来ても、ただちに支援に行けるように、職員がそれぞれ準備してくれています。

 例えば東日本大震災の時に、直ちに支援に、京都市独自施策を含めて取り組み、1700人を超える職員が、仙台をはじめ、被災地で活動しました。短い者は1週間程度、長い者は3年。したがって市職員の8人に1人が東日本大震災にて何らかの支援活動に携わっていただいた。そんな経験も蓄積し、その後の熊本地震などにも行っております。提案型でやっていこうということで、被災地で支援した人間が、次は保健師が活躍、その次はカウンセラーが必要だ、など災害の状況に合わせて準備していく。建物や土地の危険度を診断し、いつでも行ける準備をして、現地と連携をとっていきたいと思います。厳しい状況であります。(生存率が急激に低下するとされる)72時間が間もなく迫ってきました。しっかりと命を守る。そしてさらに、復興への支援に取り組んでいきたいと考えております。

年頭抱負

(門川市長)

 さて、年頭にあたりまして、私の考えでございます。私の任期もあと51日となりました。しかし、「百里の道は九十九里をもって半ばとす」という言葉がございますように、大事なこの51日を、魅力あふれる京都をしっかりと未来につないでいくために、全身全霊を捧げて、市民、あらゆる関係者とともに努力してまいりたいと考えております。

 厳しい財政状況が続いてきましたが、その中でも、全国トップ水準の福祉、教育、子育て支援、安心・安全、景観、文化を基軸とした都市経営、これらに全力投球し、京都の都市格が大きく向上したと評価を受けています。

 そして、私の4期目の最大の責務は財政再建であります。そこに想定外の「コロナ危機」に見舞われましたが、市民の皆様の命と暮らし、健康を守り抜くと同時に、不退転の覚悟で、フルオープンの場で、議会も含めて議論を重ねた行財政改革計画。丁寧な説明を心がけつつ、覚悟を持って実行しました。

 その結果、昨年は、22年ぶりに収支均衡の予算編成ができました。そして令和4年度決算において、21年ぶりに「特別の財源対策」からの脱却をいたしました。全国の政令市の半分近くの都市で、行政改革推進債というものが出されています。行財政改革をしたら、それで結果が出る分を国が起債を認めてくれるというものですが、多くの都市で出しておられる。あるいは調整債というものも、財政が厳しい時に発行が認められる。この行革債も調整債も、京都市は一切発行せずに、収支均衡しました。そして昨年度は過去最高の77億円の黒字となりました。財政健全化への確かな道筋がついたと考えております。これもひとえに、市民・事業者の皆様の御理解、御支援の賜物であり、心から感謝をしますと同時に、これからが大事であります。過去負債の返済、そしてより足腰の強い財政にしていかなければならない。昨年度、対前年度比99億円税収増ということになってきました。これも、厳しい時にも決して縮み思考にならず、将来展望を開くための適切な先行投資をしてきました。

 そうしたことも含めて、文化庁は京都に来ました。文化と経済の融合、さらに京都ならではの強みを徹底して活かしていく。そして、より足腰の強い財政を築いていく。その時に改めて実感するのは、府市協調、二重行政、縦割り行政を打破していく取組、そして国との緊密な連携であります。そうしたこともしっかりと取り組みたい。

 朝から経済団体等の会合がございましたが、例えば経済センターができた。四条烏丸に経済4団体はもとより、50の経済団体が結集して、毎日が実務者協議、毎日がトップ会談という、全国に例のない取組ができました。土地はあらゆる努力をして京都市が提供する。府市協調の大きな成果であります。さらに文化庁の京都への全面的な移転は、京都の悲願でございました。就任以来、文化を基軸とした都市経営ということを申し上げてきました。「経済が先ではないか」という意見もありましたが、京都の経済は文化と融合して発展してきたものです。京都というよりも、日本がそうであります。文化と経済の融合。

 そして、崇仁地域に、美術工芸高校に続いて、京都市立芸術大学を全面移転しました。発表してからちょうど10年。10年前 の年頭記者会見で、崇仁地域への芸大移転整備を決定したことを発表しました。それ以降、芸大移転前から、南側の東九条地域、北側の菊浜地域も様々課題があったが、文化で大きく街が変わっていく。そして、この芸大が10月に移転したインパクトの大きさを、多くの市民の皆様と実感しているところであります。京都駅東部・東南部、さらに西部地域に、梅小路を中心とした地域、中央市場があり、様々な文化施設がありますが、「食と文化とモノづくり」「世界一クリエイティブな街にしよう」と、民間主導でどんどんと事業が動き出しております。そうした取組がしっかりと展望をもたらしていく、そういうことが大事だと思っています。

 そして、超高齢化社会を見据え、これからが大切であります。人口減少対策に積極果敢に挑戦するために、昨年105のアクションをまとめました。確実に実行していく。さらなる子育て支援や、何よりも大事なのが、若い人が求めやすい住居。さらに京都に素晴らしい企業がある、また国内外から投資したい企業がたくさんある。それらが受け入れられるよう、景観政策を大事にしながら、都市計画の大胆な見直しも行いました。105のアクションをしっかりと実行しながら、人口減少対策をいち早く実行してまいりたいと考えております。

 任期の、最後の最後まで全身全霊を捧げて、京都ならではの「地域力」「文化力」、それらを支えていただいている市民の皆様の「人間力」を活かしきる市政を実行し、次の素晴らしいリーダーに継承してまいりたい。

 どうぞ今年もよろしくお願いします。

発表案件「子育て支援ポータルサイト、京都はぐくみアプリを刷新」

(門川市長)

 子育て支援ポータルサイト、京都はぐくみアプリの全面刷新について発表させていただきます。

 京都市では、平成27年から、当時、子育て世代を中心に急速に普及し始めていたスマートフォン向けの「京都はぐくみアプリ」や、紙冊子の内容を掲載した「子育て応援ウェブサイト」などを独自に開発し、運用してまいりました。子育て関連の情報発信を、全国でも早い時期から積極的に行ってまいりました。しかし、近年IT化が進み、民間のアプリではどんどんと新しいものが出てきて、それと比べると、目的の情報が探しにくい、検索がしにくい、などの声もお聞きするようになりました。子育て真っ最中の皆様にとって必要な時に必要な情報をしっかりとお伝えし、そしてそれを活かしていただくことが大事であると考えました。

 そこでこの度、子育て真っ最中の皆様が必要な情報を受け取りやすく、またしっかりと活用していただける、はぐくみアプリとウェブサイトを全面的にリニューアルします。

 2ページですが、具体的には、3点。1つ目は京都市の体系的かつ総合的な子育て支援施策を知っていただきたい。いろいろ話していますと、知らない人がずいぶんおられます。もったいない。活かしていただくことが非常に大事だと考えております。そのための子育て支援ポータルサイトを全面刷新します。2つ目は、京都はぐくみアプリの刷新であります。妊娠段階から子育て施策をプッシュ型で受け取れるようにするほか、各種健診の記録や予防接種のスケジュール管理もできるようにします。3つ目は、子育て支援ポータルサイトに、24時間365日、子育て施策に関する質問に自動応答できるAIチャットボットの機能も搭載します。

 それでは、具体的なリニューアル内容を御説明します。まずは、子育て支援ポータルサイトです。昨年9月に、京都市の子育て・教育環境を紹介する特設サイト「はぐくーもKYOTO」を開設しました。とりわけ、サイト内の動画は、若者・子育て世代の方々を中心に、開設から4か月で、延べ13万回視聴していただくなど、大変ご好評いただいています。この「はぐくーもKYOTO」の名称を、刷新する子育て支援ポータルサイトに引き継ぎます。

 4ページでございます。このサイトのコンセプトは、見やすく!検索しやすく!です。見やすく!という点では、子育て支援サービス、すまい、子どもの体験活動などの子育て中の親御さんが欲しい、子育てに関する行政情報が満載です。京都で子育てをしたいと感じていただけるよう、京都の子育て・教育環境の魅力を紹介するページもございます。次に、検索しやすく!という点では、子育て支援の行政サービス、イベント情報などを年齢や目的などから、絞込みができ、簡単に検索することができます。また、マップ機能では、子育て施設や交流・遊びの場の状況、例えばおむつ替えスペースや授乳スペースなどがあるかどうか、2,000を超える施設を、行政区や施設種別から絞込み、地図上で見ることができます。

 5ページを御覧ください。トップページでは、利用されることが多い行政サービスやイベントの検索、相談窓口などへのリンクを上部のメニューに並べています。子どもの遊びや学び、職・住環境などの情報をぎゅっとまとめており、このページを入口として御覧になる方が必要な情報に迷わずたどり着くことができるようになっています。

 6ページでございます。例えば、行政サービスやイベントの絞り込みも簡単になりました。選択していくと、該当のサービスやイベントが表示されるようになっています。見た目から直感的に操作することができ、検索性が大きく向上しました。

 7ページです。マップ機能も充実させております。保育園や幼稚園、また、公園など、施設の種類で絞込みを行うこともできます。保護者のみなさんが欲しい情報のひとつであるお出かけ先でのおむつ替えスペースや授乳スペースも、すぐに検索できます。

 8ページです。このほか、お困りごとへの相談や、病院や救急連絡先をまとめたページも作っています。妊娠・出産、子育ての悩みだけでなく、子ども・若者自身の悩みの相談先もまとめており、相談先に迷わずアクセスしていただきたいと思います。

 9ページでございます。文化庁が機能を強化して京都に移転してきました。生活文化を大事にする。そして、「文化首都」となった京都では、伝統文化から現代アートまで、暮らしの中に文化芸術が息づいています。都倉長官も、奥様と一緒にお住まいを京都に移され、京都の生活文化の楽しさを満喫しているとおっしゃっていました。そこで、子どもたちに文化芸術に触れてほしい、子どもと一緒に親御さんにも気軽にアートを体験してほしいという思いを込めて、子どもや親子等で楽しめるアート情報を掲載する子ども向けアート情報の総合サイト「KYOTO ART BOX fоr KIDS」を紹介します。子どもたちにも親しんでいただけるようポップなデザインで「イベント情報」、「コラム」を掲載するとともに、様々なテーマでおススメしたいイベントの特集記事を随時作成し、「トピックス」として掲載します。また、イベント情報では、市内各地の子ども向け又は親子等で楽しめるイベントを掲載し、対象年齢に応じた絞り込み検索が可能となっています。子育て中の皆様が気軽に見て、実際にアートに触れたくなるよう、今後も順次内容を充実させて紹介します。同時に、事業そのものも充実させたいと考えております。

 10ページを御覧ください。京都はぐくみアプリのリニューアルです。はぐくみアプリは、政令指定都市でも初めての取組であり、独自に開発しましたが、今回民間のアプリを活用して、バージョンアップいたします。

 11ページです。このアプリの特徴は、子どもの予防接種や健康診査の結果やスケジュールを御自身で記録でき、健診での体重や身長の記録をすることで発育曲線なども見やすく作成することもできます。また、記録した情報を家族みんなで共有することも可能で、アプリに予防接種や検診の予定日を登録しておけば、予定日が近づいたときにお知らせします。さらに、子どもの出産予定日・誕生日の情報に合わせて、市役所や区役所からのお知らせが届きます。子育て記録と行政情報をまとめて確認できるアプリです。

 12ページです。参考に、アプリの各画面のイメージを掲載しています。郵便番号と生年月日、そして愛称で登録できるので、プライバシーは守られます。

 13ページでございます。最後に、AIチャットボットの機能を御紹介します。子育てに関する質問に、24時間365日、対応できるようにするため、子育て支援ポータルサイトにAIチャットボット機能を搭載します。会話形式のチャットで市民からの質問にロボットが自動回答する仕組みです。インターネットにつながれば24時間リアルタイムで対応できます。AI搭載なので日本語特有の表現の揺らぎにも対応します。AIの精度をより高めるため、利用者からの質問を参考に、QAを随時追加していきたいと考えております。

 これらポータルサイト、アプリ、チャットボットを1月19日から運用開始します。子育て支援ポータルサイト はぐくーもKYOTOは、子育て情報をまとめて得られるツールです。必要な方に必要な情報を受け取っていただき、活用していただき、そして京都市の魅力的な子育て環境をしっかりと活かしていただけるよう、今後もしっかりと充実させてまいります。

 私からは以上です。

質疑応答(摘録)

発表案件「子育て支援ポータルサイト、京都はぐくみアプリを刷新」

記者

 子育て応援ポータルサイトやアプリ導入の狙いや期待することを教えてください。

市長

 京都市は、例えば市民しんぶんやネットで色々な情報発信していますが、行政情報が非常に多くなってきました。従って、子育て真っ最中の方に、的確に情報が伝わること。それも、それぞれの人の必要性に応じて、知りたい情報を知りたい時に的確に受け取っていただける、取得していただける、そして生かしていただける、これが極めて大事だと改めて痛感しております。はぐくみネットワーク等で話しますと、そういう委員をされている方は、自分自身はどういうことをしているのかということをよく知っておられますが、周りに知らない方もおられます。それはもったいないということで、そういう方々に、京都市の子育てに焦点を当て、「こどもまんなか社会」、いつでも、どこででもと、こういうことであります。そして、最先端の技術を使い、そして、より深く、より広く御利用いただいて、子育てに充実感を持っていただきたい。

 さらに、もう一つ、健康、安心・安全、これも極めて大事であります。同時に、文化を子どもの時から親子で楽しんでいただく。子どもに楽しんでいただける。実は、コロナ禍でありましが、京都市の全ての小学校で、卒業までに少なくとも1回は全ての子どもが茶道体験をできるようになりました。そして、中学校全ての子どもがいけばな体験をする。花を学校で生ける、1人1鉢生ける。それを子どもが持って帰って、家で家族と一緒に生け直す、こういうことを昨年度、全校でできるようになりました。4年かかりましたが、これは京都の30の流派の華道会、それがどれほどの効果があったと色々なところで言われています。そういうことが地域でもできる、そういうことをどんどんと、伝統文化から、あるいは現代アート等、舞台芸術も含めて、コンパクトな京都市内で楽しめる、このことをぜひとも知っていただきたいと思います。また、少し欲張りかもしれませんが、文化首都・京都で子どもたちが文化を学びながらしっかり身につけていってほしい、そのような思いも含め、ギュッと凝縮して作りました。

記者

 文化に触れるというお話がありましたが、子ども向けアート情報のサイト導入の狙いや期待することを教えてください。

市長

 文化の大好きなお母さん、お父さんで、京都市の情報、市民しんぶんや、あつまれ!京わくわくのトビラなどをうまく利用して、文化体験をされている方が大勢おられます。文化体験を実施できる余地がまだ結構あります。従って、口コミで一生懸命、このような体験があるよというように宣伝してくださっていますが、そういうように、京都が蓄積してきている文化芸術、子育て支援、教育、こうしたことを大いに生かしていただき、次の世代に継承していくことが何よりも大事だと思っています。今の段階だったら大いにできると。

 例えば、いけばな体験は、中学生一人一人の作品を講師の方が見てくださいます。これができるのは京都市だと。ところが、この20年、30年で、茶道教室、華道教室(の数)は3分の1になったという文化庁のデータもございます。日本の文化が非常に厳しい状況になっている。これを文化で日本中を元気にしようと、文化で世界からより尊敬される日本にしようというのが、文化庁京都の移転の趣旨であったと思います。これが今、京都ではできる。これをしっかりとやって、それで横に伝わっていく。指定都市市長会でも、例えば武者小路千家の次期家元に講演していただいて、そして感動の輪を広げている、そういうことをやっているわけです。そういうことをするのも京都市の使命だと思っています。

一般質問

記者

 能登半島地震の京都市の支援状況、消防隊、医療チームが派遣されたという話がありましたが、今後の対応の方針、具体的に取り組んでいくことがあれば教えてください。

市長

 今日も関西広域連合、オンラインで行いました。関西広域連合としても連携してやっていこうということであります。今、本当に命を救うということで緊急の状況であります。まず、消防、それから水、給水車等々、そしてその次に今やっていますのが医療班でございます。市立病院のスタッフ、救急車と医師等6名のスタッフが、もう出発しております。引き続き、被災地支援の様々な経験を積み重ねてきた京都市に、厚労省から直接問合せがありますので、いつでも要請に応じて行ける準備を進めています。

 同時に、市民ぐるみの募金活動も進めてまいりたい、本庁舎ではもう募金の呼びかけもしておりますが、このように考えております。さらに、今日の関西広域連合の中でも申し上げましたが、それぞれが被災地支援の経験を持っています。現地では、今、いかに食料を確保できるか、今、いかに安全かというように、次のことに目が行かないということは当然あるかと思います。そうした中で、被災地支援の経験を踏まえ、提案型支援を行ってまいりたいと思います。間もなく学校が始まりますが、東日本大震災の際には、学校にカウンセラーが必要だということで、仙台へ(速やかに)カウンセラーを派遣したのも京都市でした。そうしたことも含めて、提案型で支援をさせていただきたいと思います。

記者

 京都市民の方で能登を支援したいという方もいらっしゃる一方で、個人で物資を送ることは被災地の御迷惑になる部分もあるかと思います。そうした状況を踏まえ、市民へのメッセージがあればお聞かせください。

市長

 本市の情報連絡本部は1月1日に直ちに立ち上げて、そして国等と連携を取りながら、支援物資、支援隊等を送っております。そして、支援対策本部としては、本日(1月4日)朝に立ち上げております。

 一括のものでない物資、また個人からの物資である場合、受取時に、その分類等に一手間が要るということで、当面は団体の支援を国からはお願いしております。市民の皆さんが個別に物資を送るということは、少し御遠慮させていただいて、国と連携を取りながら現地が必要とされるものを送っていきたいと思います。既に、子ども用のおしめ3,000枚や水、ペットボトルを3万6,000本などを、京都市として送っております。そして、市民の皆さんには募金活動への御協力をお願いしたいと思っています。そして、状況が変わってきますから、状況が変わった時には、また市民の皆さんにこういう支援が必要だということを訴えていきたいと思っています。

 東日本大震災の時に、このようなことがありました。電池について、単2と単3は被災地に多く来ていたのですが、単1の電池がない。しかし、大きなラジオやマイクに、単1の電池が必要でした。そうした状況を、被災地の京都市の対策本部の代表が、仙台の対策本部の会議にも入らせていただいていた中で知り、各区役所から市民の皆さんに単1電池を募りましたら、すぐに1,000個集まったということがありました。

 状況に応じて、被災地が必要とされるものを送っていきたいと思いますので、そうしたこともしっかりと発信してまいります。よろしくお願いしたいと思います。

記者

 京都市として募金を呼びかけるということは、いつからされるのでしょうか。

市長

 本日1月4日からやっています。

記者

 募金箱を設置されると。

市長

 はい。

記者会見動画

下記URLから御視聴いただけます。(京都市動画情報館(YouTube))

https://youtu.be/lm-8JG_gWz0外部サイトへリンクします

会見資料

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