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共同記者会見(2023年12月25日)

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2023年4月12日

(共同記者会見)京都マラソン2024記者会見

会見の様子
会見の様子
会見の様子
会見の様子

記者会見概要

1 日時  

  令和5年12月25日 午後3時~午後3時30分                      

2 場所  

  京都市役所 本庁舎4階 正庁の間

3 出席者

  門川大作 京都市長

  山中伸弥 京都大学iPS細胞研究所名誉所長 

  福士加代子さん

  伊東輝雄 京都マラソン実行委員会委員長

4 次第

 ・門川市長から挨拶

 ・出走者発表

 ・山中名誉所長、福士加代子さんによるメッセージ

 ・各種メダル等の披露

  ―完走メダルの披露―(京友禅柄のメダルリボンと完走メダル)

  ―入賞メダルの披露―(男子・車いす競技:京くみひものメダルリボンとリサイクル金メダル)

             (女子:京友禅のメダルリボンとリサイクル金メダル)

 ・質疑応答

 ・記念撮影

当日配布資料

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記者会見摘録


門川市長

 山中伸弥先生ありがとうございます。そして福士加代子さんありがとうございます。京都マラソンもオンラインを含め、13回目を迎えることが出来ました。昨年度よりも応募者が増え、1.8倍という状況で開催できることができます。心からご理解ご支援を賜っている全ての皆さんに、感謝申し上げます。山中伸弥先生が応援大使を努めて頂いて、走っていただき、この京都マラソンの知名度の向上、さらにiPS細胞研究基金への募金ということを初めてスタートさせて頂き、京都マラソンの価値を高めて頂いたなと感謝しております。

 福士さん、どんな苦しい時も笑顔でニコニコと走られる。今回もランナーのたすきをつないで走って頂けるということで、本当に沿道で応援する人々が喜んで頂けることと思います。ペア駅伝よろしくお願いします。

 京都は、日本でもっとも早い都市型のハーフマラソンを始めた街であります。建都1200年を記念して始めることができました。そして京都の街はフルマラソンは無理だろうと言われてきました。様々な検証をしながらフルマラソンがやれるようになりました。そして世界の方々が京都で走りたいと、そんなマラソンに成長してきました。多くの人々がマラソンを通じて心が通い、そして世界の人々の幸せと平和にも貢献できるそんなマラソンであり続けたいと思っております。

 また、この3月に文化庁が全面的に移転してきました。今年も、文化庁の職員と、京都市職員、府の職員、三者で文化庁京都移転の意義をより深めて、多くの人に知っていただき、文化で日本中を元気にする、文化で、より世界から憧れられ尊敬されるようにしていこうという取り組みをしています。今回も文化庁の職員が、フルマラソンで3名、ペア駅伝で10名が走られ、おこしやす広場で、文化庁のコーナーで、全国の方、世界の方に文化庁京都移転の意義や、今後の取り組み等についてアピールすることが、第一線の職員の皆さまの献身でできていることもご報告させていただきます。


山中伸弥名誉所長

 京都マラソンには10回出走させていただきました。最初はiPS細胞の研究のクラウドファンディングを兼ねて仕事の一環で走らせていただきましたが、それ以降、すっかり京都マラソンの魅力に取りつかれ、何十回と日本だけでなく外国も含めて色々なマラソンを走っています。その中でも1番回数を重ねているのが京都マラソンです。何度走っても飽きることのない、素晴らしいコースであり、スタートしてゴールするまで、変化に富んだ、最初から最後まで楽しめる、なかなか他の大会にはないと思います。今回初めて走られるランナー、また、外国からの参加のランナーも、ぜひ京都のコースを堪能してほしいと思います。残念ながら、私はスケジュールの都合で、今回は走ることが叶いませんでしたが、研究室からは私の知る限り4名走るので、彼らの活躍をインターネットで確かめながら一緒に走っている気持ちになって応援したいと思っています。もう一つお伝えしたいのは、沿道の応援が途切れることなく素晴らしい。一般の方やお寺のお坊さん、舞妓さん芸妓さんの応援もあり、最後の最後まで応援してくれ、最後は銀閣寺に向かう坂が待ち構えていて結構大変ですが、そこも沿道からたくさんの応援をいただくので、十分楽しめます。私も次回以降、また走れることを楽しみに、一生懸命練習しておきます。大成功をお祈りしております。

 

福士加代子さん

 去年もペア駅伝に出走させていただきました。いつも京都の街は実業団であるワコールの練習の時にもよく走っていますが、京都マラソンの時は、ペアという形で、現役では42キロ走っていましたが、いつもの苦しみを半分以上は背負ってくれる1区の方と一緒に同じ苦しみと、楽しみを味わえるというのが初めての経験だったので、マラソンは苦しいというイメージだったが、初めて、楽しいなあ、自分の倍くらい走ってる人がいるんだ、と感じたり、舞妓さん芸妓さんの応援をもらってから、スタートすることも体験したことがなかったので、すごく嬉しかったことも思い出です。

 最後のほうは、銀閣寺に向かう坂が、これは初心者の人はすごく苦しいだろうな、大変だなと思っていましたが、自分が走ってみたら自分のほうが大変でしたが、ひとりではなく、みんな集団で上っていると感じて、きついところも頑張れるという感じでした。

 また、折り返しで皆さんと会っていくので、そのたびに、がんばれ、応援してるよと言ってもらえ、こういう大会がずっと続いていけばいいなと思えるくらい、マラソンが楽しく感じられました。

 今回もまた走らせていただくので、いろんな方と出会えることを楽しみにしながら、苦しい人の背中を押したり、声掛けをしたりして、しっかり盛り上げて走りたいと思います。

質疑応答

【質疑応答】

記者

飽きることのないコースと仰ってましたが、どのあたりが楽しいと感じるのかもう少し具体的にお願いします。


山中伸弥名誉所長

楽しめるポイントはいっぱいありますが、個人的には、前半は渡月橋が左に見えるところが京都らしいと思えます。後半は植物園を普段はスピードを出して中を走ることはできませんが、この日だけはランナーに開放されていて、舞妓さん、芸妓さんが応援してくれます。鴨川河川敷も舗装されており、走りやすくなっています。フルマラソンで河川敷がコースになっているのも特徴の一つです。最後の銀閣寺の坂を何とか上りきって、京大の横を走りぬけてゴールに向かうところで、やっと帰ってきたなと感激しています。ほんとに飽きのこないコースだと思います。

 

福士加代子さん

植物園からスタートしてすぐに、舞妓さん芸妓さんのお囃子や「頑張って」という声が聞こえ、それだけの余韻で5キロくらいは頑張れます。河川敷でボランティアが給水や給食をくれて、一瞬に対して応援してくれる熱量がすごくて、ここじゃ終われない、がんばろう、ずっと同じテンションでやってくれているんだろうな、ありがたいな、と思いながら走れます。

最後、坂道を、せっかく上ったなと思ったら、また、下る。人生も山あり、谷ありだよな、とか色々考えながら走り、最後は盛り上がって、よくここまで頑張ったなと思えるコースになっています。

 

記者

今回始めて走る方に、アドバイスをお願いします。

 

山中伸弥名誉所長

前半は基本的に上り基調です。他のマラソンと同じペースでいってしまうと、後半大変な目が待っていることになるので、前半は少し抑えて。後半は下り基調ですが、鴨川沿いを調子にのってペースを上げすぎると、最後の銀閣寺に向かう坂が壁のようになるので、下り坂も調子にのらないように。でも、うまく特徴をつかめば気持ち良く走れるコースなので、ぜひ、皆さん、自己ベストを目指して頑張ってください。

 

福士加代子さん

後半も最初から下り基調でいくので、下りで調子にのって、最後の坂ですごくえらい目にあいました。気持ちいいな、まだウォーミングアップだなというくらいで、景色を楽しんだりする感じで、鴨川の河川敷で給水して、ちょっとずつ帰ってくればいい感じに楽しく終われるかなと思います。苦しくなっても、あんなに人に応援されることはないので、最後までたどりつけると思ます。最初から、あまりに調子よく、気分良くならないように、後半の方で気分がのってくるようにすればいいかなと思います。

 

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