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京都・ケルン姉妹都市提携60周年記念事業及び2023年度世界歴史都市連盟理事会 に係る京都市代表団の派遣について

ページ番号318635

2023年10月25日

広報資料

発表日

令和5年10月25日

担当課

総合企画局国際交流・共生推進室(電話222-3072)

京都・ケルン姉妹都市提携60周年記念事業及び2023年度世界歴史都市連盟理事会 に係る京都市代表団の派遣について




 京都市では、この度、姉妹都市提携60周年を迎えたケルン市(ドイツ連邦共和国)での記念事業の開催と、2023年度世界歴史都市連盟理事会への出席のため、ケルン市及びリュブリャナ市(スロベニア共和国)等に京都市代表団を派遣しますので、お知らせします。


                                   記

 

1 ケルン市訪問について

  今年は、京都市とケルン市が1963年(昭和38年)に姉妹都市提携を締結してから60周年という節目を迎えています。この節目の年を契機として、両市の更なる友好親善や発展につなげるとともに、文化、経済、学術などあらゆる分野での交流を促進するため、ケルン市に本市代表団を派遣し、様々な記念事業を実施します。

 ⑴ 代表団の構成

    西村 義直 京都市会議長 

    西松 卓哉 京都市総合企画局国際交流・共生推進室長 ほか 計6名

     ※ 代表団の訪問に併せ、ケルンとの経済交流や文化発信等の事業に参加する京都市民等約45名がケルン市を訪問

 

 ⑵ 主な日程

   11月2日(木曜日)京都発、ケルン市着

      3日(金曜日)京都ビジネス交流セミナー・交流会開催

                京都の伝統産業品商談会開催

                ケルン市内の広告付き公共サイン等視察

      4日(土曜日)京都体感フェア開催(~9日(木曜日)まで)

                1.FCケルン訪問

      5日(日曜日)ケルン市内視察

                ケルン応用科学大学と京都工芸繊維大学による建築ワークショップ視察

      6日(月曜日)「日本・京都へ!留学生おこしやすセミナー」開催

                ケルン市主催歓迎レセプション出席

      7日(火曜日)ケルン市役所訪問

                ケルン市からデュッセルドルフに移動

                在デュッセルドルフ日本国総領事館訪問、デュッセルドルフ発

      8日(水曜日)京都着

 

 ⑶ ケルン市で実施する主な事業             ※日本との時差は―8時間

  ア 京都ビジネス交流セミナー及び交流会

    日時  11月3日(金曜日)午前10時~午後2時(現地時間)

    場所  ケルン日本文化会館

    実施主体  京都市、JETRO京都、JETROデュッセルドルフ、DJW(日独産業協会)

    内容  京都の企業との協業や京都でのビジネス展開、起業に関心のあるドイツ(ケルン)の企業・個人を対象に、京都の

        ビジネス環境の魅力を紹介します。また、京都の伝統産業で培った技術を生かし新しいものづくりに取り組む京都企業

        や、京都で起業されたドイツ企業から、京都のビジネス環境や魅力を語っていただきます。

 

  イ 京都体感フェア

    日時  11月4日(土曜日)~9日(木曜日)(現地時間)

    場所  Altes Pfandhaus/天理日独文化工房

    実施主体  京都市

    内容  ケルン市民に様々な角度から京都の魅力を知っていただくため、複数のイベントを「京都体感フェア」として一体的に

       開催します。

        〇京都の伝統産業品商談・展示会 ※JETRO京都共催

          京人形や着物、京表具など、京都の伝統産業品に携わる市内企業15社が出展し、バイヤーとの商談やケルン市

          民への展示等を行います。

        〇マンガで知ろう!京都コーナー

          京都発祥のキャラクターが京都の街を紹介するなど、京都の魅力をマンガ等で発信します。

        〇市民訪問団による講演、ワークショップ、合唱、舞踊、楽器演奏等

          京都からの市民訪問団が、日本舞踊の披露、京都の工芸美術に関する講演などを行い、ケルン市民に様々な

          京都の文化を発信します。

        〇伝統工芸家による展覧会 ※京都市共催

 

  ウ 日本・京都へ!留学生おこしやすセミナー

    日時  11月6日(月曜日)午前10時~午後0時30分(現地時間)

    場所  ケルン大学内インターナショナルハウス

    実施主体  京都市、ケルン大学

    内容  ケルン市内の大学生や日本語学習者を対象に、留学先としての京都の魅力や京都の大学を紹介します。

         ・ケルンの大学と協定を締結している京都外国語大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都大学、

          同志社大学、立命館大学による大学紹介(オンライン、録画含む)

         ・ケルンへ留学している京都の大学生と京都への留学経験があるケルンの大学生によるパネルディスカッション 等



2 リュブリャナ市及びザグレブ市訪問について

  世界歴史都市連盟の事務局を務める京都市では、11月8日(水曜日)から9日(木曜日)にかけて、リュブリャナ市で開催される2023年度世界歴史都市連盟理事会に本市代表団を派遣します。

  本市からは、門川大作市長(同連盟会長)の代理として、坂越健一副市長が理事会に出席するとともに、隣国のクロアチア共和国にある姉妹都市ザグレブ市を訪問します。

 

⑴   代表団

  坂越 健一 (京都市副市長、世界歴史都市連盟会長(門川市長)代理)

  西松 卓哉 (京都市総合企画局国際交流・共生推進室長/世界歴史都市連盟事務局長) ほか計5名


⑵   出張日程

  11月6日(月曜日)京都発

     7日(火曜日)リュブリャナ着、在スロベニア日本国大使館訪問

     8日(水曜日)世界歴史都市連盟理事会出席

     9日(木曜日)世界歴史都市連盟理事会出席

    10日(金曜日)リュブリャナ発、ザグレブ着

                    在クロアチア日本国大使館及びザグレブ市役所訪問

    11日(土曜日)ザグレブ発

    12日(日曜日)京都着

 

⑶   2023年度世界歴史都市連盟理事会の概要

 ア    日程 令和5年11月8日(水曜日)・9日(木曜日)

 イ    会場 リュブリャナ市役所

 ウ    議題

  〇 新規加盟都市審査

  〇 主な報告及び協議事項

   ・ 第20回及び第21回世界歴史都市会議開催立候補の状況について

   ・ 第19回世界歴史都市会議(2024年にリュブリャナ市において開催予定)について(日程、テーマなど)

 エ その他 第19回世界歴史都市会議会場及びエクスカーション候補地視察等


<世界歴史都市連盟理事会>

 世界歴史都市連盟の理事都市(8都市)による会議であり、原則1年に1回開催。

 世界歴史都市会議の開催に向けた協議、同会議の開催都市の選定、新規加盟都市の審査等を行う。京都市は会長都市、事務局として毎回参加。

     

<参考1>ケルン市について

■  概要

  1世紀のローマ人の植民によって建設された商業都市を起源とし、ライン川水運・鉄道・道路の要衝となっている。商工業と観光の町であり、また絵画・音楽をはじめとする現代芸術の拠点でもある。2基の尖塔を持つ大聖堂は世界最大のゴシック建築物として有名。オーデコロンの発祥地でもある。

  人口  約107.3万人(2021年、ドイツ国勢調査)

  面積  405.16km2

 

■  ケルン市との姉妹都市提携の経過

  1958年(昭和33年)、駐日ドイツ大使が京都を訪問したとき、ドイツの都市との姉妹都市提携が話題にのぼり、翌年、京都市長がケルンを訪問したのを機会に、1962年(昭和37年)京都市がケルンとの姉妹都市提携の意思を表し、ケルン市からも非公式に申し込みがあった。 1963年(昭和38年)、駐日ドイツ大使がケルン市の都市提携文書を京都市に送り、ケルンでの姉妹都市提携式典に京都市長が出席した。


<参考2>リュブリャナ市について

■ 概要

  スロベニア共和国の首都であり、最大の都市。かつては神聖ローマ帝国やオーストリア=ハンガリー帝国に支配されながらも繁栄し、現在ではスロベニアの政治、経済の中心として発展を続けている。丘の上に立つリュブリャナ城や、赤瓦の屋根が折り重なる旧市街、ピンク色のフランシスコ教会などの名所を有する美しい古都である。

  1995年(平成7年)秋にリュブリャナ大学文学部に日本研究講座が開設され、近年では日本文化に対する関心が高まりつつあり、伝統的な日本文化をはじめ、若者の間では日本のアニメに代表されるポップカルチャーが浸透しつつある。

  人口  約29.4万人(2021年、スロベニア統計局)

  面積  163.8km2


<参考3>ザグレブ市について

■ 概要

  10世紀にスラブ系民族が建設したクロアチア共和国の首都。市の中心部には、ネオ・ゴシック様式の聖地がそびえ、中世の面影を残している。市内には、300年の歴史を持つザグレブ大学をはじめ、音楽院など数多くの文化遺産を有しており、美しい町並みが広がっている。伝統産業(民族作品、手作り刺繍、レース編み、なめし皮製品、陶磁器類等)には、独特な持ち味がある。

  人口  約76.7万人(2021年、クロアチア統計局)

  面積  641km2


■ ザグレブ市との姉妹都市提携の経過

  1966年(昭和41年)から、代々の駐日ユーゴスラビア大使が京都市とザグレブ市の姉妹都市提携について提言した。その間、人的・文化的交流を中心に友好を深め、1975年(昭和50年)、京都市とザクレブ市が友好協議議定書に署名、1981年(昭和56年)の京都市長のザグレブ市訪問により、姉妹都市提携が実現した。


<参考4>世界歴史都市連盟について

■ 目的

  人類の将来にわたって、万人が永遠に希求し続けるべき世界平和の達成に貢献できることを願って、歴史都市という共通の絆で結ばれた都市が、将来にわたって日常的な交流を促進するための組織で、世界歴史都市会議の継続開催の基盤を確固たるものにするとともに、歴史都市が直面している課題の解決に向けて、情報交換、共同研究など、歴史都市のさらなる発展のための事業を行うことを目的としている。

 

■ 経過

  1987年(昭和62年)に第1回世界歴史都市会議が京都で開催された際に、同会議の継続開催のために、会議参加の26都市を会員として、世界歴史都市会議協議会が設立された。

  1994年(平成6年)に、平安建都1200年事業の一環として、第4回世界歴史都市会議が再び京都市で開催されたのを契機に、従来の協議会を発展的に解消し、世界歴史都市連盟が設立された。以来、事務局は京都市に置かれ、京都市長が会長を務めてきた。

 

■ 組織 

  会員都市数 128都市(65箇国・地域)(2023年(令和5年)9月末時点)

  会 長   京都市

  副会長   コンヤ市(トルコ)、西安市(中国)

  理 事   バート・イシュル市(オーストリア)、慶州市(韓国)、クラクフ市(ポーランド)、リュブリャナ市(スロベニア)、

        シーラーズ市(イラン)

  監 事   金沢市

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