熱中症アラート時の学校授業について

　昨今は酷暑が続き、また教室では冷房が効きにくい。熱中症アラート時の学校授業の見直し（体育の中止、授業リモート対応等）を検討してほしい。

　本市におきましては、熱中症の事故の防止徹底を図るため、教育委員会から全学校・幼稚園に対し、児童生徒の体調等を考慮した活動設定や安全指導を徹底するとともに、暑さ指数を活動場所や活動時間帯ごとに正しく把握し、「熱中症予防運動指針（環境温度に応じてどのように運動したらよいかの目安）」で示される暑さ指数の基準値を超える場合は、躊躇なく体育をはじめ各授業等の中止や運動強度の軽減・時間・場所の変更等を判断するよう通知しています。また、暑さ指数が基準を超えない場合であっても、子どもたちの健康を最優先に、慎重に判断するとともに、子どもたちの言動を観察し、違和感が見られる場合は、直ちに体への負荷軽減、休息の確保、または活動を中止することとしています。

　ご指摘の教室空調につきましては、定期的にメンテナンスや修繕を行い、児童生徒の健康管理を最優先に考えて、快適な学習環境づくりに努めているところですが、体質や既往歴等の事情から、個別の対応が必要な場合は、対応可能な学習保障の手段について、学校へご相談いただくようお願いいたします。

　熱中症アラート時、熱中症予防のために通常授業から終日リモート授業とすることは、朝の段階で実際の暑さ指数を踏まえた判断が必要であり、各家庭の実情等を考慮すると困難ではございますが、引き続き、子どもたちの健康のため、各校における安全確保の取組と安全指導に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

（回答日：令和5年9月9日）

教育委員会事務局学校指導課

電話：075-222-3851

体育健康教育室

電話：075-708-5321