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共同記者会見(2023年7月4日)

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2023年4月12日

(共同記者会見)文化庁京都移転記念事業Opening Celebration「きょう ハレの日、」に係る文化庁連携プラットフォーム共同記者会見の開催について 

共同記者会見概要

会見の様子
会見の様子

 文化庁連携プラットフォームでは、文化庁京都移転を契機として、多彩な地域文化を活かした取組を府内各地で一体的に開催することにより、文化庁と連携した新たな文化の取組の始まりを広く全国に発信しています。

 この度、その開幕となるOpening Celebration「きょう ハレの日、」のイベント概要や今後の取組を発表する共同記者会見が以下のとおり、開催されました。


【共同記者会見について】

日時:2023年7月4日(火曜)午後5時~午後5時30分

場所:京都経済センター 7階 京都商工会議所内 特別会議室

   (〒600-8565 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地)

出席者:文化庁連携プラットフォーム共同代表

      ・京都府知事 西脇 隆俊

      ・京都市長  門川 大作

      ・京都商工会議所会頭  塚本 能交


【文化庁京都移転記念事業Opening Celebration「きょう ハレの日、」について】

 開催日 2023年9月8日(金曜)、9日(土曜)

  会場 ロームシアター京都、岡崎公園、島崎公園(宮津市)、萬福寺(宇治市)

  主催 文化庁連携プラットフォーム、文化芸術発信強化実行委員会


【文化庁連携プラットフォームについて】

 文化庁の京都移転の意義の実現に向けて、行政、経済界、文化団体等のオール京都が一体となって構成する組織です。文化庁との連携による新たな文化政策の実現や、世界に向けた日本文化の発信等を推進し、日本文化の国際的な価値を高めていくことを目指しています。


 ※記者配布資料は、以下から御覧いただけます。(情報は7月4日時点のものです。)

会見要旨(摘録)

【共同代表挨拶】

●京都府知事 西脇 隆俊

 報道関係者の皆様、お忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。

 オール京都で進めてまいりました文化庁の京都移転が、本年3月に実現し、5月15日から本格始動しております。そして、いよいよ、国と地方の連携による地域文化を活かした、地方創生の実現に向けた取組がスタートします。本日、お知らせします「きょう ハレの日、」のオープニングセレブレーションは、その幕開けとなる事業でございます。

 9月8日から9日にかけて、岡﨑公園一帯を祝祭の舞台として「ハレの日」を演出してまいりたいと考えております。能舞やいけばな、書道などの伝統文化、府内各地の郷土料理、特産品などの食文化、ダンスや太鼓などのステージパフォーマンスなど、日本文化の中心地らしい「ハレの日」を演出いたします。

 宮津市と宇治市にも会場を設けて、各地域それぞれの「ハレの日」の文化をお見せします。

 また、オープニングの催しを一層盛り上げるため、京都市交響楽団やさだまさしさん、ナオト・インティライミさん、上白石萌音さん、小林武史さんによる記念コンサートも開催いたします。

 来年3月までの間に、オール京都の文化庁連携プラットフォームメンバーによって、皆様に文化を楽しんでいただけるよう、府内一帯で切れ目なく様々な「ハレの日」事業を展開してまいります。

 岸田首相や都倉長官からも、歴史と伝統ある日本文化の京都からの文化発信が、日本文化への評価向上につながると、大きな期待をいただいております。

 そうした期待に応え、多くの方々から「文化庁が京都に移転してよかった」と言っていただけるよう、「ハレの日」の取組を推進し、日本文化の魅力を一層高め、オール京都の知恵と工夫により、「文化の京都」を次々と発信してまいりたいと思っております。本日はオープニングの記者発表ですけれども、折に触れて様々な情報発信をしていきたいと思っております。

 皆様におかれましても、引き続き御協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。  

 

●京都市長 門川 大作

 本日はありがとうございます。

 京都の悲願であった文化庁の移転、しかも機能を強化しての京都移転が実現し、業務を開始しております。この文化庁京都移転は文化による地方創生、日本中を元気にする、経済の活性化、同時に広くは世界からより尊敬される日本にしていこう、世界平和を実現していこうといったことを目指していることでもございます。

 文化庁は京都移転を機に、食文化推進本部と文化観光推進本部を京都に立ち上げました。これらは京都の強みをいかんなく発揮できるもので、すでに文化庁との意見交換を府市共同で行っておりますが、そうしたことを通じて日本中、世界中の方々に「文化庁が京都に移転してよかった」と多くの方に感じていただける取組に、より熱を入れていきたいと考えております。

 そして「きょう ハレの日、」でございます。コロナ禍において、文化芸術の表現の場、発表の機会の中止や延期などが余儀なくされたが、文化庁の京都移転とコロナ禍が明けていく時期がぴったりと一致しております。そして京都の様々な分野の方が発表の機会に来ていただけると思っております。来年まで含めて、様々な取組を楽しんでいただきたいと思います。知事からもおっしゃっていただきましたけれども、京都市交響楽団も広上淳一マエストロの元、この10年で大きく演奏力が飛躍したと高い評価もいただいております。この京響の演奏をぜひお楽しみいただきたいです。

 さて、一方で世界では分断が広がっております。文化とは、多様性を認め合い、包摂性のある社会、誰一人取り残さないSDGsの達成にも貢献していかねばならばならないと考えております。皆様と一緒に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 

●京都商工会議所会頭 塚本 能交

 文化庁が京都での業務を開始され、早3カ月が経過しました。地方創生の実現に向けては、文化庁が京都に移転したことにより、何をしてくれるのか、という発想ではなく、一人ひとりが自分事として何ができるか考えることが重要ではないかと感じております。

 本日発表させていただきます記念事業をきっかけとして、是非、京都はもとより関西一円から多くの人に御参加いただき、文化庁の京都移転の意義や日本の文化の魅力などについて、少しでも感じ取っていただければと思います。

 私ども京都商工会議所では、文化庁の移転を支援する事業の一環として旧富岡鉄斎邸を改修し「文化と産業の交流拠点」の整備を進めており、また、昨年11月には、文化産業振興委員会を立ち上げ、文化力を活かした産業振興のあり方について議論を深めているところであります。

 こうした取組を通じて、今後とも、産業という視点に重点を置きながら、多様な文化を活かした価値創造を加速させ、経済・社会の活性化につながる取組を展開してまいりたいと考えています。

記者配布資料

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