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姉妹都市キーウ市への支援の取組について

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2025年4月1日

京都市では、令和4年2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻に伴い、日常生活に大きな影響が出ている姉妹都市キーウ市を支援するため、市民の皆様にも御協力いただきながら下記の取組を実施しています。

キーウ市支援の取組について

1 キーウ市支援の寄付金について

キーウ市の文化・生活の復興に役立てるため、令和4年3月2日から、キーウ市への寄付金受付を開始し、現在も継続しています。

(1)寄付金の受付

実施期間

当面の間

寄付金の募集体制

口座振込

<お知らせ>
 市役所、区役所・支所、図書館、事業所等に設置していた寄付金箱の運用は、令和7年3月31日をもって終了しました。

口座振込先

三菱UFJ銀行 京都支店 普通 4019270

名称:姉妹都市キーウ市支援事業実行委員会(委員長:西松卓哉)
住所:〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地

※ 令和7年4月1日から、振込口座を変更しております。
※ 振込手数料は、恐れ入りますが、各自御負担をお願いいたします。
※ 寄付控除の取扱いはございません。

(2)寄付金額

109,864,039円(令和7年1月14日時点)
(上記金額には、京都市会議員による義援金及び京都市役所職員による寄付金を含みます。)

(3)寄付金を活用した支援

市民の皆様等からいただいた寄付金を活用し、下記の支援を実施しています。

建物の復興支援

皆様からの寄付金は、これまでに2回キーウ市関係機関へ送金しました。

  • 送金額:72,032,639円(ユーロ建て送金)
    1回目:令和4年5月13日 60,799,548円
    2回目:令和4年9月14日 11,233,091円
  • 送金先:Future Kyiv Foundation(キーウ市指定の寄付金送金先機関)
    キーウ市では、本市が送金した寄付金を活用し、ロシア軍によるミサイル攻撃を受けて部分的に破壊された9階建て集合住宅を、再び住めるよう修復されました。

物資支援

寄付金を活用し、これまでに下記の物資を4回にわたって提供しました。

【4回の物資支援の合計】
 ・災害時用毛布 計2,500枚
 ・カイロ(使い捨て) 計760,600個
 ・救急医療用品(包帯、ガーゼ、止血帯) 計400セット

物資支援の概要
 時期経費内容
第1次物資 R4.12月引き渡し、
R5.1月到着 
 約343万円
(航空便)
 災害用毛布500枚、カイロ5,000個
第2次物資R5.1月引き渡し、
R5.1月到着
 約1,322万円
(航空便)
 災害用毛布2,000枚、カイロ50,000個
第3次物資R5.10月引き渡し、
R5.12月到着
 約858万円
(船便)
 カイロ355,200個
第4次物資R6.12月引き渡し、
R7.2月到着
 約1,160万円
(船便)
 救急医療用品400セット(包帯、ガーゼ、止血帯)、カイロ350,400個

※ 第1次支援分を提供後、キーウ市から「カイロは特に需要が高く重宝する」旨の連絡をいただいたため、第2次支援ではカイロを重点的に提供

※ 毛布2,000枚のうち100枚は、今回の支援趣旨に賛同いただいた製造元〔足立織物株式会社:本社兵庫県〕から無償提供

※ 支援物資は、キーウ市役所を通じて、救急医療用品は救助隊に、使い捨てカイロは主に避難所へ行くことが困難な高齢者等に配布

2 献花台の設置

今回の軍事侵攻で犠牲になられた方々への哀悼の意、負傷された方々へのお見舞い及びキーウやウクライナの一刻も早い平和の回復を祈念する目的で令和4月3月2日に献花台を設置し、皆様からは合計600束以上の献花をいただきました。

<お知らせ>
 市役所本庁舎1階(屋内)に設置していた献花台は、令和7年3月31日をもって終了しました。

3 京都市長とキーウ市長のオンライン会談

(1)令和4年4月6日

キーウ市のクリチコ市長と門川市長・田中京都市会議長がオンラインで会談し、戦禍にあるキーウの最新状況を京都市民に発信いただくとともに、今後の必要な支援等について意見交換しました。

【会談の概要】
(クリチコ市長)
 キーウ市近郊はじめ多くの都市においてロシア軍による虐殺、都市の破壊が行われている惨状の説明、日本そして京都市民からの支援に対する謝意の表明、長引く戦況に備えた食料品や医療物資の支援や破壊された街の復興支援の要請、平和に向けた団結と積極的な行動の呼掛け

(門川市長)
 ロシアによる軍事侵攻に対する抗議と即時撤退に向けた国内外への働きかけの表明、キーウ市民に向けた京都市民の行動(寄付金、献花等)と避難者受入支援の報告、今後の国や他都市等と連携した継続的な支援の約束

(田中議長)
 京都市会におけるロシアによる軍事侵攻への抗議決議、市会全議員による義援金の紹介、キーウの平和回復への祈念

(2)令和7年2月12日

キーウ市のクリチコ市長と松井市長がオンラインで会談し、キーウの最新状況を確認するとともに、今後の支援や交流について協議しました。

【会談の概要】
(クリチコ市長)
 ・ウクライナ・キーウ市の最新状況、ウクライナに平和が訪れることへの願い
 ・これまでの支援に対する感謝の意
 ・復興に向けた経済活動の活発化への期待

(松井市長)
 ・これまでのキーウ市との文化・芸術交流
 ・本市におけるキーウ市支援の取組
 ・復興を通じた今後の経済交流の強化と、両市双方がその交流を後押ししていくことの確認


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お問い合わせ先

京都市 総合企画局国際都市共創推進室 国際担当

電話:075-222-3072

ファックス:075-222-3055

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