市民しんぶんの制作について
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2023年4月3日
市政広報の重要性
本市では,京都市基本計画において,「必要な人に必要な情報を的確かつわかりやすく伝える『到達主義』の情報発信を進める」ことを掲げており,様々な媒体を通じて,市政情報を市民の皆様にお届けすることとしています。
市民しんぶんについては,市民の皆様の生活に関わる防災や税金,福祉関係の情報も掲載しておりますので,引き続き,市民の皆様にお届けしてまいります。市民しんぶんの掲載内容
市民しんぶんは,京都市主催・共催の催しのほか,次のような情報を掲載しています。
◎市民生活に関すること
・コロナ下での各種支援制度
・市税条例の改正(税金の取扱い変更)
・行政手続きの窓口開設やオンライン化 など
◎防災・交通・安全に関すること
・交通規制
・救急電話相談窓口の開設
・客引き行為の規制や路上喫煙防止の取組 など
◎健康や福祉・子育てに関すること
・新型コロナワクチン接種
・子育て支援制度
・予防接種や保育所申込 など
◎市民の皆さまに知っていただきたいこと
・京都市の行財政改革・予算・決算
・コロナ下での障害のある方の暮らし
・食品ロスなどの環境問題 など
(令和2年度の記事の中から一部掲載)
市民しんぶんの評価
平成27年に紙面のリニューアルを行い,読みたくなる紙面づくりのために,1面での仕掛けや文字量を削減し,イラストや写真を多用する方針に転換しました。
リニューアル以降,全国広報コンクールにおいて,平成28年から6年連続(政令市では京都市のみ)で入賞しており,審査員の方からは,「読者の目を引き付ける編集の切り口と表現アイデアに長けている」「単なる行政情報ではなく読み物として伝えようとしている」と評価いただいています。
また,読者の方からは,「読みやすくなった」「読むようになった」といった意見もいただいています。
【参考】
●令和3年全国広報コンクールで「読売新聞社賞」を受賞(令和2年9月1日号)
●令和2年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成31年6月1日号)
●平成31年全国広報コンクールで「読売新聞社賞」を受賞(平成30年5月1日号)
●平成30年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成29年8月1日号)
●平成29年全国広報コンクールで「内閣総理大臣賞」を受賞(28年6月1日号)
●平成28年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成27年10月1日号)
市民しんぶんの制作経費(令和5年度予算[概算])
版下制作費・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,900万円
印刷費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7,000万円
視覚障害者版作成経費・・・・・・・・・2,500万円
広告収入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5,800万円
合計 1億2,400万円(広告収入を差し引くと6,600万円)
※参考
1日号(全市版)・・・・・・・・・・・・・・・6,000万円
15日号(区 版)・・・・・・・・・・・・・・3,900万円
※1部当たりの単価
4,100万円÷1,560万部=2.6円
(全市版+区版発行経費―広告収入)÷(65万部×月2回×年12回)
よくある質問(1日発行の全市版)
Q なんで今どき紙媒体なの?ホームページだけでいいのでは?
総務省の調査では,令和2年の京都府のインターネット利用者の割合は,86.2%と,市の人口で換算すると約20万人の方がインターネットを利用されていないということになります。
皆様に情報をお届けするため,また,インターネットを利用されていない方への情報発信という観点から,市民しんぶんを発行しています。
また,インターネットは,簡単に情報を得ることができる反面,興味や関心がない情報にはアクセスしないといった特徴があります。一方,市民しんぶんなどの紙媒体は,「各世帯に届けられる」,届けられれば「気軽に手にとって見ることができる」という特徴があります。
市民しんぶんに掲載しているのはイベントだけではありません。市民の皆様の権利や負担に関する情報等,知っていただきたい情報,知っていただかねばならない情報も多く掲載しており,こうした情報を市民の皆様に届けられることも紙媒体の大きなメリットであると考えています。
なお,すでにLINEアプリでの情報発信も行っておりますが,今後それぞれの取組の発信について更に充実していきたいと考えています。
Q 1面(表紙)が写真や絵だけなのはもったいない。紙面の無駄遣いでは?
市民しんぶんに掲載する情報は,市民の方には馴染みがないものも多く,面白いものでもないため,まずは手に取ってめくっていただくことが第一と考えています。届いた際に1面が文字ばかりだと,関心を持たれず見ていただけないことから,最も目に付く1面で「興味や関心を引く工夫」を取り入れています。
読者の方からは,「1面にインパクトがあり引き込まれた」「1面を見てついつい読んでしまった」といった声もいただいています。
Q 新型コロナなどの情報が古い。新しい情報は載せられないの?
市民しんぶんは,発行月前月の10日頃に校了し,20日頃から配布が始まります。新型コロナやワクチン接種などタイムリーに情報発信をしなければならない案件は,校了直前まで原稿の調整を行っていますが,どうしても対応が間に合わないこともあります。

(令和3年5月1日号の場合)
Q なぜマンガやキャラクターを使うの?
市民しんぶんは,記事に応じて構成やデザインを変えています。読みやすく,伝わりやすくするために,写真やイラスト,キャラクターを積極的に活用するようにしています。
マンガやキャラクターが苦手という声もいただいておりますが,一方で,「マンガだったから財政の難しい記事も読むことができた」「内容に入っていきやすかった」といった声もいただいておりますので,ご理解を賜れれば幸いです。
Q 市民しんぶんが配布されない。町内会に入っていないと配布されないの?
市民しんぶんは,非常勤の公務員である市政協力委員が,町内会の加入・未加入に関わらず配布しています。市民しんぶんの配布については,お住まいの区役所の地域力推進室にお問い合せください。※市内のコンビニでも配布しています(一部店舗除く)。
Q 経費を節減するためにページ数を減らしてもいいのでは?
市民しんぶんでは,毎号150件程度の記事を掲載しており,限られた紙面スペースの中で,できるだけ多くの情報を掲載できるよう工夫しております。ページ数を減らすと,市民の皆さまにお伝えする情報が減ってしまったり,情報を詰め込み過ぎて読みにくくなってしまう課題があります。
一方で,財政難の中,費用対効果の良い紙面づくりも求められておりますので,紙面のバランス等を考えながら紙面改善を行っていきます。
お問い合わせ先
京都市 総合企画局市長公室広報担当
電話:075-222-3094
ファックス:075-213-0286