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門川市長臨時記者会見(2021年7月20日)

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2023年4月12日

市長臨時記者会見(2021年7月20日)

国からのワクチン供給計画を受けた8月以降のワクチン接種について

新型コロナワクチン接種事業『国からのワクチン供給計画を受けた8月以降のワクチン接種』について,京都市長が記者会見を実施しました。

 ※発表内容は,7月20日時点の情報です。最新情報は,こちらを御覧ください。

会見要旨(摘録)

市長

 この間,国からのワクチン供給量が激減し,多くの方々に大変な御心配をおかけしました。医療機関等にも,大変な厳しい対応をしていただきました。申し訳なく思っております。国・京都府に対して必要量の確保を,繰り返し要望し,そして,まだ不十分な供給量ですが,当面の供給の見通しが立ちましたので,これからのワクチン接種の進め方について御説明申し上げます。


【1.これまでの接種状況】
 まず現在の状況です。65歳以上の高齢者の1回目(の接種率)は80.31%。2回目(の接種率)は63.42%となりました。2回目の接種率は,政令指定都市トップ水準でございます。
 7月5日時点ですが,2回目とも全国の平均を大きく超えていましたが,ワクチン供給量が大幅に削減された下で,2回目接種に重点を置かざるを得ない状況が訪れました。多くの方々にお待ちいただいている状況について申し訳なく思っています。
 そして,VRS(ワクチン接種記録システム)の登録が非常に大事である。これによってワクチンの供給量も左右されるということもあります。医療機関に対して,VRSの登録をお願いするとともに,京都市としても,単独では登録に時間がかかる等の課題がある医療機関については支援をさせていただいています。


【2.集団接種を希望された高齢者の方の接種】
 京都市はかつての先着順の接種の申し込みから登録制にさせていただき,そして,登録された方を御案内する仕組みにしております。これについては多くの方々が安心して待っておられるということで高い御評価もいただいています。5月31日から7月18日までの総登録数は,66,311人になりました。(登録が)重複している方を除いた実登録数が52,155人,そしてこれまでに御案内した方は50,925人。接種が済んだ方,あるいは予約が完了している方は35,880人。他で予約ができたなどで辞退された方が15,045人でございます。約98%の方が接種予約を完了又は登録辞退を確認しております。2%の方,1,230人につきましては,7月中旬以降,登録された方などでございます。概ね登録された方については7月中に接種が完了すると考えています。


【3.ワクチンの供給状況】
 次に,今後のワクチンの供給状況も含めて御説明申し上げます。国から供給されたワクチンを,京都市は一元的に管理しまして,900の医療機関に配送してまいりました。6月は各医療機関が希望される量につきましては,全て確保でき,6月14日からの週以降は10万回を超えるワクチンを医療機関に配送をしてきました。ところが,第9クール(7月5日から)の2週間は,供給量がほぼ半減するという事態に陥りました。約129,000回分配送できたものが,週当たり約69,000回になる。更に,7月19日からの2週間につきましては,46,800回。ピーク時の3分の1になる。このような事態になりました。国,京都府に対して,ワクチンの供給を繰り返し要望してまいりましたが,十分な対応をしていただけませんでした。


【4.緊急措置】
 次のページです。そんな中で,私の方から医療機関あるいは記者会見を開き,市民の皆さんにこうした厳しい状況を御説明申し上げ,高齢者接種・2回目接種を確実に行うために,やむを得ず,7月12日から31日までの間は,64歳以下の方の,医療機関での新たな接種については停止せざるを得ない。予約も止めざるを得ない。こういう状況になったことを説明し,申し訳なく思っております。
ただ,7月12日からの週につきましては,何としても高齢者の1回目接種は確保していきたいということで,別枠で配分させていただく対応をとってきました。しかし,7月19日からの週,ワクチン供給が3分の1に減るという事態の下,2回目接種の難民を作らないということで,1回目接種分については配送できない状況に陥りました。申し訳なく思っています。


【5.医療機関での高齢者の方の接種】
 次のページでございますが,そこで,7月19日の週からの1回目接種分のワクチンが配送できない状況に合わせ,1回目接種を希望する高齢者を把握したいということで,全ての医療機関に調査をさせていただきました。そして,423医療機関において,約18,000人の方が接種をお待ちであることが確認されました。
 そして,この間の医療機関の御協力,国・京都府からの供給により,接種をお待ちの方のワクチンは確保して,7月26日の週から,別枠で423医療機関にワクチンをお届けして,早速接種を開始していただきたいと考えております。ワクチンの供給不足は国の責任であると私は考えますが,現実に協力していただいている医療機関の方々,また何よりも早く接種したいと念願されている方々に,大変な御心配・御心労をおかけしたことに対しまして,お詫び申し上げたいと思っております。


【6.ワクチンの供給状況等(7月)】
 今後のワクチンの国からの供給量と,私どもが医療機関,更に集団接種会場に配送する見込みでございます。7月9日時点で底をついているのが御覧いただけると思います。在庫があるということではなく,国から供給されたものを計画的に医療機関に配分していかなければならない。そのための調整です。なんとか最低限のワクチンが確保できたので,8月6日までの見通しを立てています。後ほど資料の表を御覧ください。


【7.今後の接種体制(8月以降)】
 次に,8月以降の接種体制についてです。個別接種を実施していただいている診療所・病院等は900を超えますが,そこに対し,週当たり,全体で約54,600回分を配分させていただきます。申し訳ないですが,一つの医療機関で上限を8バイアル,週48回分とさせていただきます。そして,それとは別に,かかりつけの高齢者,障害児・者施設等での接種,あるいは保育園や学校等の園医や校医による接種。これはエッセンシャルワーカーでございます。これらについて,週約11,400回分を確保したい。これは個別接種であります。
 次に集団接種の13,700回分についてです。ファイザー社製につきましては10,700回。そして,「みやこめっせ」で3,000回分のモデルナ社製が確保されています。合わせて,集団接種会場では,13,700回分を確保して集団接種を再開していきたいと考えております。
 京都市への第11クール・第12クールのファイザー社のワクチンの供給について,第11クールについては,8月2日から8月15日までの2週間で,147,420回分が確保できました。そして,第12クール分は私どもとしては,第11クールと同じ量を確保したいと国に要望していますが,現時点で未確定の部分もございます。94,770回分プラス調整枠。少なくとも114,660回分は確保したいと思っています。京都府においても色々検討いただき,御尽力いただきました。
 京都府に第11クールで,224箱のワクチンが来ております。私どもは京都府に対して,少なくともトータルの人口比率56.6%を確保していただきたいと考えています。同時に,大都市で感染者が増加しております。大都市を重点にワクチン接種を進めることが,感染症対策,まん延防止の基本の一つであると考え,大都市への重点配分を要望しております。国にも要望しております。そんな中で京都府の224箱,そのうち56.6%の126箱が,本市へ配分されています。すなわち,最低限の要望である人口比率が確保できたのが現状です。これは国の配分が大都市に不利になっているのではないかと考えています。京都市は他都市のように,1割削減の対象にはなっておりません。しかし,小さな市町村は全部(端数分の配分が)切り上げになっている。その分が大都市で減っている。国の段階での配分ですが,そういう状況も見られます。少なくとも,全国で大都市が人口比率を確保できないということは,あってはならないことだと考えます。それにプラスして調整枠で加配するというのが,これからコロナ禍を収束させていくために大事である。このことを国にも申し上げていきたい。京都府にもお願いしていきたいと考えております。更に,我々は現実に医療機関と集団接種会場で見通しを立てて,確実な接種を進めていく必要があるということで,8月中の1週間当たりの供給量約65,500回分が確保できるという見通しを立てて配分計画,接種計画を立てていきます。


【8.集団接種の希望登録者等】
 次のページ,集団接種の希望登録者等についてです。毎日希望登録していただいております。大切な人,御自身の健康,命を守るためにもワクチン接種の御登録をお願いしたいと思っています。
 現時点で(希望登録者数は),基礎疾患を有する方が10,114人,既に予約完了している方が4,516人おられます。これも地域の医療機関等で予約できた等で辞退されている方が3,588人おられます。次に,64歳以下の基礎疾患のない方が50,887人に登録していただいています。そして,65歳以上の方,大体1日に現時点でも90人ぐらい新たに登録されるということで,周囲の方が接種された,そのことを聞かれて安心して登録されている方が多い。そこでまず,65歳以上の方を優先し,基礎疾患のある方,その次に更に64歳から60歳の方,そして60歳未満の方を案内していきたいと考えております。
 更に,保育職員や介護サービス従業員,教職員等のエッセンシャルワーカーに対する接種が大事でございます。タクシーやバスの運転手,あるいは民間を含めたごみ収集業務の従業者等のエッセンシャルワーカーと合わせて,既に約18,500人に接種を受けていただいております。特にこれから,障害者施設での接種に力を入れていきたいと思っています。どこまでをエッセンシャルワーカーと規定するか非常に難しいですが,概ね 84,000人の方に優先的に受けていただかなければならないと考えております。


【9.個別接種体制】
 次に,個別接種の体制でございます。診療所,病院,医師会,私立病院協会等,大変な御尽力を賜っております。また,この間,御迷惑をおかけしております。
 7月26日の週から,かかりつけ医等で接種をお待ちの高齢者の接種を実施してまいります。423の医療機関に約18,000人分のワクチンを最優先で配送させていただきます。
 次に8月2日の週からは,1回目接種の予約を再開していきます。まずは基礎疾患を有する方,次に64歳以下の方も含めまして,1回目接種をできるように1医療機関48回分のワクチンを配送させていただきます。そして,かかりつけ患者以外に接種可能な診療所・病院等は,「京あんしん予約システム」に予約枠を掲載していただきたいと思っています。ワクチン供給は1バイアルにつき6回分ということになりますので,接種枠に余裕が出る医療機関は予約システムを活用していただきたいと思っています。
 そして,8月9日の週からは,障害児・者施設等での接種,園医・校医による接種に取り組みたいと思っています。503の高齢者施設につきましては,そこに従事する職員も含めて接種は完了いたしました。次に,88の障害者施設,そこに1,400人の職員が従事し,また利用者は2,400人でございます。職員は約6割の接種が進んでおりますが,利用者につきましては3割の接種状況でございます。基礎疾患がある方,障害がある方を優先して取り組んでまいりたい。従って,この分については(先ほどの)8バイアルとは別枠で配送します。


【10.集団接種体制】
 次に集団接種体制です。土日の10会場プラス京都看護大学は,8月7日から接種を開始します。京都看護大学は,保育職員・介護サービス従業員等のエッセンシャルワーカーに接種をしていただきます。
 次に,平日の会場につきましては,イオンモールKYOTOは今までは午前と午後に開設しておりましたが,現役世代の方が中心になってきますので,午後8時半まで開設し,午後8時までの接種にしていきます。KBSホールは,早くから夜間も含めた接種の体制をつくっていただきましたが,ワクチンが供給されない下で御迷惑をかけました。8月10日からイオンモールKYOTO等含めて接種を開始します。
 みやこめっせは,モデルナ社製のワクチンで接種を今日まで続けてまいりました。地域の医療機関で高齢者の1回目接種が厳しいときも,みやこめっせでは登録されている方の1回目の接種を続けてまいりました。8月5日までに高齢者・基礎疾患を有する方,約7,000人に接種します。以降は,保育職員・介護サービス従業員等のエッセンシャルワーカーに接種いただく会場としたいと考えております。
 7月21日から,まず集団接種を希望登録されている方に,コールセンターから接種場所・日時等を御案内します。まずは基礎疾患を有する方,次に64歳から60歳の方,そして次に60歳未満の方へと,順次,御案内する予定です。
 集団接種会場につきまして,整理して御説明申し上げます。西陣織会館,KBSホール京都,国立京都国際会館,左京区役所,みやこめっせ,京都看護大学,京都工場保健会診療所。それぞれ時間等は変更しております。週当たりの接種回数も御覧のとおりでございます。
 次のページでございます。東山区役所,イオンモールKYOTO,西京区役所,イオンモール桂川。これは,当面は西京区役所で行い,イオンモール桂川が利用できる段階でそちらの方に移すということで,今調整中でございます。また,「旧 北部配水管理課用地に開設する葛野大路御池会場(葛野大路御池下る)」という,地下鉄の便利の良い場所で右京区の集団接種を行います。あと,伏見区役所深草支所,醍醐地域体育館。ワクチンが限られて,そして働く方,現役世代が増えてきていることで,接種会場につきましても可能な変更を行いました。
 最後でございます。ワクチンの再開のスケジュールでございます。まずは明日から集団接種会場の案内を再開させていただきます。そして26日の週から,かかりつけ医での接種をお待ちの高齢者の接種を重点的に行ってまいります。
更に8月2日の週から64歳以下の方の個別接種・集団接種を行ってまいります。


【14.ワクチン供給状況(8月)】
 14ページでございます。今後のファイザー社製ワクチンの入荷及び配送見込みでございますが,入荷したものをその週に900の医療機関と集団接種会場に配分し,限られたワクチンを最も効果的に迅速に,医療機関,接種会場にお届けし,1日も早く希望される方に接種できるように進めてまいります。同時に国に対してワクチンの供給量を増やしていただくように重ねて要望してまいります。


【15.今後の接種見込み】
 今後の接種の見込みです。非常に不安に思っておられる方も多いと思いますが,先の見通しを申し上げたいと思っています。まず接種回数の見込みでございます。
 65歳以上の高齢者数41万人。既に接種率は80%を超えました。85%を超えるという可能性もあると思います。そのために約69.7万回が必要です。次に,64歳から12歳の方は87万人おられます。70%以上の方に受けていただける体制,ワクチンの確保が少なくとも必要だと考えており,約121.8万回以上(の接種回数)が必要です。そして,これまでに,個別医療機関,集団接種会場にお送りしたワクチンが約81.2万回分です。よって,今後必要な接種回数は110.3万回以上と考えております。
 そこで,個別医療機関と集団接種会場で週6万回以上の接種を確保していく。これが10月末までの15週になりますと,90万回になります。更に企業,大学等での職域接種,これを全国の平均から推定しますと京都市で37万回。合わせますと,127万回以上の接種が可能であるということで,10月末までに希望される方に接種していただける体制を確保・確立していきたいと考えております。
 大切な人や御自身のためにも,ワクチンの接種を是非お願いしたいと考えております。重ねまして,ワクチンの供給量が急に減らされたために,多くのお待ちの市民の皆様,また医療機関に,大変な御迷惑をおかけしました。今回のことを教訓にしまして,確実にワクチンを確保し,そして個別医療機関,集団接種会場に最も大切なワクチンを効果的に配分し,接種していただけるように万全を期してまいりたいと思っています。
以上でございます。

 

質疑応答(摘録)

記者
 集団接種を希望された高齢者の98%が予約完了ということでした。一方で,個別医療機関では,1万8千人もの高齢者が接種をお待ちでした。この現状への受け止めはいかがでしょうか。

市長
 京都市が集団接種で行った先着順でない予約システム。これが大きな役割を果たしたと思っています。京都市の予約システムで登録された方につきましては,ほぼ7月中に接種を2回御案内できると考えております。
そして,かかりつけ医(個別接種)で接種したいという高齢者の方については,7月19日からのワクチンの供給が激減したために,お待ちいただいている方が1万8千人おられます。誠に申し訳なく思っています。先ほど,御説明しましたように,7月26日から最優先で医療機関にワクチンをお届けしますので,接種していただきたいと思います。そうした方々につきましては,2回目の接種が8月にずれ込むことになります。御迷惑をおかけしていると思っております。引き続き,接種体制の確立に医療機関等と万全を期してまいりたいと思っています。

記者
 8月2日から個別の医療機関でのワクチン接種を再開されるということですが,各医療機関への配送量は限られているため,予約の殺到も考えられます。その点の見解と,市民の方へのメッセージがあればお願いします。

市長
 京都市においては当初から地域の医療機関を大切に,かかりつけ医等での接種を優先してきました。その考え方に変わりはありません。ただ,ワクチンの絶対量が少ないために1医療機関につき,1週間当たり48回の接種と,非常に御迷惑をおかけします。かかりつけの患者様の方を優先されて,少し待っていただかなければならない方もあろうかと思います。どうしても急がれる方については,集団接種での接種も御検討いただければと思いますが,集団接種会場もそれほど余裕があるということではございません。限られたワクチンをみんなで分かち合いながら,できるだけスムーズな接種を進めていく。そのための苦渋の選択でもあります。どうぞ御理解を賜りたいと考えております。

記者
 これから若い方向けの接種も始まっていくと思いますが,ワクチンに対する不安や接種したくないという声も聞かれます。若い方に何かメッセージがありましたらお聞かせください。

市長
 ワクチンを接種されるか,されないかはあくまでも御本人の御希望でございます。正しい情報に基づき,適切な御判断をお願いしたいと思っています。私どもも,京都市のポータルサイト等で科学的な知見に基づく情報を提供させていただいています。
主に若い方々の利用するSNS等で最近,科学的な根拠のない様々な情報が飛び交っています。そして,不安に思っておられる。こういうことが大きな社会問題になっております。厚生労働省等でも様々な正しい情報の提供に尽力されていますが,私どもも尽力してまいります。
65歳以上の方は京都市内におきましても大きく接種が前進しました。そして,この1週間で見ますと,65歳以上の方は人口の28%であるにもかかわらず,新規感染者は5%未満です。一方で,20歳未満の方が6割です。30歳代未満の方を含めますと週当たりで8割近くになるということもあります。その方々が,乳幼児にうつす,あるいは,家庭内感染で高齢者にうつす。こんな事例もあります。高齢者接種を優先してきた結果,高齢者の感染は激減し,そして,重症化される方も激減しております。ワクチンの効果の表れだと評価もされています。ぜひとも,若い方につきましては,それぞれの御判断ではありますが,科学的な知見に基づく御判断をよろしくお願いしたいと思っています。


記者
 個別接種体制について,8月2日から1回目の接種を再開ということですが,あくまで予約だけではなく,実際の接種も始まる。また,予約自体は,それよりも前から始まるという理解でよいですか。

市長
 はい。個別接種については,今現在でも,それぞれ医療機関でワクチンが確保できていれば,高齢者への接種を実施されている場合もあります。そして,8月2日からは,64歳以下の方も接種を受けていただけるということです。
 また,集団接種では,登録されている方の案内を7月21日から始めていきます。


記者
 今後このままワクチンの接種が進んでいくとして,今後の感染拡大防止対策を進めていくうえで,ワクチンの効果をどのように組み込んでいきますか。現時点では,ワクチンを接種している年齢層が比較的限られている現状ですので,ワクチン接種の効果を京都市の感染予防対策の中に織り込んでいくかというと,まだそれは時期が早いという認識でしょうか。

市長
 専門の方々が色々検討されていますし,やはり国においてしっかりとした見解を出していただきたいと思います。また,京都においても,京都大学,京都府立医科大学等,優れた医療機関や地域の医療体制が整っていますので,それらを含めて検証されることも大事だと思います。
現時点での私どもの実感としては,高齢者接種が進んだことによって,高齢者の新規感染が激減し,また重症化が減っている。一方で,50代の方が重症化しているというデータが東京等であります。これは,60歳以上の方の接種が進んだから,50代の方が目立ってきているのではないかと言われております。したがって,ワクチン接種が進むことで感染者が減っていく。さらに,重症化リスクが減少していく。こういうことが期待されます。ただし,変異株が次々現れてくるという問題もあり,それにどう対応するかが大きな課題ではなかろうかと思います。現時点において,インド発のデルタ株につきましても,ワクチンを2回接種して一定の期間が過ぎれば,重症化等リスクが大きく下がると言われています。そうしたことをしっかりと検証していくことが大事であります。さらにワクチンを2回接種したとしても,社会的距離を取るとか,マスクを付けるとか,そういった感染防止の基本の徹底は気を緩めないような取組が大事だと考えております。


記者
 12歳から15歳の方は,いつ頃から接種開始となるのでしょうか。

市長 
 国の示す優先順位は,まずは65歳以上の方,次に基礎疾患のある方,そして,60歳から64歳の方となっています。別にエッセンシャルワーカー等はありますが,それ以外の優先順位はございません。したがって,12歳以上から60歳未満の方は,同じ優先順位と考えております。8月2日から,個別接種の予約をしていただけたら良いと思います。

記者
 小児の場合は,大人と身体状況,心理状況が違い,そのための準備も必要と思います。12歳から15歳は,その特殊性を鑑みて,別枠で実施していくのでしょうか。

市長
 集団接種を中心に実施してこられた自治体は,そういうテーマがあると思います。京都市の場合は,地域の医療機関,かかりつけ医による個別接種を第一に進めてきました。したがって,ワクチンの8割を地域の医療機関にお配りし,医師会や私立病院協会等と連携して取り組んできましたし,これからも進めてまいります。そして,それを補完する形で,医師会等と連携し,集団接種会場を設けています。12歳から15歳の方の接種についても,地域の医療機関,かかりつけ医と相談してくださいということを,教育委員会から学校を通じて案内しております。もちろん集団接種会場も利用いただけます。したがって,12歳から15歳の方を切り分けた体制をつくる必要はないと思っています。
なお,17日に各学校から保護者に対して,この接種は本人と親の同意が大前提であること,また,かかりつけ医等に必要な場合は御相談いただきたいということをしっかりと通知文で御案内しております。接種された方と接種されていない方の間で差別が起こらない,そうした学校での配慮も重要であるということも重ねて通知しております。

記者
 8月2日から府医師会のシステムで予約開始し,それとほぼ同時に12歳から15歳の方も接種可能になるということでしょうか。また,京都市の登録システムでは,8月7日以降,64歳以下の登録された方に集団接種会場を案内していくということでしょうか。

市長 
 はい。いずれも仰せのとおりです。


記者
 国からのワクチン配分量についてですが,ピークと言われた6月が40万回分以上であるのに対し,8月は25万回分弱ということで,ピーク時の6割程度までは戻ってきていると思います。この配分量について,市長はどのようにお考えでしょうか。
 また,10月末までに接種完了するためには,9月以降のワクチン配分量も重要かと思います。9月以降は,8月以上の分量を目指されるのでしょうか。

市長
 正直に申し上げて,国全体としても限られたワクチン量であるため,早く受けたい人が多いから,京都市に多く配分してくださいということは道理が通らないと思います。私どもが申し上げているのは,大都市であっても当然ながら人口比率は厳守していただきたいということです。大都市は感染の発生率が高く,大都市を抑えこまなければ全国的な感染拡大を抑制できないということは多くの方がおっしゃっています。調整枠を使って人口比率を確保するのではなく,調整枠は感染者が多い所に追加で配分するという対応をお願いしたいと申し上げています。

記者
 今後,65歳以上の高齢者の接種回数の見込みは85%を目指していくということでしょうか。

市長
 希望が多いことは,率直に申し上げて嬉しい悲鳴です。4月に接種率9割を目指していきたいと申し上げたら,そこまで接種を強制するのかという御意見がありました。高齢者の方は,ワクチン接種に期待をされています。そして,ワクチンの効果と思われますが,現に高齢者の方の感染拡大,重症化していないという効果がありました。ワクチンの接種体制を確立する私どもにとっては負荷が大きいことですが,どんどんと接種を希望していただきたい。そして,順調に進めてまいりたいと考えています。


記者
 高齢者の方で,1回目接種ができていない方が1万8千人おられる中で,希望される高齢者のワクチン接種は7月末までに完了できるとされていることには,少し矛盾を感じます。その点についていかがでしょうか。

市長
 京都市の集団接種の登録システムでは,一部の例外はありますが,概ね希望者には7月中に接種いただける見通しが立ったと考えています。本人の希望で,かかりつけ医で接種したいと思っておられる方がいるのも当然であります。そうした方には,19日からワクチン供給量が激減したために,大変な御迷惑をおかけしました。直ちに26日から接種いただける体制を確立しますが,2回目接種については8月になります。お待たせして本当に申し訳なく思っております。したがって,概ね7月中,あるいは,8月の上旬,中旬までに接種が完了すると思います。ただ,報道機関等からは接種が完了するか否かという二者択一の質問がありますが,何をもって65歳以上の接種完了とするかは非常に難しいことです。先ほど申しましたが,今も毎日90人程度の新たな申込があります。どんどんと希望者が増えてくることは良いことだと考えています。引き続き,希望者が接種いただけるように体制を整えていきたいと思います。

記者
 概ねという言葉を入れる意図は,まさに今おっしゃられた所にあるということですね。

市長 
 そういうことです。ワクチンの供給量が激減したために,2回目接種について8月にずれ込んだ方がおられます。お詫びしたいと思います。

記者
 かかりつけ医での接種が基本という市のメッセージを受けて,個別接種を希望されていた方に対しては,ワクチンの供給減によって,7月中に接種を受けられなかった方がおられる。これについてお詫びの気持ちがあるということですか。

市長
 はい。2回目の接種を7月中に終えるためには,1回目を7月10日までに接種しなければならない。7月10日までに接種1回目をされた方については,7月中に,個別医療機関でも2回目が接種できます。ただし,個別接種の中で,少し遅れてもいいからかかりつけ医で受けたいと思っておられた方については,7月19日から供給量が激減したことで,さらに遅れたことは事実です。お詫びいたします。

記者
 7月中の接種完了を受けて,一部の例外はあるけれども接種完了したとありますが,この一部例外というのはどういうことですか。

市長
 私どもは7月中の接種を確実に完了させるために,7月10日までに1回目の接種をお願いしますと申しておりました。7月10日までに1回目の接種ができた方については,2回目接種も7月中にできます。しかし,例外として,高齢者の方で,少し遅れてでも地域の医療機関で接種したいと思われる場合もある。これは当然だと思います。そんなときにワクチンの供給が減ったために,お待たせしていることについては,お詫び申し上げたいと思っています。

記者
 供給減に伴う接種体制の広報について,7月6日の前回の記者会見時には,高齢者の1回目分は優先的に配送するという話がありました。医療機関へのメール連絡は迅速に行っていると思いますが,公表までにタイムラグがあり,医療機関には伝わっているが市民には伝わっていません。この点に関してどうお考えですか。

市長
 御指摘の点については,教訓にしてまいりたいと考えております。


記者
 ワクチンに関連して,市長御自身は2回目まで接種を終えられましたか。また,1回目の後に副反応はありましたか。

市長
 今日の夜,近所の医院で接種します。1回目の接種の後は,少し,接種したところが痛かったくらいでした。

記者
 全国の自治体では,首長が早くに接種して非難を受けたケースもありましたが,御自身の接種のタイミングについてどのようにお考えですか。

市長
 家から徒歩1分程のかかりつけの医療機関に申し込み,接種することになりました。個別医療機関での接種を重視した接種体制を踏まえ,これでよかったと思っています。


記者
 8月中下旬以降の供給量が示されていませんが,人口割合だけでなく,感染状況を踏まえて都市部に手厚く配分した方が,より感染が食い止められると認識されていると思います。しかし,昨日,京都府知事の定例記者会見で,今後のワクチン供給量の,京都府による調整枠について,感染状況に応じて配分するのかと尋ねたところ,知事からの前向きな発言はありませんでした。今後,京都府にさらに要望される必要があるかと思いますが,どうお考えですか。

市長
 既に文書でもって要望しており,また国にも要求していますが,京都府に対しても,人口比率で最低限確保していただきたい,大都市が不利になることがあってはならないと思っています。京都府に224箱届きまして,56.6%が126箱。これが8月2日から15日までの分です。これは最低限確保していただきたい。それにプラスして感染拡大している所を重視してほしいです。市民の皆様,医療機関の皆様と御一緒に,国並びに京都府に対してもお願いしていきたいと思います。


記者
 第5波の兆しがありますが,まん延防止等重点措置や,緊急事態宣言にもう一度移るかどうか,京都市長としての見解をお聞かせください。

市長
 はい。この間,京都市内でも,特に若い方の感染が増加傾向です。そして,大学の課外活動あるいは,スポーツ関連施設,飲食の場。先週,先々週と5回のクラスターが発生しています。収束に向けて,一番大事な時期だと考えております。京都府とも,情報共有しながら,どういう対策をとるかについて,しっかりと検討いたします。ただ,何よりも感染防止の基本の徹底が大事です。緩まないということ。危機感を共有すること。大学でも,教育活動でのクラスターは起こっていません。課外活動で起こっている。これを注意喚起していく。さらに,スポーツ施設は,三つの密を回避,換気等々も含めて,今までの様々な教訓があります。そして,もう一つは会食,さらに家庭内感染,一つ一つ丁寧に情報発信をしながら,取り組んでいきます。
 なお,ワクチン接種が切り札の一つですが,もう少し時間が掛かるので,感染防止対策を徹底することで乗り越えていかなければならないと思います。

 

記者会見動画

下記URLから御視聴いただけます。(京都市動画情報館(YouTube))

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記者会見資料

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