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門川市長臨時記者会見(2021年7月6日)

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2023年4月12日

市長臨時記者会見(2021年7月6日)

新型コロナワクチン接種事業『国からのワクチン供給計画を受けた当面の緊急措置と今後の対応方針』について

新型コロナワクチン接種事業『国からのワクチン供給計画を受けた当面の緊急措置と今後の対応方針』について,京都市長が記者会見を実施しました。

 ※発表内容は,7月6日時点の情報です。最新情報は,こちらを御覧ください。

会見要旨(摘録)

市長

 この間,感染防止対策を徹底すると同時に,医療関係者,周囲の皆様の御理解のもと,ワクチン接種を加速化させてきました。

 資料に記載している通り,7月5日時点で,65歳以上の方,1回目(の接種率)は71.44%,全国平均の67.62%を大きく超えております。2回目(の接種率)は44.50%であり,全国平均の35.86%を大きく超えております。

 昨日も政令指定都市の市長会がございましたが,どちらかというと大都市(の接種)が遅いと言われている中で,京都市では,900もの地域の医療機関,そして医療関係者に集団接種等で御理解・御支援いただいた。更に市民の方々の感染防止,ワクチン接種に対する意識の高まりのおかげだと,まずは感謝を申し上げたいと思います。

 そして,高齢者施設でのワクチン接種につきましても,97%の施設で接種済又は実施中と大きく前進しております。

 そして,京都市は,当初先着順の申込みだったことなど,様々な課題がありました。それを教訓に,登録制に変更しました。64,527人の方が登録されました。登録が重複している方を除き,50,004人の方に御案内させていただき,99%の方に既に御案内できております。残り1%の方は日にちが合わないなどの事情によるものでございます。

 引き続き,65才以上の方については,7月末を待たずに,希望者全員に接種していただけると考えております。ただ,一人暮らしの高齢者など,まだ呼びかけが徹底しないという方もおられるのではないか,ということで,民生委員あるいは京都市独自の老人福祉員,そうした方々,社会福祉協議会等々と連携いたしまして,丁寧にお一人お一人,顔の見える関係で接種をお勧めしていきたい。このように考えております。

 次に,高齢者の接種が順調に,また加速化して進みましたので,まず基礎疾患を有する方の接種を6月16日から前倒しにさせていただきました。更に,エッセンシャルワーカーの方々,保育職員や教職員,あるいは介護サービス従事者,タクシー等の運転手やごみ収集業務の従事者等,既に約14,500人に接種をしていただいております。改めて御尽力いただいている皆様に感謝申し上げたいところであります。

 

 ところがここにきて,ワクチン供給が非常に絞られるという事態になってまいりました。7月10日頃には,週当たり62,595回。7月24日頃には,週当たり46,800回と,供給が激減する予定でございます。

 6月28日の週のワクチン配送が,週当たり129,000回でしたので,半分以下になるという状況です。「129,000」という数字がいかに大きい数字であるかということは説明するまでもありませんが,急激に減少することに危機感を感じております。

 更に第9クールの7月5日から18日には,更に供給量が減っていく。第10クール,この期間も供給量が厳しくなってくるが高齢者接種を確実に行う。そして,2回目の接種も確実に行うことが,こうした状況でも極めて重要であると考えています。

 高齢者の2回目の接種を確実に行うために,7月12日(月曜)から7月31日(土曜)まで,全ての個別医療機関・病院・診療所,更に京都市が運営しております集団接種会場で,新規(1回目)接種を停止いたします。65歳以上の高齢者を除き,早期接種を進めていた方についても,残念ですが1回目接種は停止いたします。

 そして,個別接種について,各医療機関にワクチンをお送りしていますが,7月5日からの週は,週当たり120回分。これを7月12日からの週につきましては,更に週当たり60回分に制限せざるを得ません。ただ,在庫を使っていただいても2回目接種分が不足する場合は,優先して確保しますので,具体的に御相談いただきたいと思います。

 

 次に,京都市が運営する集団接種会場についてです。区役所・支所ごとに14会場あります。7月25日(日曜)までは,2回目の接種のみといたします。そしてワクチンがありませんので,7月31日(土曜),8月1日(日曜)は,接種を中止いたします。

 更に平日のイオンモールKYOTO・西陣織会館については,7月20日(火曜)までは,2回目接種のみを対象として実施します。7月21日(水曜)から7月30日(金曜)までの間は,接種を中止します。

 また,「京都工場保健会」,「京都予防医学センター」に御尽力いただいていますが,7月は,2回目接種のみを対象といたします。

 そして,新たに計画していた集団接種会場について,7月13日からは「KBSホール」で夜間を含めた取組を予定していただいておりました。7月17日からは,「国立京都国際会館」,「京都看護大学」で,それぞれ市立病院や民間医療機関と連携した取組を予定されていました。しかし,非常に残念ではありますが,8月以降に開始時期を延期いたします。迅速に御準備いただいたにも関わらず,申し訳ないことでございます。

 

 次に,集団接種の希望登録でございます。京都市では登録制にしております。6月28日以降,接種券が届いた方から受け付けており,それは現在も継続しております。接種券には,まずは基礎疾患がある方,更に60歳から64歳の方は,接種券が届いたら申込みしていただく。そして,それ以外の方は8月までお待ちください,と記載させていただいています。

 7月5日時点で,集団接種を登録された方のうち,基礎疾患を有する方が,12,071人,それ以外の方は30,391人でございます。毎日,万単位で接種券をお届けしていますが,60歳未満の方について,問合せ等が殺到している状態ではございませんので,待っていただいているということを実感しています。そうした方々にもしっかりと接種していただける取組が改めて大事だということを痛感しております。

 さて,高齢者・基礎疾患を有する方の接種を進めるため,7月12日の週から,モデルナ社製ワクチンになりますが,エッセンシャルワーカー(早期接種対象者)の接種会場である「みやこめっせ」で,約3千人分の接種枠を確保します。
更に,8月以降も,この「みやこめっせ」,エッセンシャルワーカーのために開設した会場ですが,そこで基礎疾患を有する方の接種を進めてまいりたいと考えております。

 

 次に,今後のワクチンの供給見込みでございます。国のワクチン供給計画では,全国へ6月末までにファイザー社製1億回分を供給し,7月から9月にファイザー社製7千万回分,モデルナ社製5千万回の合計1億2千万回分を供給。10月から11月にかけてファイザー社製2千万回,合計で2億4千万回分のワクチンが供給されると計画されております。

 今後の見込みでございますが,8月以降のワクチンの供給見込みは,現在国の説明によると,各クール(2週間ごとに)10,000箱程度の配送が予定されている。そのうち8,000箱程度は人口規模に応じて各市町村に割り当てられます。残りの2,000箱程度は,在庫や直近の接種実績に応じて割り当てられると言われています。

 京都市への配分は,基本計画枠で約80箱。(93,600回分)そして,調整枠で,プラスαというように見込んでおります。供給量に応じた接種体制を構築していかなければなりません。

 8月以降,個別接種については,週当たり約4万回の接種を行っていただく予定です。そして,集団接種では,週当たり約1万回の接種としたいと考えています。

 今後の集団接種の会場でございますが,区役所・支所ごとの14会場は,8月から接種を再開します。再開に当たっては,会場の統合,実施時間の変更等を検討してまいります。

 イオンモールKYOTOにつきましては,8月から接種を再開いたします。ここについては,64歳以下の働いている方が多いという状況を踏まえまして,夜間実施を検討したいと考えております。また御尽力いただきます,KBSホール,国立京都国際会館,京都看護大学につきましては,施設や関係団体と実施日程を調整しながら,8月以降ワクチンの供給に合わせてできるだけ早く開設していきたいと考えております。

 

 また,基礎疾患を有する64歳以下の方の集団接種の希望登録については,受付を継続してまいります。そしてワクチンが供給されてきたら,順次,集団接種会場等へ御案内させていただきます。

 12ページについてです。集団接種の希望登録者は,7月5日時点で,基礎疾患を有する方が12,071人。それ以外の方が30,391人です。9月中旬までに,皆様に接種の御案内をさせていただける見込みでございます。接種日の概ね1週間前にコールセンターから順次,御案内させていただきます。また,京都府医師会の「京あんしん予約システム(個別接種医療機関予約システム)」ともしっかりと連携していきたいと考えております。

 

 さて今後の見込みについてです。65歳以上の高齢者数は約41万人でございます。接種率を75%と高めに想定しますと,61.5万回の接種が必要です。それから64歳から12歳の方の人数は約87万人で,その接種率を70%と想定すると,約121.8万回の接種が必要になります。そして,7月2日時点で,約65万回の接種が実行されております。これより,残りの接種必要回数は,61.5万回+121.8万回から65万回を引きまして,118.3万回となります。

 職域接種は,企業あるいは大学,これが全国で3,700万回分の申請があり,実行されます。これを京都市の人口比にしますと,約37万回分(約18.5万人分)となります。 既に京都の11大学で接種を開始又は準備をしていただいています。加えて,13大学でも予定されています。また,京都の企業等においても職域接種を積極的に取り組んでいただいています。少なくとも全国平均程度の接種回数になると考えています。あくまで推定ですが,そうすると37万回が職域接種で打てる計算です。すると,今後用意しなければならない接種回数は,81万3千回です。週当たり5万回という厳しいワクチンの供給量で計算しても,10月末には完了します。また,何よりも,ワクチンの供給量については,週当たり5万回から増やすように,国に強く厳しく要望していきます。

 

 最後になりますが,VRS(ワクチン接種記録システム)の登録促進でございます。既に11医療機関,8,314回分の入力を支援してきました。更に,支援要請があった12の医療機関の入力支援を予定しています。また,登録が滞っている医療機関については支援を要請していただきたいと通知しています。

 また,個別医療機関のVRS登録実績を京都市で把握できるようにしてほしいと国(厚生労働省)に要望してまいりました。そして,本日から京都市の方で,それぞれの医療機関が登録されているかどうか分かるようになりました。ワクチンの発送と,接種者の登録,これを突合しながらVRS登録促進に向けて,医療機関とともに取り組んでまいります。

 私からは以上でございます。

質疑応答(摘録)

記者
 今回,個別接種,集団接種で1回目の接種予約を停止することになったことについての,市長の受け止めを教えてください。

市長
 医療機関の御尽力,さらに多くの市民の皆様のワクチン接種に対する関心の高まりの中で大きく前進してきた。そのもとで,肝心のワクチン供給が激減するという極めて残念な事態です。国に対してワクチンの安定的な供給,また見通しをしっかり立てていただくように,引き続き強く,強く要望してまいります。同時に,ワクチン供給については国の責任でありますが,ワクチン接種に責任を持つ京都市として,医療機関の皆様,また市民の皆様に大変な御心配を掛けている。また,希望どおり早く打てないことについて,お詫び申し上げます。

 

記者
 8月の接種について,引き続き厳しい状況が続くと思いますが,その点についてどうお考えですか。

市長
 昨日,武田総務大臣に強く要望しました。しかし,返事は同じでした。やはり国において,ワクチン供給をもっと加速化させていくべきだと改めて国にも要望していきたいです。しかし,あらゆる事態に備えて体制を変更していくのは我々の責任であります。医療機関の方にしっかりと御説明申し上げ,市民の皆様にも御理解いただく努力をして,結果として円滑に進むように取り組んでまいりたいです。
改めて,ワクチンの総量は確保されています。そして,7月一杯は,65歳以上の高齢者の接種を促進していく。7月中に高齢者の接種を完了させる。これができるかどうかが,数週間前の一番の課題でした。これが大きく前進し,そして,前倒しするなど加速化させてきました。当初,10月又は11月で接種できるという国全体のワクチン供給スピードでしたが,今,急ブレーキをかけて調整しなければならない事態であります。そして,そうした情報はもっと早くに国から連絡してほしかったと思います。この事態に対して,あらゆる努力をして,自治体,ひいては医療機関にワクチンが届くよう重ねて国に要望してまいりたいと考えています。

 

記者
 64歳以下の方の自宅に,接種券が届いたタイミングでの予約停止ですので,混乱している市民の方も多いと思います。そのような方に呼びかけがあればお願いします。

市長
 職域接種等も始まる。また,基礎疾患のある方も,接種券がある方が医療機関に行かれやすい。こういうことを踏まえ,できるだけ早く,前倒しでワクチン接種券をお送りしているところでした。そして,7月9日中には,16歳以上の方すべてに接種券が届く予定です。これ自体は問題ないと考えています。
しかし,期待していただいているにも関わらず,待っていただかなければならないということについては大変申し訳ないと思っています。京都市においては,10月末までにすべての希望する方にワクチンを接種していただけるよう,引き続き努力を重ねてまいりますので,何卒御理解いただきますよう,よろしくお願いします。


 

記者
 64歳以下の接種について,7月は一時停止されるということですが,再開は8月からということで,遅くとも9月中旬までには案内をしてもらえる,もしくは接種できるということでしょうか。

市長
 はい。

記者
 個別接種については,現在1回目の新規予約を停止している状況だと思いますが,いつから再開されますか。

市長
 8月から再開できるように備えています。ワクチンは潤沢にはありませんが,供給を続けていきたいと考えております。

 

記者
 国からのワクチンの供給量が減るというのは,7月に分かったのか,もしくは6月,5月の段階から,この時期になりそうだということが分かっていたのでしょうか。

市長
 供給量が少なくなり,ファイザー社製のワクチンが足りなくなると分かったのは,先週末です。なお,ファイザー社製のワクチンは,7月から9月にかけて供給が減っていくため,モデルナ社製の方を使ってくださいと国からの連絡があったのは6月中旬でした。従って,私どももKBSホール,みやこめっせ,国立京都国際会館等ではモデルナ社製のものに切り替えて準備しました。また,国においては,個別医療機関でファイザー社製からモデルナ社製への切替えは難しいが,集団接種会場は切替えが可能かもしれない。こういう話も,河野大臣から直接聞いていました。従って,モデルナ社製とファイザー社製をうまく調整しながら,乗り切っていけると説明を受けていました。

 

記者
 先週末,いきなり国からの通知で知らされ,それまでは分からなかったということでしょうか。

市長
 先ほど申しましたように,ファイザーの供給量が少なくなるから,集団接種については,モデルナに切り替えられるものは,切り替えてくださいという通知は以前からありましたが,ファイザーについてこれほど供給が減るということは全く分かりませんでした。

 

記者
 市として,接種体制を整え,申込みの前倒しなどを行われましたが,その上で,予想に反してワクチン供給が減ることとなりました。今回,医療機関等の方が想定していたワクチン接種の中止を余儀なくされ,負担がかかっていることについてどう思われますか。

市長
 本当に申し訳ないと思っています。一日でも早く希望される方にワクチンを接種していただき,安心していただきたいと思っていました。しかし,せっかく御尽力いただいた医療機関等にワクチンが届かない状況に陥っている。当然,ワクチンが供給されることを前提に受け付けをしていただいたにもかかわらず,ワクチンが供給されないためにお申込みいただいた方々にお断りしていかなければならない。手間暇がかかることはもちろん,お断りすることに非常に心の痛みも感じておられる。いくらワクチン供給が国の責任とはいえ,私どももそれぞれの医療機関にお願いを重ねてここまで来ましたので,申し訳ない気持ちで一杯です。

 

記者
 国の供給量次第で,今後も予測できない減少があるかもしれませんが,それでも10月末に概ね接種は終えられるのでしょうか。

市長
 現時点で国が示している,ワクチンの供給量が続いた場合,数字上は10月末には7割の方が接種を受けていただける量のワクチンが確保されます。そのため,必要以上に不安に思っていただく必要はないと考えています。だからこそ,こうした現時点での接種の見通しを御説明することも必要ではないかと思っています。

 

記者
 国にはワクチンの供給の減少が分かっているなら,もっと早く教えてほしかったという御発言がありました。少なくともこの時期に言えたのではないか,などのお考えはありますか。

市長
 色々国が説明されますけどよく理解できません。この間,商工会議所や観光協会等,いろんな業界団体と一緒にモデルナ社製ワクチンによる接種の体制を整えました。そんな中で,突然の締切通知。それでも,国が指定する期限までに申請を提出しました。しかし,まだワクチン供給の見通しについても連絡がないという現状です。これはワクチンが我が国に入ってきてないということだと思いますが,やはり見通しを立て,しっかり説明もしていただきたいと切望します。

 

記者
 国は,在庫があればそれを使ってくださいというような言い方をされていますが,どのように整理されていますか。

市長
 国には在庫がないと伝えています。在庫があってそれを京都市が隠すことに意味はありません。当然,医療機関でもそのような余裕はないだろうと考えていますが,あくまでワクチンの確保量に基づいて接種予約を受け付けていただくようお願いしてまいります。同時に,引き続き国に対して,ワクチンの必要量の供給,そして,先の見通しをしっかり立てていただくことを強く要望してまいります。

 

記者
 先週土曜日にコメントを出されて,本日,記者会見を開かれました。この間に何か見極めておくことがあったのでしょうか。

市長
 ワクチンの追加分に期待しましたし,同時に要望もしてまいりました。しかし,追加分は当面望めないという現実が改めて明らかになりました。そうした事態も踏まえ,私自身が医療機関に対して,対応いただかなければならないことをしっかりと御説明申し上げるべきと考えました。
また,京都市が運営している集団接種会場は,医師会,私立病院協会,薬剤師会,歯科医師会,看護協会など,多くの方々が日程調整し,確保いただいております。それを,部分的に止めていかなければなりません。申し訳ないことであります。市民の皆様,日程調整していただいた関係者の皆様,さらに,KBSホール,京都看護大学,国立京都国際会館等でワクチン接種を円滑に早く進めるために努力いただいている方々に,非常に申し訳ない気持ちであります。そのため,記者会見させていただき,状況の説明をさせていただきました。
率直に言って,コロナ禍において,ワクチン接種は有事の取組だと思います。臨機応変に対応していかなければなりません。そんなことも含めて,御説明申し上げたいと考えております。

 

記者
 京都の感染者状況は一定落ち着いていると思いますが,一方,東京では感染者が先週比で増えている状況にあります。その最中で,ワクチン供給が絞られる事態が起きていることについては,どのようにお考えでしょうか。

市長 
 京都市内において,第三波のときのように一気に感染者数が減っているというわけではありませんが,大きく減少しております。特に高齢者の方です。6月22日から7月5日の2週間で見ますと,新規感染者が146人,そのうち65歳以上の方が10人,率にして6.8%です。65歳以上の方の人口比は28.2%ですので,人口比で見るとその四分の一になっています。これは,高齢者の第1回目の接種率が現時点で7割を超えるといった,ワクチン接種の加速化も大きな影響を与えていると思います。このことが,高齢者の重症化リスクを抑えることにもなっていますので,医療のひっ迫状況も改善していきます。
こんな状況の中で,ワクチン供給量が減少するというのは非常に残念極まりないです。そして,少し前は,大阪を中心に関西が厳しい状況でした。しかし,今は東京が危機的とまでは言ってはいけないかもしれませんが,医療関係者が警鐘を鳴らしておられる状況です。コロナというのは,全国的,いや世界的な課題ですので,私どもも首都圏の感染状況を見ながら,万全を期していきたいと思います。

 

記者
 イオンモールKYOTOやKBSホール,国立京都国際会館等を集団接種会場として拡充するというのは,ワクチンが潤沢に届くというのが前提であったと思います。ワクチン供給量が絞られる中で,ここまで拡充して大丈夫なのでしょうか。

市長 
 14箇所の区役所・支所の接種会場,時間設定等については,ワクチンの供給量に合わせた見直しも必要だと考えています。そして,これまでの実績に基づいて,若い方に接種をシフトしていきます。また,イオンモールKYOTOにおいて,夜間にシフトする等の取組は進めてまいりたいと思います。国立京都国際会館や,みやこめっせ,KBSホール等において,ワクチンの供給量によって開設時間等をどう設定するのかという点については,検討の余地がありますが,集団接種会場の拡充は進めていきたいと考えています。

 

記者会見動画

下記URLから御視聴いただけます。(京都市動画情報館(YouTube))

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記者会見資料

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