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こども情報館(山科区ってこんなまち)

ページ番号96635

2023年8月28日


山科区ってこんなまち

山科区のようす

 山科区は京都市の東部にあり、京の東の玄関口としての役割を持っています。また、三方を美しい緑の山に囲まれた盆地で、山々から流れ出た安祥寺川、四ノ宮川、音羽川などの川は、区の中心部で山科川に合流しており、京都盆地と同じような形をしています。自然豊かな山から、川の流れに運ばれてきた土砂は、平野部で農作物に適した土地を作っています。

 区の面積は、28.78平方キロメートルで、京都市の面積の3.48パーセントです。

山科区のれきし

なかとみ遺跡

 山科区の地域は、芝町遺跡や中臣遺跡から発掘された土器、石器などにより、縄文・弥生時代から人々が暮らしていたことが分かっています。古くから奈良、大津、京都の中心部をつなぐ交通の重要な場所としてさかえ、近江大津宮に都を移された天智天皇のお墓などがあります。

 平安時代には山城国山科郷と呼ばれ、明治2年(1889年)に山科村となり、大正15年(1926年)には宇治郡山科町となりました。昭和6年(1931年)に京都市東山区に入り、昭和26年(1951年)に東山区役所山科支所ができました。そして昭和51年(1976年)に東山区から分かれ、現在の山科区が生まれました。

山科区のみどころ

  勧修寺(かじゅうじ)・隨心院・毘沙門堂や、中世の「宗教都市」であった山科本願寺跡などのほか、「忠臣蔵」で有名な赤穂義士にまつわる多くの史跡があります。毎年12月14日には、討ち入りなどを再現する「山科義士まつり」が行われ、多くの区民が参加し、にぎわいます。

 また、明治初期に京都の近代化を目指して造られた琵琶湖疏水沿いをはじめ、桜や紅葉の景色が美しい場所が数多くあり、1年を通して豊かな自然に親しむことができます。

  • ずいしん院
  • 山科義士まつり
  • 琵琶湖疏水

山科区のじまん

山科なす

 清水焼、京扇子、京仏具などの伝統産業や、金属箔、金属粉などの産業が発達しています。また農業では、「勧修寺のぶどう」や「山科なす」などの特産物があります。

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