北方領土問題について
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2012年6月28日
北海道の北東洋上に連なる歯舞(はぼまい)群島,色丹(しこたん)島,国後(くなしり)島及び択捉(えとろふ)島の北方四島は,いまだかつて一度も外国の領土となったことがない我が国固有の領土です。
しかし,ポツダム宣言受諾後の昭和20年8月28日~9月5日にソ連軍によって侵攻・占領され,現在もロシアによる不法占拠が続いています。
2月7日は「北方領土の日」
1855年2月7日,「日魯通好条約」の調印により,日本とロシアの国境が択捉島とウルップ島の間に平和裏に定められ,北方四島が日本の領土として初めて国際的にも明確にされました。
これにちなみ,政府は,北方領土問題に対する国民の関心と理解を更に深め,北方領土返還要求運動の全国的な盛り上がりを図るため,昭和56年1月の閣議了解により,毎年2月7日を「北方領土の日」に設定しています。
2月と8月は「北方領土返還運動全国強調月間」
北方領土の日が設定されている2月,旧ソ連軍が北方四島の占拠を開始した8月は,「北方領土返還運動全国強調月間」です。
これは,全国で返還要求運動をより積極的に展開する月間として,昭和61年に,返還運動を推進するための地域基盤として各都道府県に設置されている都道府県民会議の全国会議において設定されたものです。
※京都市は,北方領土返還要求京都府民会議に参加しています。
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