門川市長記者会見(2010年4月28日)
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2023年4月12日
地下鉄四条駅のリニューアルオープン及び商業スペースの愛称募集について
この度,一日平均約9万人のお客様にご利用いただいております地下鉄四条駅のリニューアルオープンの概要が決まり,新しく誕生します商業スペースの愛称を募集しますので,お知らせいたします。
本年2月から大規模改修を進めまして,9月末の開業を予定しております。
「地下空間を心弾むワクワク空間に!」というコンセプトに基づきまして,北改札口や,これまで一般のお客様にご利用いただいていなかった,機械室などとして使っていた地下2階の一部を改修しまして,商業利用面積延べ1,200平方メートル,うち店舗面積530平方メートルの商業スペースが誕生いたします。20代から40代の女性をメインターゲットに,応募のあった25社の中から厳選した8店舗が出店する予定でございます。
具体的には,企業の広報戦略などによりまして現時点では発表できない店舗もありますが,まずは地元企業で,既に出店していただき,非常に親しまれていますベーカリーの「志津屋」さん,さらに京都市内にも出店され,フットマッサージやボディケアで,通勤客などに心地の良い癒しの空間を提供されています「ラフィネ」など京都でおなじみの店舗のほかに,京都初出店となる店舗としましては,お弁当やお惣菜などのオリジナル商品で注目を集めるほか,ワイン,輸入菓子など,豊富に品揃えされている食品スーパーの「成城石井」,手頃な価格帯のブーケなどで人気を集めているほか,独自の経営手法で,生花販売業界で高い収益性を確保しておられる,今話題の「青山フラワーマーケット」,朝とお昼はバリスタのいるカフェ,夜はバーで,ワインやビールなどが楽しめる「カフェ・ドゥ・メトロ」など,全国的にも非常に話題性の高い店舗を予定いたしております。
また,地下鉄利用者の皆さんの待望のトイレの新設ですが,これまで南改札口にしかなかった構内トイレを,メインコンコースであります北改札側の地下2階に新設いたします。
昨年7月に四条駅で約300名を対象にアンケート調査を行いました結果,半数以上,実に54%のお客様がトイレを望まれていた。女性トイレには,女性客の皆様にもご満足いただけるよう,本市地下鉄駅で初めてとなるパウダーコーナーを設置して,ゆったりとご利用いただけるようにと考えております。
そこで,四条駅のリニューアルに併せまして,新しい商業スペースにふさわしい愛称を市民の皆様から募集していきたい。観光客の皆様に,また市民の皆様に親しんでいただけるようなアイデアを頂戴いたしたいと思っております。
京都市では,地下鉄の利便性の向上に取り組んでおります。さらに増収対策としまして,「駅ナカビジネス」を積極的に展開してきました。
「駅ナカビジネス」ですが,平成19年度以前は年間5千万円程度の収入でしたけれども,「駅ナカスイーツ」の展開などにより,平成20年度決算では1億1千万円,平成21年度決算見込みでは1億6千万円,そして本年度は,2億6千万円まで増やしていきたいと考えております。
この四条駅のリニューアルで1億円以上の収入を見込んでおり,先の議会で議決いただきました「京都市バス・地下鉄事業経営健全化計画」で「平成25年度までに年間5億円の収入を得る」という明確な目標を掲げておりますが,それに向けての原動力としての役割を果たしていきたい。またできると確信しています。
実は,四条河原町の阪急百貨店や河原町ビブレの撤退が報道されるなど,厳しい条件のもとでの応募となりました。しかも店舗募集に際し,通常は売上げに応じて賃料をいただくようにしていますが,今回は,最低価格としての固定賃料を設定し,例えば,地下1階は,1箇月当たり坪10万円以上という賃料を設定しました。こういう厳しい経済状況の中で,心配もしておりましたが,京都はもとより全国から多くの応募がありました。あらためて京都の可能性,力強さを実感しました。こうした厳しい時にこそ積極的な経営に打って出るということが必要だと思いました。これは,地下鉄だけでなく商店街の活性化等々にも通ずることではないかと思います。京都初進出のお店が新たに展開していただける,ありがたいことだと思っております。
今後とも,市民の皆様や観光客の皆様が,「便利で,楽しい,地下鉄駅」ということで利用していただく,そして,「歩くまち・京都総合交通戦略」を進めていく,さらに地下鉄の経営健全化のために,1日5万人の乗客増を力強く進めてまいりたいと思っております。
「地下鉄の日」の制定について
次に,「地下鉄の日」の制定であります。地下鉄増客5万人達成が至上命題であります。そこで烏丸線が昭和56年に開業した日,5月29日を「地下鉄の日」と定め,新たな利用促進策に打って出たいと思います。
地下鉄は8,500億円をかけた市民の共通の財産であります。同時に今,5,000億円の借金を抱える,これも京都市の借金であると同時に市民の借金であります。先だっても未来まちづくり100人委員会で,侃侃諤諤の議論をしていましたが,「利用しなければ借金の山,利用すれば宝の山」これが地下鉄であります。市民の財産であります。大いに利用していこう。そのために様々な取組を展開していきたい。そういうことで考えたのが「地下鉄の日」です。
そこで,「地下鉄の日」を盛り上げるため,3つのイベントを展開いたします。
一つ目は,地下鉄二条城前駅から歩いてすぐ,駅構内の延長と言ってもいいかもしれません,4月に移転開校しました堀川音楽高校の音楽ホール,すばらしい音響効果のあるホールです,そこで地下鉄の日を記念したイベントを開催します。京都堀川音楽高校の皆さんや関係者の演奏,さらに30年前の地下鉄を建設していた頃の記録映像の上映会などを行います。
イベント終了後のアンケートにご回答いただいた方には,その後も地下鉄に乗って沿線を楽しんでいただけるよう,「地下鉄1dayフリーチケット」を贈呈したいと思っています。
二つ目は,地下鉄駅でのイベントでございます。
烏丸御池駅で,「駅ナカスイーツ」の人気商品である,地元京都・嵐山のロールケーキ「くろまる」や大阪の堂島スイーツ「堂島プリン」などの即売会を行います。非常に人気の高いスイーツの「ベストテン」を一堂に集めたいと思っています。さらに忘れ物販売会など,様々な取組を進めたいと思っています。
三つ目は,スタンプラリーの実施であります。
3会場全てを廻っていただいた方に,ゴール地点の山科駅で,昨年11月20日の発売以来,累計で50万個売り上げております地下鉄限定オリジナルスイーツ「水尾の柚子ちーず麿のお気に入り」をプレゼントします。
このような取組を進めてまいります。是非ともご家族連れで,大いに地下鉄を利用して,家族のふれあい,京都の魅力の再発見,また地下鉄の利便性の再確認,これらを感じていただければありがたい。
こうした一つ一つの取組を進めるなかで,地下鉄,市バスの経営健全化に力強く取り組んでまいりたいと思います。
私からは以上であります。
質疑応答(要旨)
<報告案件に関する質疑>
(駅ナカビジネスの拡大について)
記者
市長
投資効果を考えますと京都駅が考えられます。
他では,少ない投資でどれくらいのことができるかによります。例えば,烏丸御池駅などは検討していきたいと思っています。
目標の前倒しについては,平成25年までに5億円,平成18年の10倍にするという高い目標を掲げています。まずはこれの達成に向けて邁進していきたいと思います。
(リニューアルオープンのターゲットの選定について)
記者
市長
20代から40代のしかも女性にターゲットを絞った品揃えをすることで,その上の世代の女性にも,あるいは男性へも,幅広く購買層を広げることができると考えました。
<その他質疑>
【市立看護短期大学の四年制化】
(佛教大学の撤退と廃止条例案について)
記者
市長
先の市会で提案しました条例案が,否決されるということになりました。このことについては,重く受け止めたい。また,今後の市政運営の教訓にして参りたいと考えております。
しかし,廃止条例を否決された時にも,直営の堅持を求めるものではない,一度立ち止まり,議会や市民と議論し,そして関係者の理解を得るなど,今後の進め方について再考を促すと,こういう討論でございました。また,同時に提案しておりました看護短期大学廃止を前提とした高度医療に対応できる看護職員を養成するための奨学金制度の予算は認めて頂きました。そうしたことを受け止め,基本的な方向として,市立で四年制の看護大学を作る,あるいは短期大学をそのまま継続するという趣旨ではないということで,私たちの方針である私立大学との連携を進めていきたいと思っています。
そこで議会の意見や,このような考え方も含めまして,佛教大学との枠組については白紙撤回致しました。そして改めて,京都市内の四年制大学,20の大学に看護職員養成の学科を新設される意思があるかどうかをお尋ねして,協議への参加をお願いしましたところ,光華女子大学,橘大学,そして新たに同志社大学が参加され,さらにオブザーバーとして,花園大学が参加されることになりました。4月19日に第1回の協議会を開催し,現在それぞれの大学と個別協議を進めているところです。まとまれば市民の方々,議会にも報告していきたい,そのうえで改めて廃止条例について,いつ提案するか,それらの動きも踏まえまして判断していきたいと考えております。
2年前に大学に問い合わせたときには,3つの大学でしたけれども,今回は新たに同志社大学が増え,花園大学も検討を進めているということで,それぞれの大学が,高度医療に対応できる職員を養成していこうという意欲があると,改めて再確認できましたので,大きな方針としては正しかったと思っています。ただ,議会で言われたとおり,説明責任をしっかり果たしていく,このことの重要性を改めて感じております。
(廃止条例案の再提出時期について)
記者
市長
現在の京都市の方針は,看護短期大学を廃止して,大学のまち・京都の良さを生かして私学と協働して高度医療に対応できる看護職員を養成・確保していこうというものです。議会では,事業の進め方の問題だということを討論でおっしゃられました。しかし,否決されているという重みがあります。これらについての整合性を取らなければ,各大学との協議が進まないという要素もあります。これらを全て踏まえたうえで,いつ提案するのが良いかを十分に検討していきたいと思います。
(継承の枠組みについて)
記者
当初,統合ではなく,看護短大の伝統や築いてきたものを承継することが四年制化だとおっしゃられていたが,佛教大学との枠組が白紙になった現在も方針に変わりはないか。
市長
京都市と私立大学との連携には,様々な要因・要素があります。
一つは,市民の皆様の命と健康を守っていくため,高度医療に対応できる看護師をしっかりと養成し,市立病院をはじめとした市内の医療機関において確保する仕組みを作っていかなければならないということです。
現在の本市の極めて厳しい財政状況のもとでは,市立での(四年制化)実現は非常に困難であります。また現に,定員50名の看護短大から,市立病院に就職した学生が,昨年は3名,今年は約10名という状況であり,どういう形を作れば市立病院や市内の医療機関での看護師の確保につながるかということであります。
もう一つは,市内有数の医療機関である市立病院を実習の場として活用することで,優れた看護師が養成され,同時に,市立病院に親しみを持っていただき,市立病院に就職していただく。更には,これまでの看護短大の実績やノウハウを生かしていこうということであります。
そのうちの奨学金等については議会で既に認めていただいている。同時に京都の私立大学の多くで看護師を養成しようという強い意欲が出てきている。これらを前向きに受け止めていきたいと思っています。
看護短大の蓄積の継承については,一括継承という方法もありますが,様々な継承の在り方をこれから各大学と協議する中で探っていきたいと考えています。
記者
市長
そのことについても,各大学との協議の中で,しっかりと話をしていきます。
【子ども手当】
(地方自治体の裁量,責任について)
記者
市長
子どもたちを社会の宝として育んでいこう,そのために子ども手当を国の財源でもって支給していこう。これが民主党の公約でした。
その財源をきっちりと国で確保していただくことについては,ぶれないように国に引き続き要求していきたいと思っています。同時に,財源を確保したうえで,より地方がその個別の課題に応じた執行ができるという点は,基本的に歓迎すべきことだと思います。
ただ,どこまでのことを現在考えておられるのか,まだ情報がマスコミ報道だけですので,あまりにも制度が複雑になるようなことは避けなければならないと思います。これから国の動向を見守りながら,必要な意見を言っていきたいと思っています。
記者
市長
財源の地方負担は断固として認めないということを政令指定都市市長会等において国に対して主張していきたいと思っています。地方財政が極めて厳しい中で地方に財源を求めることはあってはならないと思います。同時に,国が地方で弾力的な取り扱いをするため,どういう枠組をつくられるのか,そして,地方でどれだけコンセンサスができるのか,ということも踏まえて研究していかなければと思います。
一方で,国で画一的な制度設計をするなと言いながら地方に任された場合に,人によってプラスの人とマイナスの人とがあることは乗り越えていかなければならない。財源が厳しいから地方に弾力的にやってもらうようにして,その結果,財源も含めて地方にということにはならないと思います。それについては国にはっきりものを言っていきたいと思っています。【国の動向】
(政党再編について)
記者
市長
本当にめまぐるしく動いており,政治改革の過渡期の状況ではないかというように思っています。注意深く見守っていきたいと考えています。
【大阪都構想】
(所感について)
記者
大阪都構想に関して,大阪府と大阪市の騒動を市長はどのようにみられているか。
市長
平松市長や橋本知事とも,私は度々話をしていて,懇意にさせていただいています。今の地方行財政制度が良いとは思っておりません。地域主権時代にふさわしい改革をしていかなければならない。そういう意味では議論は大いにありがたいことであり,結構なことだと思います。
ただ,その時に地域主権時代というのはあくまでも基礎自治体重視で考える必要があります。政令指定都市というのは都道府県と同等の行政能力を持ち,市民の安心安全,産業振興,教育,福祉と,あらゆる政策を総合的に行っているフル装備の行政機関であります。知恵も行政能力もある。しかも住民に一番近いところで責任を果たしている。無いのはお金だけです。行財政制度がおかしなことになっている,この点をはっきりしなければなりません。
また,都道府県行政というのは基礎自治体の足りないところをバックアップして,基礎自治体が市民に満足度の高い行政ができるために支援をしていく。同時に,二重行政を徹底して排除していく。こういったことが基本だと確信しております。
そこで,京都では,山田知事と私が,ときには商工会議所,あるいは国の機関も含めて徹底して政策を融合していくための取組を現在進めています。まだまだ課題はありますけれども,そうした課題を設定して,一つ一つ解決していく積み上げの努力も必要だと思います。それが大阪でなされることも大事ではないかと思います。例えば,信用保証協会は,京都では府市一体になっていますが,大阪は別になっています。そのように一つ一つ行政が一体化できるところをどんどん融合し実績をあげていく。制度の限界に挑戦しながら,一体感を持ってやっていく。そのような取組を積み重ねながら,次に行政組織のあり方を研究していくのが順番ではないかと私は思います。京都でそういったモデルをつくっていきたいと思っています。
記者
大阪のやり方はかなり強引にみえるのではないか。
市長
以下 記者会見資料
地下鉄四条駅のリニューアルオープン及び商業スペースの愛称募集について~ 地下空間を心弾むワクワク空間に一新します! ~
担当:交通局企画総務部企画課 電話:863-5068
この度,本年2月から大規模改修工事を進めている地下鉄四条駅のリニューアルオープンの概要が決まりました。20代から40代の女性層をメインターゲットに,京都では初となる店舗が出店するほか,アンケート調査でご要望の多かったトイレを増設するなど,地下鉄四条駅が新しい商業スペースとして“心弾むワクワク空間”に生まれ変わります。
そこで,新しく生まれ変わる地下鉄四条駅のイメージにあった,市民の皆様に親しんでいただける愛称を募集します。ますます便利になる地下鉄を是非ご利用ください!
1 リニューアルオープンの概要
(1)特 色
・ 「地下空間を心弾むワクワク空間に!」という開発コンセプトに基づき,公募選定した話題性の高いテナントが出店。待ち合わせの場所や休憩施設としてもご利用していただける商業スペースを創出します。
・ 昨年7月に実施したアンケート調査において,お声の多かった構内トイレを地下2階に増設します。女性トイレには,本市地下鉄で初めてとなるパウダーコーナーを設置します。
(2)概 要
ア 所 在 地 京都市下京区二帖半敷町地先 地下鉄四条駅構内
イ 商業利用面積 約1,200㎡(うち店舗面積 約530㎡)
ウ 店 舗 数 8店舗(地下1階5店舗,地下2階3店舗)
エ 開業予定 平成22年9月末
(3)出店店舗(予定)
・ ベーカリーの志津屋
・ ボディーケアのラフィネ
・ スーパーマーケットの成城石井(京都初出店)
・ 青山フラワーマーケット(京都初出店)
・ カフェ・ドゥ・メトロ(京都初出店) など
2 愛称募集について
(1)募集概要
ア 応募資格
どなたでもご応募できます。
イ 応募方法
官製はがき又は京都市交通局ホームページの応募フォームにて受付けますので,以下の事項を記入し応募してください。
○ 愛称
※ ひらがな・カタカナ以外の場合は,ふりがなを付してください。
※ 既に他の建築物等の名称になっているものや,あまりにも長い名称等は避けてください。
○ 愛称の説明
※ 名付けた理由などを簡潔に記入してください。
○ 住所,氏名,年齢,性別,電話番号
※ いただいた個人情報は,今回の募集以外の目的には一切使用しません。
※ 1応募につき1点まで。ただし,お一人何点でもご応募できます。
ウ 応募先
(ア)官製はがき
〒616-8104 京都市右京区太秦下刑部町12
京都市交通局企画総務部企画課「愛称募集」係
(イ)ホームページの応募フォーム
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000079390.html
エ 締切
平成22年5月18日(火曜日)午後5時【必着】
オ 問合せ先
京都市交通局企画総務部企画課 電話075-863-5068
カ その他
・採用作品に関する諸権利は京都市に帰属します。
・応募作品の返却はしません。
(2)結果発表
・6月頃
・採用作品は決定次第,採用者に通知するとともに,ホームページ等で発表します。
「地下鉄の日」の制定について~地下鉄5万人増客を目指して地下鉄の誕生日を記念した多彩なイベントを開催!~
京都市では,平成30年度までに地下鉄増客5万人を達成するという目標に向けて全庁を挙げて取り組んでいます。本年5月1日から,目標実現に向けた「キックオフ月間」として様々な地下鉄利用促進のPR活動を展開します。
この度,新たな地下鉄利用促進策として,京都市営の地下鉄が誕生した5月29日を「地下鉄の日」と定め,市民の皆様と一緒に地下鉄の役割を考えるシンポジウムや,「駅ナカスイーツ♪」ベスト10の即売会,地下鉄駅を巡るスタンプラリーなど,地下鉄に親しんでいただくためのイベントを実施します。ご家族,ご友人と一緒に「地下鉄の日」をお楽しみください!
1 「地下鉄の日」について
市民の皆様に,地下鉄をより身近に感じ,親しんでいただく日として「地下鉄の日」を定め,環境にもやさしく,京都市民の共通財産である地下鉄について考えていただき,市民の皆様の生活や京都のまちづくりに最大限活用していくことを目指します。
(1)制定日 5月29日
(2)由 来 昭和56年5月29日に地下鉄烏丸線(北大路駅から京都駅)が営業を開始した
日を記念しました。
2 開催イベントについて
(1)記念イベントの開催
ア時間 午前9時45分~午前11時45分
イ内容(予定) 京都堀川音楽高等学校の皆さんによる音楽演奏
地下鉄建設時の記録映像の上映
講演 杉本節子(財団法人奈良屋記念杉本家保存会事務局長,料理研究家)
パネルディスカッション
「私たちの生活と地下鉄~未来の京都を支える都市装置~」
パネリスト:茂山千三郎(狂言師)ほか
ウ 場 所 京都堀川音楽高等学校音楽ホール
(中京区油小路通御池上る,地下鉄二条城前駅下車すぐ,電話075-253-1581)
エ 参加費 無料
オ 特 典 記念イベント終了後,アンケートにご回答いただいた方には,
もれなく「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」をプレゼントします。
カ 申込み 不要 (定員300名,先着順)
(2)地下鉄駅でのイベント
ア 地下鉄烏丸御池駅
正 午 「駅ナカスイーツ♪」ベスト10即売会
午後1時 忘れ物・市電レール・交通局グッズ等販売会
(傘などの忘れ物,壬生庁舎の撤去で発掘された市電レール等を販売)
※ 売切れ次第,終了します。
サブウェイ・パフォーマー模擬演奏会
(現在募集中の「サブウェイ・パフォーマー」の模擬演奏会を実施します。)
イ 地下鉄山科駅
午後2時 アートパフォーマンス
(学生や「DO YOU KYOTO?ネットワーク」メンバーのアーティストらが踊り・
音楽などを実演します。)
(3)3会場を巡るスタンプラリー
ア 内容 「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」などを使って,京都堀川音楽高等学校音楽ホール,地下鉄烏丸御池駅,地下鉄山科駅の3つの会場を巡り,スタンプを集めていただきます。
イ ゴール地点 地下鉄山科駅
ウ 締め切り時間 午後4時まで
エ 特典 スタンプを集めるともれなく地下鉄オリジナルスイーツ「水尾の柚子ちーず麿のお気にいり」1箱(5個入り)をプレゼントします。
※プレゼントは,お一人様1箱に限らせていただきます。
<京都市営地下鉄1dayフリーチケット>
地下鉄全線が1日乗り放題。大人600円,小児300円。
ご利用当日,二条城,京都市美術館,京都市動物園,無鄰菴,
京都国際マンガミュージアム,京都文化博物館で優待割引が受けられます。併せてご利用ください。
お問い合わせ先
京都市 総合企画局市長公室広報担当
電話:075-222-3094
ファックス:075-213-0286