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水垂地区における基盤整備のための構想

ページ番号72338

2009年12月8日

 

平成12年3月24日

<総合企画局>

 

水垂地区における基盤整備のための構想

 

1.策定の趣旨

 

 水垂埋立処分地は,21世紀の京都の活力を担う重要な地域として期待される本市南部地域においても,大部分について本市が所有する数少ないまとまった土地であり,また,関西圏の3大都市である京都・大阪・神戸を結ぶ国土軸上に位置する等,広域的なニーズに対応した新しい都市機能としての可能性を秘めた貴重な場所であります。
 本構想は,同処分地の跡地について,新しい都市機能を計画的に整備するという観点から,埋立処分地跡地としての特性や本市南部地域における位置付け等に留意しつつ,土地利用の骨子となる基盤整備のための構想をとりまとめたものです。

 

2.基本的な考え方

 

(1) 良好な居住環境の実現   埋立事業に理解・協力してきた地元住民の,建設省の桂川引堤事業に伴う移転代替予定地(E1ブロック)への移転に配慮し,移転代替予定地及びその周辺について,良好な居住環境の実現を図ります。

 

(2) 環境と調和した都市機能の整備   同処分地の全体計画の具体化にあたっては,埋立処分地跡地の利用という点に鑑み,『環境との調和』を視点に入れて取り組むこととします。

 

(3) 本市南部地域における水垂地区の位置付けと今後の方向性   水垂地区は,高度集積地区などとともに本市南部地域の創造のまちづくりにおいて重要な位置付けにあることから,利用計画については,南部のあり方を総合的に検討する中で,他の地区に係る検討の進捗状況に鑑みながら,その具体化を図ります。具体化にあたっては,地区周辺との整合性に留意した検討を行います。

 

3.概  要

 

(1) 水垂地区における基盤整備のための構想』(土地利用の骨子)   本構想においては,「桂川引堤事業に伴う移転代替地の確保」が土地利用の前提となっており,この事業をスムーズに進めることを優先的に考慮しています。そのため,『水垂地区における基盤整備のための構想』(土地利用の骨子)を次の点とします。 

 

 桂川引堤事業に伴う水垂町の移転代替予定地(E1ブロック)の『居住ゾーン』としての位置付けを,土地利用の基本事項とした上で,『居住ゾーン』及びその周囲に係る整備を先行的に実施するものとする。

『水垂地区における基盤整備のための構想』図表へ

 

 

(2) 土地利用ゾーニング(案)

 

ア 先行的基盤整備計画(共通事項)
<内容>E1ブロックを『居住ゾーン』,その周囲を『レクリエーションゾーン』

イ 利用構想イメージ(3案)
 これらは,あくまで本市からの提案の一例として提示するものです。
<内容>先行的に整備するエリア以外について,『広域集客ゾーン』及び『産業ゾーン』の組み合わせにより3パターンを設定
[整備手順]…南から北へ3段階の整備

 

4.策定後のスケジュール

 

平成13年度~…基本計画検討
基本計画策定後…担当局で施設整備ヘ向けた取組を開始

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お問い合わせ先

総合企画局 プロジェクト推進室 環境整備担当
電話: 075-222-3032 ファックス: 075-213-0443

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