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京都市市民参加推進フォーラム第4回市民活動部会 議事概要

ページ番号35286

2022年6月28日

 

1 日 時

平成17年8月26日(金)午後3時30分~5時30分

 

2 場 所

本能自治会館

 

3 出席者

乾副座長,竹下委員,西嶋委員,江田委員,大島委員,千葉委員,不破委員

 

4 議 題

(1) 本能まちづくり委員会へのヒアリング調査

(2) その他

 

5 質疑応答

○まちづくり委員会の発足について

  • 京都市からの呼びかけが発足のきっかけだったが,その当時は地域住民の交流に関する諸問題が地域で起こっていたので,それらの問題を考える契機ともなった。発足当初のメンバーについては,各町内会から1名の委員の推薦をお願いし,10名くらいが推薦で選出され,推薦で出てくれた方は今でも活動を続けている。副会長は2名いるが,若手と地域組織に所属していない方を起用するなどの工夫をした。

○まちづくり委員会の委員について

  • 委員会の活動に参加してもらえれば誰でも委員になることができる。地区計画策定の際に開かれた説明会に参加したこと,イベントにボランティアで参加したこと等が委員になるきっかけとなっている。

○サラリーマンの参加は?

  • 会合やイベントには必ず参加しなければならないわけではないので,可能な限り参加してもらっている。まちづくりニュースの発行等の作業も,各自が分担して行っている。既存の地域活動の役職は忙しすぎるが,まちづくり委員会は好きなときに好きなことだけやれる。また,イベントの際には他の組織にも協力を求め,自分達だけで抱え込まないようにしている。

 

6 委員からの主な発言(ヒアリングの感想など)

  • 前回の部会では地域に根付いた市民活動と地域活動との連携の可能性について話をしたが,地縁組織でまちづくり活動を頑張っている人が意外と多いということがあまり知られていないように感じた。
  • 一住民が地域の中で活動をしたいと思っても,何かの組織に属していないと難しい。まちづくり委員会は活動をしたいと思う人は誰でも参加でき,地域とも連携していて,活動をする際には自治連合会等の地域組織のバックアップを受けている。地域を横にゆるやかにつなぐ組織となっている。
  • まちづくり委員会はイベントをきっかけにすべての地域住民と直接接するきっかけをつかむことができる。既存の組織ではそれがなかなかできない。
  • 活動を行うに当たっては,肯定から入るのか否定から入るのかで大きく違うと思う。お互いのコミュニケーションを大切にすることが重要だ。
  • まちづくり委員会の形態はNPO等の市民活動に似ているところがあるように感じた。参加が比較的簡単な,緩い枠組みを地域に作ることができれば,サラリーマン世代の参加も促進できるのではないか。
  • 従来の自治会(地縁組織)の活動は地域住民の親睦が主たる目的であったが,それに対する積極的な動きが生まれているようだ。その一つのモデルが本能学区や梅津学区のまちづくり委員会であって,その形態は志を持った人たちが集まった「志縁組織」でありながら,従来の地縁を大切に活動する「地縁組織」でもある新しいタイプのまちづくり活動だ。まちづくり委員会の活動は,地域活動の再生ではなく,新しいタイプのまちづくり活動の誕生と見る方がふさわしいと思う。

 

お問い合わせ先

総合企画局 政策推進室 市民参加推進担当
電話: 075-222-3178 ファックス: 075-213-0443

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