京都市市民参加推進フォーラム第3回市政参加・情報提供部会 議事概要
ページ番号35279
2022年6月28日
1 日 時
平成17年8月22日(月)午後3時30分~5時30分
2 場 所
「ひと・まち交流館 京都」第4会議室
3 出席者
宗田座長,江田委員,大島委員,長谷川委員,不破委員
4 議 題
(1)第2回部会の議事概要について
(2)市民参加円卓会議の実施結果について
(3)今後の部会活動について
(4)その他
5 委員からの主な発言
(1)市民公募委員制度について
- 円卓会議において市民公募委員制度は公募委員自身で改善していくべきだとの意見が出されたが,その動きを手助けすることが必要だ。市民公募委員制度の課題は市民公募委員とともに試行錯誤しながら改善していくべき問題だ。
- 市民公募委員の中でも知識や専門性に差があるようだ。市民公募委員へのフォローは大切だが,市民に参画してもらい,満足してもらうだけでは制度の目的を達成したとはいえない。積極的に審議内容を勉強する等,市民公募委員自身の努力も必要だと思う。
- 市民公募委員には審議会や行政に「選んでもらった」という感覚があり,そのことが影響して,あまり批判的な発言をしにくくしているのではないか。その点でも審議会における市民公募委員の割合については一度検討してみなければならないと思う。
- 市民公募委員の人数を増やすことと市民公募委員の参画している審議会を増やすこととは並行して考えるべき課題だ。市民公募委員の人数が増えることによって,審議会のあり方も必然的に見直さざるを得なくなると思う。
- 審議会や行政が市民公募委員の参画を求めるのならば,どのような立場で意見を求めているのかを募集の際にはっきり明示しなければならない。そのためには事務局や座長のきめ細かい運営が重要だと思う。
- 現在の市民公募委員は自薦だが,現場で経験を積んだ市民を地域が選出するような他薦の方法もあるのではないか。
- 審議内容が専門的で市民公募委員が参画しにくい審議会もあるが,市民に分かりやすく説明する必要が生じるという点において,参画する意味はあると思う。市民公募委員が市民感覚で問題点を指摘することは,専門的な審議会の場であっても有効だと思う。
- 審議会に参加することが即ち市民参加になるのかといえばそうではない。審議会に参加してもその意見が市政に反映されなければ,市政参加をしたことにはならない。意見が反映されないのであれば地域で市民活動をした方が有意義だと思う市民もいるのではないか。
【まとめ】
市民公募委員制度は過渡期にある。多様な問題を抱えていているが,その改善点は公募委員と審議会の両者にある。その改善点をまとめて提案に盛り込んでいきたい。
(2)今後の部会活動について
- 住民投票制度については,計画に盛り込まれた経過を再検証し,合わせて事務局の調査結果の報告を聞くこととしたい。
- 京都市には職員提案制度があるが,その延長として市民提案制度を考えてみてはどうか。
- 出前トークについては,今後より良いものにするためにも,実際に出講した職員の反応を聞き,問題点と改善点を抽出してノウハウ集のようなものを作成する等の後方支援を行うことが必要だ。
- 職員のフレックス勤務制についても再度検討する必要があるのではないか。
【まとめ】
次回は市民参加推進計画の点検項目をリストにし,主だった項目の点検作業を進めていくこととしたい。
お問い合わせ先
総合企画局 政策推進室 市民参加推進担当
電話: 075-222-3178 ファックス: 075-213-0443