御池通シンボルロード・アート作品の紹介について
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2019年6月17日
~アートとは~
御池通を「市民の皆様に親しまれ,生活に潤いと安らぎを与える道路として,また,世界の人々を魅了する京都のメインストリートとして,新たなときめきとにぎわいの空間となるよう整備する」ために,御池通をシンボルロードと位置付け,「道路整備事業」,「アート空間創生事業」が完了しています。
このシンボルロード整備事業の一つとして,再整備される御池通の道路空間に導入したもので,文化とにぎわいの空間づくりに寄与するものです。
~どんな作品か~
「庭としての御池通」をテーマとして,アート空間の創生を目指して,学識経験者等からなる「御池通パブリックアート懇談会」の助言をいただきながら,作品構想の選定を進め,平成12年3月に第1次作品として「宇宙の時間」を河原町御池交差点に設置しました。引き続き平成14年3月に,河原町交差点~木屋町交差点間に「アイランド・レイク(水の浮島)」を設置しました。
~作品の紹介~
第1次作品「宇宙の時間」の概要
時計塔「ゴールドリング・煌(きらめき)」と「星の誕生」の2つの部分から構成され,「時」をテーマにダイナミックな星の誕生の映像や,刻々と変化する金環食の軌跡を通じて,宇宙規模の雄大な時間の流れに思いを馳せ,地球環境の大切さと,次世代への展望を語りかけてくれる作品です。

第1次作品 『宇宙の時間』
第2次作品「アイランドレイク(水の浮島)」の概要
平安京の神泉苑に代表される庭園の池(御池)と,それに通じる道としての御池通にちなんで,「アイランド・レイク(水の浮島)」つまり「水の庭」をテーマとしています。
東山の借景と,自然を表現する日本の庭づくりの技を用い,池=水,青色発光ダイオードの光=星,光の波=空気,モニュメント柱=水辺の植物,東山(借景)=土をそれぞれ自然物の象徴として,自然の循環体系を全体で表現している作品です。

撮影者 畠山 崇 氏(第2次作品 昼)

第2次作品 夜(撮影者 畠山 崇 氏)
ご注意
作品は,芸術作品です。作品の東西端に設置している憩いの広場等でご鑑賞ください。
作品の池には入らないでください。
お問い合わせ先
京都市 総合企画局総合政策室政策総務担当
電話:075-222-3033
ファックス:075-212-2902