文化財対象物に対する電気設備安全点検を実施!
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2025年11月21日
保昌山保存会で電気設備安全点検を実施!
京都市消防局では、国民的財産である貴重な文化財から火災等の災害から守るため、特定文化財対象物に設置されている電気設備の安全点検を行っています。文化財から出火原因として、電気コード等からの火災は常に上位にあり、ひとたび発生すると発見が遅れ大きな火災となる傾向があるため、定期的な点検が必要です。この点検は、一般社団法人京都電業協会の協力を得て昭和51年から実施しているものです。
下京消防署では、令和7年10月27日(月曜日)に「保昌山保存会」で電気点検を実施しました。
当該建物は、祇園祭の保昌山を有する町内で、会所家(1870年造営)、土蔵(1808年造営)及び稲荷大明神社が建ち、祇園祭町会所として貴重であり、京都市指定文化財として指定されています。
京都電業協会の会員である電気技士が、電気配線、コンセント、分電盤等の不具合個所の有無について点検しました。
点検終了後、関係者に対して電気点検の結果報告と日頃からの清掃、点検の重要性をお伝えしました。
点検の様子
お問い合わせ先
京都市 消防局下京消防署
電話:075-361-4411
ファックス:075-341-1999






