令和7年度西京消防団大規模災害対応訓練を実施しました。
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2025年11月18日
西京消防団 大規模災害対応訓練実施
令和7年10月19日(日曜日)、西京消防団では大規模災害が発生した際の災害対応能力を向上をさせることを目的に、京都市消防活動総合センターにおいて、西京消防団15分団一斉合同訓練を実施しました。
西京消防団全15分団が集合しました。
岡本団長の訓示で団員全員の士気が高まります。
訓練は、花折断層を震源とする地震が令和7年10月19日(日曜日)午前7時に発生し、市内で「震度7」の揺れが観測され、西京区において大規模火災が発生したという想定で実施しました。大規模災害が発生した際には複数の分団による協働活動が想定されることから、西京15分団を、(嵐山東・松尾・松陽)・(桂川・桂・桂徳)・(大枝・桂坂)・(桂東・川岡・川岡東)・(樫原・新林・福西・大原野)の5組に分けて訓練を行いました。
訓練前に訓練想定の詳細説明を受けました。
訓練開始前に組毎に分かれて活動内容を調整します。
今回の訓練は、各分団の活動内容は指定せず、詳細な燃焼状況等も事前に周知しない形での実施であったため、訓練実施に先立ち、15分間の時間を設け、活動内容の打合わせを各組ごとに行い、その後、田原警防担当副団長の合図で一斉に訓練が開始されました。
訓練ではトランシーバーの活用を含めた各組内の連携、建物の燃焼状況の確認などを迅速な判断を行いながら、普段から訓練に励んでいる各分団員の災害対応能力が発揮されました。
防火水槽へ手早く吸管を投入します。
各組に分かれて迅速に行動します。
中継ポンプでも息の合った活動が続きます。
延焼方面への放水により、火災拡大を阻止します。
建物の燃焼状況を確認しながら消火活動を実施します。
小型動力ポンプ付軽積載車からも放水を行います。
1階のみが燃焼している家や2階のみ燃焼している家、全面燃焼している家など様々な燃焼の異なる建物への放水を行いました。放水口数も5口から8口、最終は10口と放水口数を増やしながら、消火活動を行いました。各分団指揮者は現場指揮本部へ集結し、田原警防担当副団長に現場状況及び活動状況を報告し、訓練を終了しました。訓練後に実施した検討会では、早期放水の実施、中継ポンプを使った中継体形の構築、各分団同士の連携、延焼防止を第1優先とした包囲体形の構築など訓練の主眼についての解説も行われ、これからの西京消防団の災害対応のさらなる強化につながる訓練となりました。
現場指揮本部に現場状況や活動状況を報告する各分団指揮者。
訓練終了後、西京消防署長からは西京区の安心・安全を守るための一層の協力を求められました。
お問い合わせ先
京都市 消防局西京消防署
電話:075-392-6071
ファックス:075-381-1999






