右京消防署員が第53回消防救助技術東近畿地区指導会に出場
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2025年7月29日
令和7年7月25日(金曜日)に京都市消防活動総合センターで「第53回消防救助技術東近畿地区指導会」が開催されました。この指導会は、東近畿地区7府県の救助隊員約300名が一堂に会し、様々な救助事故現場を想定した訓練において、日頃磨き上げた消防救助技術を披露するものです。右京消防署からは、梅津特別救助隊の大崎消防士長が陸上の部「引揚救助」、橋本消防士が水上の部「水中検索」、「水中検索救助」に出場しました。当日は気温が37度と大変暑い中でしたが、大崎消防士長と橋本消防士は、日頃積み重ねてきた訓練の成果を発揮していました。結果については、大崎消防士長、橋本消防士共に優秀な成績を収め、令和7年8月30日に兵庫県で開催される「第53回全国消防救助技術大会」に出場します。
引揚救助訓練
引揚救助訓練は、5名(要救助者を含む)1組で、2名が空気呼吸器を着装して塔上の出発点から降下し、検索後に要救助者を「二人搬送」により救出。他の2名と協力して塔上へ引き揚げ、救助及び脱出するまでの安全性・確実性と合わせて所要時間を評価するものです。
訓練の様子(大崎消防士長はゼッケン4)

水中結索訓練
水中結索訓練は3名1組で、スタート地点から20メートル先の水中に沈めてある結索環に、携行の小綱で3種類の指定された結索をリレー方式で行い、その確実性と所要時間を評価するものです。
水中結索訓練の様子(橋本消防士は緑色のロープをたすき掛けしている職員)
水中検索救助訓練
水中検索救助は、4人1組で、2人が水面と水中を交互に検索し、要救助者(マネキン(訓錬人形))を発見後、水面に引き揚げ、他の2人が協力して要救助者を対岸に救助する訓練で、救助するまでの安全性・確実性と合わせて所要時間を評価するものです。
水中結索救助訓練の様子(橋本消防士は上部写真)
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京都市 消防局右京消防署
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