教業学区総合防災訓練・地域発災型訓練を実施!
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2024年11月28日
教業学区総合防災訓練
教業学区自主防災会(会長 嫁兼弘純)の主催により、令和6年11月10日(日曜日)に元教業小学校において、教業学区総合防災訓練が実施されました。
震度6強の地震が発生したとの想定で、各家庭から避難所である元教業小学校への避難、元教業小学校での防災講話、避難所開設・運用訓練、救急訓練及び消火器訓練が行われました。
各家庭から地域の集合場所へ
教業学区では、地震発生時に、各家庭の無事を周囲に知らせる「黄色のハンカチ」の取組を独自に行っています。
地震発生後に、「黄色のハンカチ」が玄関先に掲げられ、各町内の自主防災部長はメガホンなどで情報伝達を行いながら、黄色のハンカチの有無を確認して回りました。
その後、地域の集合場所へ集まり、災害への備えなどの情報共有を実施した後、避難所である元教業小学校へ避難を開始しました。
今回、姉西町自主防災部では地域の集合場所において、後述する「初期消火に重点をおいた地域発災型防災訓練」を実施しました。
避難所での訓練
避難所では、災害に対する備えや、防災意識の向上を目的に、各種訓練を実施しました。
・防災講話(トイレ(衛生管理)について、能登半島沖地震、すまいの耐震化)
・段ボール等を活用した避難所設営訓練
・心肺蘇生法、三角巾を活用した応急手当
・HUG劇場~避難所にお客様はいない~の実施
初期消火に重点をおいた地域発災型訓練を指導!
京都市消防局では、地震発生時における「初期消火に重点をおいた地域発災型訓練」を自主防災部(主に町内会単位)に対して指導を進めています。
地域発災型訓練とは、地震発生後にまず身の安全を確保した後に、近所にある地域の集合場所へ避難し、集まった住民同士が共に協力し合いながら、火災の拡大防止や救出救護訓練を行う、いつも生活している場所を会場としたシナリオのない訓練のことです。行政の対応力だけでは不足する震災時に、地域で助け合う共助の力を高めることを目的としています。
総合防災訓練における地域の集合場所での取組として、姉西町自主防災部に対して、「初期消火に重点をおいた地域発災型訓練」を指導しました。姉西町自主防災部の皆さんに訓練参加していただき、さらに元教業小学校への避難行動中に近くを通られた隣接自主防災部の方の見学や参加もあり、多くの人数で実施できました。
お問い合わせ先
京都市 消防局中京消防署
電話:075-841-6333
ファックス:075-802-1999