文化財対象物に対する電気設備安全点検を実施!
ページ番号333953
2024年11月1日
鳥彌三(とりやさ)で電気設備安全点検を実施!
京都市消防局では、国民的財産である貴重な文化財を火災等の災害から守るために、特定文化財対象物に設置されている電気設備の安全点検を行っています。文化財からの出火原因として、電気コード等からの火災は、常に上位にあり、一度発生すると、発見が遅れ、大きな火災となる傾向があるため、定期的な点検が必要です。この点検は、一般社団法人京都電業協会の協力を得て昭和51年から実施しているもので、今年で49回目となります。
下京消防署では、令和6年10月17日(木曜日)に「鳥彌三(とりやさ)」において電気点検を実施しました。
当該建物は、1788年(天明8年)創業の鳥料理専門店です。江戸後期の建築物で、木造2階建ての切妻造、外観の出格子や2階にある縁の格子組手すりなど建築当時の趣を残した国の登録有形文化財です。
京都電業協会の会員である電気技士が、電気配線、コンセント、分電盤等の不具合箇所の有無について点検を行いました。
点検終了後、関係者に対して電気点検の結果報告と、日頃からの清掃、点検の重要性をお伝えしました。
点検の様子
お問い合わせ先
京都市 消防局下京消防署
電話:075-361-4411
ファックス:075-341-1999