『多数傷病者対応能力向上訓練』を実施しました!
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2024年9月13日
下京消防署では、署のマネジメントプランの取組事項として、令和6年6月に下京消防署員を対象とした「多数傷病者対応能力向上研修」を実施しました。
JR福知山線脱線事故や京都市東山区祇園の交通事故、さらには京都アニメーション火災など多数の傷病者が発生する事態に対して、迅速かつ安全に対応していくことは消防署にとって大きな使命の一つと考えます。
研修では、災害時に多数の傷病者が発生した場合に傷病者の緊急度・重症度に応じて適切な処置や搬送を行う手法として、傷病者に治療優先順位を決める「トリアージ」の方法や災害時における消防隊や救急隊の実施事項についても確認を行いました。
今後は、管内施設において、多数傷病者発生事故を想定した図上訓練を行うなど、更なる知識及び技術の向上に努めてまいります。

研修中の様子
消防隊や救急隊の活動について検討している様子
表面
「トリアージタッグ」
トリアージタッグとは、トリアージの際に用いる識別票のことで、災害などで多数の負傷者が発生した場合、傷病程度によって治療や搬送の優先順序を判定し、4種の色と数字で示す紙票です。優先順序のほか、本人の氏名や年齢、傷病程度、応急処置の内容などを記入する欄があり、原則として負傷者の右手首につけます。
裏面
お問い合わせ先
京都市 消防局下京消防署
電話:075-361-4411
ファックス:075-341-1999