第51回消防救助技術東近畿地区指導会に出場しました!
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2023年8月10日
令和5年7月28日(金曜日)、炎天下の中、京都市消防活動総合センターで第51回消防救助技術東近畿地区指導会が開催されました。
伏見消防署からは、南浜特別救助隊の隊員が「引揚救助」「ロープブリッジ救出」「溺者救助」「水中検索救助」の4種目に出場し、令和5年8月25日(金曜日)に札幌で開催される「第51回全国消防救助技術大会」の出場を目指しました。
それぞれの種目で競い合った結果、「溺者救助」と「水中検索救助」の2種目に出場した隊員が、全国消防救助技術大会への出場権を手に入れました!
陸上の部
引揚救助(団体)
5名(要救助者を含む)1組で、2名が空気呼吸器を着装して塔上の出発点から降下し、検索後、要救助者を抱きかかえて救出し、塔下に搬送、塔上の2名と協力して塔上へ引き揚げ、救助を行います。
ロープブリッジ救出(団体)
4名(要救助者を含む)1組で、2名が対面する塔上の要救助者を救出するため、水平に展張されたロープを渡過し、塔に進入、救出し、脱出します。
陸上の部の様子

水上の部
溺者救助(団体)
3名1組(要救助者を含む)で、救助者と補助者の2名が協力して浮環に救助ロープを結着した後、補助者がプール内に投下、救助者が25メートル先の要救助者の位置まで搬送、これに要救助者をつかまらせ、補助者が救助ロープをけん引して、プールサイドに引き揚げます。
水中検索救助(団体)
4名1組で、2名が水面と水中を交互に検索し、要救助者(「マネキン(訓練人形)を使用」)を発見後、水面に引き揚げ、他の2名が対岸の救出地点まで協力して運んで泳ぎ、救助します。
水上の部の様子

技術訓練(水上の部)
技術訓練の向上、新しい資器材の導入等を目的とし、東近畿地区から一堂に会する消防救助隊員の発表の場として、水上の部で京都市消防局の訓練を実施しました。
訓練は、「京都市内の河川において、ボート1艇が操舵を誤り、岩場に座礁して転覆、乗員2名のうち1名が、転覆したボート上で救助を求めている。その1名を救出後に事情聴取した結果、転覆ボート付近の水中にもう1名要救助者がいることが判明した。」という想定で、救出活動が展開されました。
伏見消防署からは、南浜特別救助隊の隊員1名が参加し、要救助者の救出訓練を行いました。

お問い合わせ先
京都市 消防局伏見消防署
電話:075-641-5355
ファックス:075-643-1999