令和5年夏の文化財防火運動~長谷川家住宅消防訓練~
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2023年7月25日
令和5年夏の文化財防火運動~長谷川家住宅消防訓練~
京都市消防局では、市内に数多くある貴重な文化財を火災や震災から守り、市民の皆様に文化財に対する防火・防災の意識を高めていただくため、7月12日(水曜日)から同月18日(火曜日)までの間「令和5年夏の文化財防火運動」を実施しました。
南消防署でも、7月14日(金曜日)に登録有形文化財の長谷川家住宅において、龍吐水(江戸時代から明治時代にかけて用いられた消火器具)の研修と陶化老人デイサービスセンターの職員、陶化消防分団及び消防職員合同での消防訓練を実施しました。
龍吐水研修

長谷川家住宅には約150年前の龍吐水が現存します。龍吐水は当時高価(約十両・現在の価格にして約250万円)なもので、江戸幕府は京都御所と二条城付近に配置しました。長谷川家住宅では、貴重な文化財を守るために、自ら購入し、火災に備えました。本研修では、参加者が龍吐水の構造を見学するとともに、龍吐水の放水を体験しました。
合同消防訓練
陶化老人デイサービスセンター職員による初期消火

陶化消防分団と南消防署消防隊による放水

お問い合わせ先
京都市 消防局南消防署
電話:075-681-0711
ファックス:075-671-1999