北消防署員がタイで開催されるトレイル&マウンテンランニング世界選手権に出場します!
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2023年7月25日
トレイルランニングを御存知ですか?
皆さんは、トレイルランニングという陸上競技を御存知でしょうか?
略してトレラン、トレイルランと呼ばれたり、山岳レースとも呼ばれたりします。名前のとおり登山道などの山道を走る競技ですが、同じく不整地を走るクロスカントリー競技と違うところは、山の中のけもの道など道なき道や累積標高差数千メートル以上あるコースを100km以上走るレースもあり、一昼夜走り続けなければならないこともあるため、ドリンクや雨具が入ったリュックサックを背負って走らなければならないところなどで、非常に過酷な競技といえます。
北消防署にトレイルランニングのトップ選手が勤務しています!
実は、北消防署には、このトレイルランニングの国内トップ選手が勤務しています。
消防課第二部 北第2消防隊長の西村広和消防司令補です。(以下「西村隊長」といいます。)
西村隊長は、本年4月に開催されましたウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)(※1)に出場し、男性の出走者1,579人中、18時間15分32秒という好タイムで見事優勝を果たしました!
西村隊長は、はしご車を運用する消防隊の隊長です。

「隊長の体力はスゴイです!」
また、8月にフランスで開催されましたウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)(※2)にも出場しましたが、こちらは上位入賞を果たせず、優勝したスペイン人選手とは4時間半ほどのタイム差があり、海外のトップ選手との差を痛感させられたそうです。
西村隊長は、国内での様々なレースでの実績が評価され、令和4年11月3日~同6日にタイで開催されるトレイル&マウンテンランニング世界選手権に日本陸上競技連盟から日本代表として派遣されることになりました。
タイに向け出発する10月28日(金曜日)に北消防署において、署員に対し西村隊長からトレイルランニングの魅力について講演してもらい、最後は、署員一同激励の拍手で世界選手権へ送り出しました。
今後も、西村隊長の活躍に御注目ください!
トレイルランニングの魅力を熱く語る西村隊長。
西村隊長の話に聞き入る署員。

西村隊長と世界選手権で着用する日本代表ユニフォーム
トレイルランニングは、若い時からやっていなくても年齢に関係なく気軽に始められるスポーツで、4月のUTMFの女性部門の上位入賞者には64歳の方もおられたそうです。皆さんも、トレイルランニングを始めてみませんか?
※1 ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)
山梨県・静岡県をまたいで開催されるトレイルランニングのウルトラマラソンレース。総距離はおよそ100マイル(165.3km)、累積標高差は約8,000m。
※2 ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)
フランスの東南部にあるシャモニー=モン=ブランで開催される、ヨーロッパアルプスの最高峰モンブランを取り巻くフランス、スイス、イタリアにまたがる山岳地帯を走るトレイルランニングの大会。総距離169.4km、累積標高差約10,000m。
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京都市 消防局北消防署
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