国際消防救助隊の派遣状況

　京都市消防局では、海外において大規模な災害が発生した場合に消防機関の高度な資機材や技術を活用した捜索救助活動

等を実施する「国際消防救助隊」に、11名の救助隊員を総務省消防庁に登録しています。

　総務省消防庁は、国際消防救助隊を昭和61年の発足から現在まで、世界各地の被災地に21回派遣しており、京都市消防

局はそのうち5回の派遣実績があります。

　登録隊員は、年間を通じて総務省消防庁が主催する訓練に参加したり、局内での国際消防救助隊訓練を行うなど、来る

派遣要請に日々備えています。

　平成11年9月に台湾中央部で発生した地震では、救助隊員4名（中隊長1名、隊員3名）を派遣しました。

　平成15年5月にアルジェリア民主人民共和国ブーメルデス県ゼンムリ市付近で発生した地震では、救助隊員2名（隊員）

を派遣しました。

　平成16年2月にモロッコ王国アル・ホセイマで発生した地震」では、救助隊員1名（隊員）を派遣しました。

　平成23年2月にニュージーランドクライストチャーチ市近郊で発生した地震では、救助隊員3名（小隊長1名、隊員2名）

を派遣しました。

　メキシコ合衆国モレロス州アソチアパン市南東付近で発生した地震では、救助隊員3名（隊員）を派遣しました。