消防同意

　消防同意制度は、消防法第7条及び建築基準法93条に基づき、建築物の計画段階から消防機関が防火の専門家として、

建築確認申請書等の審査を行い、防火対象物の火災予防上の安全性の確保や火災が発生した際の被害軽減を図っています。

　建築物を建築しようとするときは、建築確認申請書を建築主事又は指定確認検査機関に提出して、建築確認を受けること

になります。その際に、建築主事及び指定確認検査機関は防火の専門家である消防長又は消防署長の同意を得る必要が

あり、これを「消防同意」といいます。

　なお、防火地域・準防火地域以外で建築される住宅については、通知事務となります。

　京都市消防局では、それまで京都市内の各消防署で行っていた消防同意事務を令和2年度から消防局で一元化し、「消防

同意事務センター」として運用を開始しました。

　同センターでは、京都市内で建築される建築物の計画・設計時の消防同意に係る事前相談や、建築主事又は指定確認検査

機関から送付される建築確認申請書について、消防用設備等を含む防火・避難に関する内容を審査して同意の事務を行って

います。