危険物安全週間の取組~職員研修~
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2023年7月25日
スプレー缶ガス等による燃焼実験
危険物安全週間の取組として,職員を対象に,可燃性ガスを使用した燃焼実験やガソリンの可燃性蒸気の引火実験を行い危険物の特性を改めて確認しました。
ガスが滞留した空間では,少しの火花で引火して爆発する危険性があります。私たちの生活に身近で便利なものですが,使用方法を誤ると爆発や火災などの大事故を引き起こす危険があります。


静電気を発生させることができるガラス製の筒の中に,可燃性ガスを溜めた状態で静電気を発生させると,一瞬で着火して爆発を起こし,容器のふたのコルクが上部に飛んでいます。
気体であるガスは目に見えにくく,いったん容器から出てしまうと,周囲へ広がっていくことを止めることは不可能です。
噴射剤に液化ガス(可燃性ガス)を使用しているエアゾール製品を使用するときは,注意表示を守って使用しましょう。

スプレー缶内部のガスの燃焼実験。写真では,殺虫剤を放出した状態で炎を近付けると,噴射するために使用されているLPG(液化石油ガス)に引火して,ガスが燃焼しています。
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