山岳救助の現地訓練を医師と合同で実施！（令和4年2月・3月）

　東山消防署では、令和4年2月及び3月に東山区内の豊国廟山林内で山岳救助を想定した現地訓練を実施しました。

　山岳救助での救助事故発生件数は、年々増加傾向にあり、山岳救助事故の内訳は遭難、滑落による負傷が多くの割合を占めます。今回実施した訓練は、登山者が滑落により重傷を負い、急斜面で動けない状態でいるとの想定で、救助ロープを活用しての救出、救急救命士による救急救命処置を行いつつ、負傷者の搬送を行う訓練を行いました。

　また、東山区内にある救命救急センターの医師にも訓練に参加していただき、現場での医師要請後、医療関係者との連携も視野に入れた訓練を実施することができました。今後も負傷者の迅速な救出や救命率の向上を意識し、より円滑で効果的な現場活動が実施できるように努めていきます。