次世代への伝承 ー市民指導業務編ー
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2021年3月17日
次世代への伝承 ー市民指導業務編ー
春の暖かい風を感じる3月の初旬,中京消防署では,消防学校を卒業した新人消防士が消防吏員として消防署の業務全般を理解し,活躍できる隊員となるための配置前研修を実施しているところです。今回は,住宅防火推進や応急手当普及啓発,消防水利開発を取り扱っている消防課市民指導担当の職員から研修を受けました。
消防課市民指導担当の職員は,長年,様々な消防業務に精通してきたベテラン職員の集まりです。新人消防士もその雰囲気をひしひしと感じていました。
研修が始まり,その様子を取材していると記者は,あることに気付きました。
研修の過程の中で,「消防士としての市民接遇」,「社会人としての身だしなみ」,「あいさつの大切さ」などを教えてくれていました。
なるほど。ベテラン職員と新人消防士の年齢差は親子以上になります。当然,世代としても違う世代になります。ベテラン職員がこれからの世代の職員に伝承していきたいことの根幹の一つが,このことであると記者も改めて気づきました。
研修が終了すると,新人消防士が「ありがとうございました!」と元気よくベテラン職員にあいさつをしていました。ベテラン職員は,優しい笑顔で新人消防士のあいさつに答えていました。
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