大量水・泡放水銃の取扱訓練を実施しました
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2021年2月5日
大量水・泡放水銃の取扱訓練を実施しました
西京消防署では,大量水・泡放水銃の取扱訓練を実施しました。
神社仏閣等の大規模木造建築物や工場等の危険物を取り扱う施設で火災が発生した場合は,輻射熱が強く,消防隊も容易に近付くことができないため,遠距離からの大量放水が必要になります。
松尾消防隊が積載している大量水・泡放水銃は,最大水平距離約65m,最大垂直距離約50m,最大放水量毎分約2,000Lの放水をすることができます。専用のアタッチメントを装着し,薬品と水を混合することによって,泡放水も可能です。通常時は車両上部デッキに取り付けており,車両上部から直接放水することができます。また,専用の銃座を使用することにより,消防車から離れた場所でも放水することができます。
消防車上部デッキからの放水
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専用の銃座を使用しての放水
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京都市には貴重な文化財が多数あります。それらには大規模な木造建築物が多く,一度失われると復旧は困難です。また,危険物を取り扱う施設などで火災が発生した場合,尊い人命が失われるおそれが大きくなります。そのような被害を軽減するためにも,日々訓練に励んでいます。
お問い合わせ先
京都市 消防局西京消防署
電話:075-392-6071
ファックス:075-381-1999