右京消防団訓練披露会を開催しました！

　右京消防団では，過去3年間で団員の4分の1が入れ替わるなど，入退団による団員の入れ替わりが激しく，災害対応力の維持向上が大きな課題となっていました。

　そこで，令和2年度の取組として7月から11月までの間を訓練強化期間とし，区内の24分団がそれぞれに放水活動の技能向上に取り組んできました。本訓練披露会は，この強化期間中の訓練成果を発揮する場として開催したものです。

　年度当初，災害対応力の強化を掲げ訓練計画を樹立した矢先に新型コロナウイルスの感染が拡大し，一時は消防団活動の実施が困難な状況にありましたが，新たな生活様式を実践し，感染防止に留意しながら訓練に取り組んできました。

　訓練披露会についても，検温，消毒，参加人員の制限やマウスシールドの着用など，感染防止対策を徹底したうえで開催しました。

　大規模地震により火災が発生したとの訓練想定で，防火水槽からホース5本を延長，出火建物に注水し，周辺建物への延焼阻止活動を実施しました。

　各消防分団から出場する団員は5名。より実災害に近い状況を再現し，団員間の連携と臨機応変な対応力が必要とされる訓練内容としました。