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京都市消防局

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火災から命を守る研修会を開催!

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2020年11月20日

火災から命を守る研修会を開催!

  南消防署(署長:小山佳久)では,11月9日(月曜日)に,令和2年秋の火災予防運動の一環として,管内の事業所の皆様を対象とした「火災から命を守る研修会」を京都市消防活動総合センター(南区上鳥羽塔ノ森下開ノ内)で開催しました。

 この研修会は,消防局が,伏見区桃山町の事業所火災で被害にあわれた方々への聴き取りや,消防庁消防研究センターと共同で作成した火災シミュレーションから,出火直後の建物内での避難行動について分析・検証を行った結果をまとめて策定した「火災から命を守る避難の指針」を基に,「火災(煙)からの避難」に着目した研修会です。

 当日は,2部構成とし,第1部は講演会及び動画鑑賞を行い,第2部は,参加型研修として実火災体験と避難行動体験を実施し,45事業所70名の方に御参加いただきました。

 第1部の講演会では,京都大学防災研究所 准教授 西野 智研(にしの ともあき)先生を招き,「京都アニメーション火災から何を学ぶべきか― 建築防災の視点から―」と題して,京都アニメーション火災をモデルに煙が建物内に滞留していく経緯を科学的に分析し,その結果から考えられるリスクと教訓について御講演いただきました。参加者の皆様もメモを取られるなど熱心に聴講されていました。

 その後,消防局が「火災から命を守る避難の指針」の内容を動画として編集した「火災から命を守る避難」(動画版)の上映を行いました。この動画は指針に基づき,火災の規模に応じて,避難経路を確保することや,屋内階段から避難できない場合は,ベランダからの「避難はしご」や「ぶら下がり避難」などによる避難方法を紹介しており,本市では初の動画を本格的に活用した研修会となりました。


第一部 講演会


西野准教授による講演


「火災から命を守る避難の指針」動画の上映

 第2部の実火災体験では,実際に杉の枝葉を燃やし,室内に煙と熱が滞留していく状況を確認しました。天井付近に熱を持った煙が滞留し,それがどんどん濃くなり降下していく状況を体験し,参加者の皆様も煙の恐ろしさを改めて実感されていました。

 また,避難体験では,煙が充満した建物から職員が避難はしごを使用して脱出したり,バルコニーから「ぶら下がり避難」をしたりする様子を見学したほか,参加者の皆様で煙の中の避難姿勢である「ダックウォーク」の練習や,着衣着火した場合の対処法の「STOP,DROP&ROLL」の体験,また扉の隙間から煙が漏れ出ることを防ぐ「目張り」について実施していただきました。参加者の皆様も講演や動画,実火災体験で煙の危険性を実感され,避難体験も真剣に取り組んでおられました。


第二部 実火災体験


第二部 避難体験 ダックウォーク


第二部 避難行動展示 ぶら下がり避難


第二部 避難体験 一時避難スペース「目張り」


スモークマシンによる煙の中を通過する体験

参加者からのアンケート結果
アンケート結果(回答数29)
今回の研修について非常に良かった。18
良かった。11
普通0
あまり良くなかった。0
良くなかった。0
今回の研修について良かったもの講師による講演13
火災から命を守る映像21
実火災体験22
避難行動実演14

 研修会終了後は,参加者の皆様から「本当に良い研修でした。」「改めて煙の危険性が分かりました。」「この動画を社内研修で使用します。」といった多くの御感想をいただきました。

 今回,新型コロナウイルス感染症が蔓延している中で多くの方が集まる研修会を開催することについて,批判や参加者が集まらないことも危惧していましたが,職員一同が少しでも多くの人に「火災から命を守る避難の指針」を知ってほしい,火災から命を守ってほしい,という強い思いがあり,感染防止対策をしっかり実施したうえで研修会を開催しました。その結果,参加者の皆様から高い評価をいただき,本当に研修会を開催して良かったと感じています。

 これからも南消防署では,誰もが安全で安心して暮らしていただけるまちを目指し,全力で防火防災活動に取り組んでまいります。

アンケートに寄せられた感想の一部(原文のまま記載)
事業所の階段の区画の有無を確認する様になった。
火災の恐れを実感でき,また火災発生時にどのように避難行動したらよいのかが分かった。
避難行動の姿勢高さ,素早く逃げることを考えれば立って行動が早いと思っていたが,立つことで危険にさらされることを理解した。
知識だけでなく実践的な研修もあり非常に印象に残り有益でした。
避難と聞くと火災が起きてからの行動ばかり考えていたが,建築の視点から考え,普段自身が利用する建物の構造や火災時の弱点など把握する必要があると感じた。
今回ご教示頂いた内容を社内展開したい。想像よりも煙層の発達が早いと理解した。
座学と体験の両方から火災を学ぶことができ,有意義な研修でした。ただもう少しゆとりをもって学べるとより良かったと思いました。ありがとうございました。
机上研修では実際の火災の火や煙の動きを感じることはできないですが今回実体験をすることで恐さも分かりました。その体験後に実演を見ることでより分かりやすく勉強になりました。
人命を第一にした避難行動を取るに際して冷静になりリーダーシップを取って迅速かつ効果的な誘導をしなければならない自覚を再認識した。防火扉の有効性,避難経路の再考,危険個所の再認識の必要性を痛感した。
避難行動の体験が参加者全員が出来るような方法及び時間を取ってもらえればさらに良かったのでは。
毎年避難訓練を実施しているが,ただ避難するだけでなく避難の方法もしっかり検討する必要があると感じた。毎年1回以上開催していただけると幸いです。非常に参考になります。
建物の構造について意識するようになりました。
実際の火災体験は貴重な体験でした。煙があんなに熱くなるとは思いませんでした。
煙は上に行くということは知っていましたが火災体験をしたことで,煙の層を実体験してかがんで避難の重要性を再認識しました。
社内の避難経路の再確認や防火扉の場所等をもう一度確認しようと思った。やはり日ごろの備えと心構えが生死を分けることにもなるのだなと痛感した。
煙の下の空気層がよくわかりました。社のセミナーで動画を使用させていただきます。どこへ行っても避難経路の確認をしようと思います。

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電話:075-681-0711

ファックス:075-671-1999