西京消防署敷地内で火災発生!
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2020年7月7日
ファイヤーコントロールボックスで火災の特性を確認
西京消防署では,若手職員(現場経験の浅い職員)を対象にファイヤーコントロールボックスによる燃焼実験を行いました。
ファイヤーコントロールボックスとは,火災の各種性状を確認するとともに,燃焼初期,拡大期,最盛期を視える化することで火災の危険性を学び,現場活動にいかすためのものです。
当日は,雨の影響で湿度も高く可燃物に火が付きにくいというトラブルにみまわれましたが,フラッシュオーバーやバックドラフトの発生状況や発生する前の予兆などを確認できました。
また,中性帯を崩さずフラッシュオーバーを抑制する放水の方法を学ぶこともできました。
消防の使命である「市民の生命と身体と財産を守る」ため,現場対応能力が向上した有意義な研修となりました。
第2弾,第3弾も計画中。ファイヤーコントロールボックスの様子
燃焼開始(ボックス内の温度は200度を突破!)
進入隊員に危険が!フラッシュオーバー発生(全面燃焼!)
全面燃焼後,ボックス内は酸欠に。開口部を開けるとバックドラフト発生!
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京都市 消防局西京消防署
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