令和2年度危険物安全週間の取組
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2021年7月13日
危険物安全週間の取組
優良危険物取扱者に対する消防局長表彰
令和2年度の危険物安全週間(6月7日(日曜)~同月13日(土曜))の取組みとして,区内の優良危険物取扱者(山田化学工業株式会社 製造二課課長代理 下野 由秀(しもの よしひで) 様)に対して,京都市消防局長(山内 博貴)からの表彰が行われました。
優良危険物取扱者の局長表彰は,例年,危険物安全週間中に開催される京都市危険物防災推進大会(京都市危険物安全協会・京都市消防局等共催)において,南区内で選考された方を表彰するものですが,今年は,新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から大会が中止されました。
このため,6月12日(金曜),小山佳久南消防署長が受賞者が勤務されている山田化学工業株式会社(京都市南区上鳥羽上調子町1番地1)に出向き,局長表彰の伝達式を行いました。

消防署での取組

南消防署では,次の推進事項を掲げ,危険物を取り扱っている施設の関係者に指導するなどの取組みを行いました。
1. 危険物の取扱いに係る安全対策の推進
危険物を取り扱うときは,危険物の性質・性状に応じて基本的な知識を持ち,正しい取扱いを実践するよう指導しました。
身近な危険物として,純度の高い消毒用のアルコールは危険物に該当し,その特性を理解し,使用状況によっては火災の危険が増すことから,取扱いには十分注意するよう指導しました。
2. 危険物取扱事業所の保安体制の強化
施設の定期点検や日常の点検などを実施し,不良箇所があれば速やかに改修するなど維持管理に努めるよう指導しました。
3. 危険物災害等に対する対応力の向上
危険物火災や流出事故などの危険物災害等に対応するため,消防職員が危険物に関する知識を深め,災害対応力の向上を図るため自主勉学を行いました。

<お願い>
危険物に関係する火災や流出事故の多くは人的ミス(ヒューマンエラー)から発生しています。日頃の行動や取扱いを再確認していただき,訓練などを通じ火災発生の危険を取り除いてください。
区民の皆さんも,身近に潜む火災の危険を見過ごしていないか,確認してみてください。
お問い合わせ先
京都市 消防局南消防署
電話:075-681-0711
ファックス:075-671-1999