救急活動に対する感謝状贈呈
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2020年2月21日
勇気ある行動で尊い命が救われました
下京消防署では2月17日(月曜日),下京区内の歩道で発生した救急事故において,迅速適切な応急手当を行い,心肺停止となった男性の心拍再開及び意識回復に貢献された常石和志(つねいし かずし)さんに対し,署長感謝状を贈呈しました。
令和元年12月29日(日曜日)午後5時22分頃,常石さんは,佐井通七条交差付近で倒れている男性を発見しました。
観察後,心肺停止状態であると判断,直ちに胸骨圧迫を実施し,通行人の女性に119番通報を依頼されました。常石さんは50回程胸骨圧迫をしたところで,倒れた男性が大きく口を開閉され,さらに30回程続けたところで,再度,口を開閉されたため,「助かるかもしれない。」と思ったとのことです。その後,何とか助かってほしいと胸骨圧迫を続けられ,到着した救急隊に活動を引き継ぎました。

常石さんは,仕事の関係で救命講習を受講されていたため,落ち着いて行動できたとのことでした。現在,傷病者の男性は,病院で順調に回復され,退院し社会復帰レベルまで回復されています。
下京消防署管内では,周囲の方々の勇気ある行動と適切な応急手当により尊い命が救われた救急事故が毎年数件あります。
皆さんも御家族や大切な方の命を救うために,是非,救命講習を受講してください。
お問い合わせ先
京都市 消防局下京消防署
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