京都市立松尾小学校4年生の防火学習を紹介します。

　京都市立松尾小学校の4年生は，毎年，防火学習に取り組んでおり，西京消防署も，その取組に参画し，消防体験などの授業を行いました。

　消防体験は，1～2時限目に京都市立松尾小学校内グラウンドにて行いました。

　はじめに，消防の仕事についての講話や消防車両，消防隊の装備品について学んでもらいました。見たことのない消防隊の装備品に児童は興味津々に話を聞いており，「見る・触る・持つ」など実際に体感してもらうことで，より消防隊の仕事について知ってもらいました。児童は，隊員の防火衣の着装を見て「すごい！早い！」，ホースを持ち「重たい！これを持って走ってるの！」，防火衣を触って「分厚い！暑そう！」と声を上げて驚き，普段聞けない話に多くの質問を投げ掛けていました。

　その後，消火器取扱訓練を行い，消火器の扱い方や初期消火の必要性，通報と避難の大切さについて学んでもらいました。消火器取扱訓練の児童は，もしものときを想像し，自分たちがすぐに行動を起こせるよう真剣に話を聞いておりました。

　最後に，消防車からホースを延ばし，消防隊が災害現場で実際に使用するガンタイプノズルを使用した放水体験を消防隊員と一緒に行いました。