暮らしの安心・安全フェア2019
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2019年9月17日
市民の皆様の前で署長感謝状の贈呈式も実施しました
下京消防署(署長:石井崇夫)では,9月8日(日曜日)に京都駅前地下街ポルタプラザにおいて,「暮らしの安心・安全フェア2019」を実施しました。
毎年,「救急医療週間」の行事の一環として,AEDを含めた応急手当の普及啓発を図り,「安心して住み続けられる『安心都市・京都』」の実現を目指す目的で実施しているものです。
当日は,AEDを含む心肺蘇生法などの応急手当指導や,下京東部及び西部医師会の医師による健康相談,子供用防火衣を使用した写真撮影コーナーを設置しました。
さらに今年は,京都駅ビルで発生した2件の救急事故において,それぞれ,AEDを使用した応急処置等を行い,心肺停止となった方の心肺再開及び意識回復に貢献された7名及び4団体の方に対し,署長感謝状を贈呈しました。
下京消防署管内では,周囲の方々の勇気ある行動と適切な応急処置により尊い命が救われた救急事故が毎年数件あります。
皆さんもご家族や大切な方の命を救うために,是非,救命講習を受講してください。
京都駅ビル南北自由通路救急事故での感謝状贈呈
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令和元年6月23日(日曜日)午後5時46分頃,京都駅ビル南北自由通路で倒れた男性に対し,塩瀬さんが観察のうえ,胸骨圧迫を実施し,京都駅ビル内から搬送されたAEDを装着し除細動を実施した。佐々木さん,與儀さん,前田さんが胸骨圧迫を交代で実施し,救急隊に活動を引き継いだ。なお,上記4団体の関係者の方々にはAED搬送やシートでのプライバシー保護に協力いただきました。
受賞者は次の方です。
(個人)
・塩瀬 依里さん(看護師) ・佐々木 真知子さん(元看護師) ・與儀 彩乃さん(看護師) ・前田 莉沙さん(看護師)
(団体)
・京都駅ビル開発株式会社 営業部事業課 ・株式会社ジェイアール西日本総合ビルサービス京都支店 京都駅ビル警備隊
・西日本旅客鉄道株式会社 京都駅 ・株式会社JR西日本メンテック京都駅ビル営業所
京都駅ビルエスカレーター救急事故での感謝状贈呈
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令和元年7月2日(火曜日)午前9時5分頃,光山さんが京都駅ビル南北自由通路エスカレーターで倒れた男性に対し,観察のうえ,胸骨圧迫を実施した。内線電話で救急事案の連絡を受けた岡田さんは駅係員にAED搬送を指示,搬送されたAEDを森川さんと協力し男性に装着,除細動を実施した。その後,3名で協力し,胸骨圧迫を継続し救急隊に活動を引き継いだ。
受賞者は次の方です。
・光山 久美子さん(京都ステーションセンター職員) ・森川 健一さん(警備会社(全日警)職員)
・岡田 正嗣さん(JR東海職員)
傷病者の男性は,それぞれ退院し社会復帰レベルまで回復されています。
お問い合わせ先
京都市 消防局下京消防署
電話:075-361-4411
ファックス:075-341-1999