消防のお仕事あれこれ~ホースの点検編~
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2019年8月5日
ホースの耐圧試験を行いました!
下京消防署では,現在,署内で保有する現場活動用ホースの耐圧試験を順次行っております。
火事の現場でホースを延ばし,いざ送水!の時に,ホースが破れていて,水が噴き出したら大変です。
そこで,普段送水するときよりも高い水圧をかけて,破れがないか,劣化していないかを調べるのです。
ホースを延ばしていざ送水開始!
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ホース(1本20メートル)を10本程度延ばし,折れがないようにします。
準備ができたら消防車から送水を開始します。水圧は徐々に上げていきます。
水が噴き出す穴を発見!
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今回検査したホースでは,1本だけ穴が開いているのが見つかりました。
写真では見えにくいですが,針先程度の大きさです。それでも大人の背丈以上の高さまで水が噴き出ています。
もっと大きな穴になると,すごい勢いで水が出ます。
〈消防豆知識〉
ホースが破れて水が噴き出すことを,「ホースがバスした!」と言います。
大抵は小さな穴なのですが,この穴を「ピンホール」と呼びます。小さな穴とはいえ,かなりの水圧ですので,結構な勢いで噴き出します。
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京都市 消防局下京消防署
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