長刀鉾合同消防訓練
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2019年7月22日
火の厄も長刀鉾で切る!
下京消防署(署長:石井崇夫)では,夏の文化財防火運動中の7月14日(日曜日),生稚児が乗る鉾として有名な長刀鉾において,消防合同訓練を実施しました。
この訓練は,長刀鉾保存会自衛消防隊,大丸京都店,東横イン四条烏丸,下京消防団豊園分団及び下京消防署が参加し,文化財における災害対応力の向上を図るとともに,祭礼期間中の安全を願って関係機関が合同で行いました。
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訓練は,長刀鉾内仮設電気設備から出火し,鉾収蔵庫に延焼危険があり,同収蔵庫に逃げ遅れが1名いるとの想定で始まりました。長刀鉾保存会自衛消防隊の迅速な通報と初期消火が行われ,近隣の大丸京都店と東横イン四条烏丸の職員も初期消火に加わりました。
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その後,活動は消防隊に引き継がれ,重要物品の搬出,長刀鉾への放水と逃げ遅れ1名を無事救出し,訓練は終了しました。
京都を代表する祇園祭の伝統鉾ということもあり,近隣事業所の職員の方にも参加していただきました。地元関係者の方々が一体となり,祭礼期間中の無事を願う強い気持ちが伝わった訓練となりました。
お問い合わせ先
京都市 消防局下京消防署
電話:075-361-4411
ファックス:075-341-1999